【異端人間】テスト回
トプ画は2023年9月沖縄旅行✈️帰りの飛行機。
「やべぇ……このままじゃ淘汰されるぅ!!!」
乙葉はテスト勉強につるんでいた。(中2)
乙葉はクラス内のグループA・グループB・グループCに所属しており、それは同じクラスにいる幼馴染の里菜と別のクラスの樹里を守るためだった。
グループAはオシャレでKPOP好きなグループで、とにかく優等生が嫌いな子達が多い。
グループAのリーダーと里菜がたまに揉めていたのでそれを見越して乙葉は仲介役になるために仲良くなったのである。
グループAにはかなり頻繁に出入りしている。
一緒にTikTok撮ったりKPOPダンスを踊ったりして割とノリが良い。
グループBは、Aによく淘汰されがちな一緒に漫画を描くようなオタク友達が多く、カーストは下位の方である。カースト上位のAと揉めた腹いせに里菜にあたる子も多かったので乙葉が仲介役になった。
たまに出入りして一緒に漫画を描いている。
グループCは里菜を敵視する優等生達が多いグループでカーストは中位くらい。
里菜を守るために持ち前のコミュニケーション能力を駆使して入ったのだが、そのグループのリーダーに乙葉はこう言われてしまう。
「あなた成績悪いじゃない。グループから抜けなさいよ??」
(う〜〜そんなわけにはいかないっ!)
乙葉「何だと? 今度のテスト待ってろよ!! クラスで総合10位以内には入るからな」
「助けて里菜〜! 私が助けてっていうのも変だけど!」
「勉強くらい自分でやりなさいよ。それに、私が彼女達に悪く言われたって知ったことじゃないわよ。私を憎むあの子達と仲良くしているのは気分悪いわ?」
「里菜にはクラスのみんなのこと好きになって欲しいからさぁ?」
2人が揉めてる中、樹里は興味なさそうに作文を書いている。
「あの子達を好きになるなんて絶対に無理だわ」
「そんなこと言わずにさぁ。もう分かったよ〜! 樹里に勉強教えてもらうから!!」
乙葉は樹里をチラッと見る。
樹里は手を止めて。
「乙葉は結局どうしたいのですか? グループの仲介役でいるのも時間の問題なのでは? 私との関係に気づいた弦見さんが、いつグループの皆さんに新山と仲良くするなと触れ回るか分からないのに」
「負けないっ! 戦うんだっ!」
「悪口なんて言わせておけば良いのに」と樹里は肩をすくめる。
ここは方東女子学園の教室の中。里菜は窓の外を見て「所詮私達には、居場所なんかないのよ?」と言う。
「……っ!! そんなことないよ、里菜っ!!」
乙葉は里菜を見つめる。
里菜は顔を背けていた。
「居場所なんてなくてもひとりを楽しめば良いのです」と樹里は言った。
乙葉は樹里の肩を掴んで「ぞんなざびじいごどいわないでよ〜!!!」と揺さぶった。
困った顔をする樹里。
「あ〜。テストが終わったら四ヶ岳ですねぇ。ふたりはクラスが同じでも、私はひとり」
そして樹里は振り返る。
「今までとは違って少々、寂しいですよね」
「ねー。そもそも四ヶ岳ってどーいうとこなんだろうねぇ」
「乙葉? まずは勉強よ?」
「そうだ! クラス総合10位以内には入らないと!!!」
ここからは🧡さんの改変である。
樹里「大体グループではぶられないために勉強するってだるくないですか?(性格変わってるw)」
里菜「私を守るためだから仕方ないわ」
樹里「言ったらどうですか? 本当は里菜を守るために仲良くしてるだけだからだるいんだよね! って!」
乙葉「でもあの子達悪い子じゃないかもしれないし、一緒に仲良くしてて良いところも見えてきたから……」
🧡「うーーん、でさ??」
樹里「もういっそのこと、私達と3グループで仲良くしたらいかがでしょうか!」
乙葉「え? けど各グループ間は仲悪いんだよ??」
🧡「うん」
樹里「別に漫画をTikTokに上げても良いと思うし、踊りが好きならみんなでオタ芸やるっていうのも良いと思うんですよ! 優等生の子達だって、勉強するよりはしゃぎたいでしょ?」
里菜「そもそも性格が合わないわよ」
🧡「……うん」
樹里「まあ合わないなんて当然ですよ? 大体グループ間でやること分かれてるって何なんです? みんなで好きなことやれば良いと思うんですけど。まあ私、四ヶ岳は皆さんと一緒にいられないんですけどね!!」
🧡「うん」
……らしい、です。
まあ、グッドエンドですよねー。
🧡「まだだよ」
乙葉「樹里こっちのグループ来なよ! ていうかもっとクラスの子達と仲良くしなよ!」
🧡「そ思うからさ」
樹里「仕方ないですね、ひとりは寂しいし」
乙葉「みんな別にバラバラになってるだけでさ、悪い子じゃないと思うんだよね? だいたいなんで里菜の悪口言うの?」
里菜「また私が学年1位かって言われるの」
乙葉「だり〜! 勉強だり〜!! 成績で順位つけるの、先生に禁止にしてもらおうよ!」
樹里「良いですねぇ」
🧡「うーん。てかなんだろう」
🧡「うーんそのさ? グループにさぁ。ABCってつけるのやめようよ……」
🤍「ぷーっ!!!」
🧡「でさぁ。好きな韓国アイドルのこと教えてもらったりしてさ、アニメや漫画のこと教えてもらってさ? 勉強は争わない約束してさ? まあたまには勉強してさ? 仲良くやろうよって思うんだよ」
そうなのか。
🧡「うん」
ハッピーエンド。
🧡「それでさ? 乙葉はさ、守るためにグループ入るのやめようよ。仲良くなるためにグループ入ろうよ。みんな悪い子じゃないと思うんだよ、好きなことがあるんだから」
そっか。
🧡「うん。で里菜はさ、避けるのやめようよ。樹里はさ、弦見さんのこと警戒するのやめようよ。それで解決だからさ」
そしてジェルエスト王国が誕生した。
🧡「みんなでさ、仲良くなってさ、四ヶ岳行こうよ。あとさぁあ」
おん。
🧡「それでさ、リスナーはいつもさ、記憶がない時には天国の夢の中の小説に書かれないんだけどさ、いっつも書いてるんだよ。そーいう友達との話。うんざりするのはさぁ、いっつも誰かが悪者になってさ、友達関係に苦労してる私達みたいに書いてることだよ。現世でハロー書けなかった反動だって天国は言ってるけどさ」
わたしは思わず笑ってしまう。
再開しちまったか、異端人間。
ハローがむしろ私の明るさが最大の時に書いた作品なんやて。ジェルさんはこんな何も苦労しない話嫌いって思ってるようやけど、あんな奇跡2度と起こらんて。だから私は受賞しなかったことを後悔したんだ。なんでもっとうまく書かなかったんだろうって。
🧡「うん。何も苦労しない話ってよりさ、何でも出来て、何も苦労しない話だからさ」
そんな話が偉大な話よ。
異端人間じゃ偉大な話にならんことぐらい猿でも分かるわ。でも気分が暗い時はいつも異端人間書きたくなるの。
🧡「うん。てゆかさ、うーんそのさ?」
誰かと仲良くなりたいなぁ。武士ちゃんやベルちゃんとは仲良いけどあんま会えないし。
ハローが出来んと彼氏も出来んしのぉ。
私の未来の彼氏さんはハローが好きらしいってジェルさんが言ってた。
🧡「うーーん。そのさぁ。うーーん。テレパスになったら、T子さんとも話せると思うんだけど」
けど天国さんは私に地獄の様子を見せたくはないし、叱りたくもないんだよ。
🧡「ん。てかさ」
分かってる。学生時代もっと、人に話しかければ良かった。
🧡「うーん。てかなんだろう。天国はさ、なんでこんなさ、小説を書きたいってばっか思ってる、怪物を産んだんだろう……」
ははっ!(😆)怪物っ!!(😆)
🧡「普通そんなにさ、note書いてるんだったら満足するでしょ」
人間と仲良くなりたい怪物ですよろしく😄
🧡「ん。うーーーん」
味羽深紀(あじはふかき)ってアカウントもあるけどファンタジー書いてみよっかなぁ。
🧡「うーん。何だろねなんかぁ」
てか小説書きたいわりにさ、私の書きたい系統狭くない??
🧡「この前のノンレム睡眠は文化祭で私はひとりだったって内容だし? 昨日は学級崩壊の中私はひとりって内容だったし」
私はひとりばっかやなぁwwwwww
🧡「うーん」
ところでジェルさんの、『生まれ変わるのは』というノベル感動しました! ジェルめもりーに収録されています、読んでみてねぇええ!!! 立ち上がれ人間達!!!
結局私はね? 友達を作りたい。それよ。
🧡「うーん。四ヶ岳の中ひとりって内容もあったし」
くふふふふふふっww
いわばかぐや様にとっての氷のかぐやみたいに元からあって封印してる人格なのよ。
性格も氷のかぐやと似てるわ。
🧡「うーーーーん」
悩んでる悩んでるwww(←ひとのこと言えないぞ!!)
🧡「うーーん。何だろう。うーうん!!」
どうしてそんなに悩んでいるの?w
🧡「んーん! そのさぁ」
もう一回中高生時代をやり直したいぜ。
🧡「てゆうか。またブロックされてもしょうがないから武士とベルとなんか話しなよっ!😠」
ふはははっ、病んでる武士ちゃんにブロックされたトラウマをほじられたっ♪(ドM)
でも何でも話して良いとなると暗いことも言っちゃうんだわよ。それで病ませてしまったもの。(要はぼくのせい)
🧡「んーそのさ」
私のテレパスが強化されたらジェルさんとアニメの話したい。
🧡「しないよ。友達じゃないんだから」
ふぇ??
🧡「うん。そのさ。学校の話が良いと思う」
そっか。あの時の青春を呼び覚ませって感じか。
🧡「う〜ん」
何の話が良いかなぁ。人間関係で悩んでた武士ちゃんのトラウマが蘇らない話が良いなぁ。
🧡「うーん。そのさ?」
武士ちゃんテスト苦手なんだからテストの話は出来ないしぃ。ベルちゃんは文化祭のダンス部公演楽しみにしてるっけ。いっそ当時の洋楽の話深ぼってみるかぁ。
🧡「てかなんだろう。体育祭の話が良いと思うんだけど」
確かに。ベルちゃんはソフトボール部で運動神経良かったんだぁ。なのに学年ごとのクラスの行事で私と一緒に山に登ってくれたもはや、聖人よ。
武士ちゃんは種目なんやったんだろう。
てか私はジェルさんの学生時代の話もっと聞きたいけどな。
🧡「別に篠原みたいに演劇部のエースじゃないしさ? ふざけて声出してただけだし女声」
おおっ。話が聞けた。
勉強の話はタブーだから、演劇と体育祭の話をもっと聞きたいな。
遠井さんシリーズ、あんな奇想天外な体育祭が創造出来るなんてよっぽど良い経験したんだろうな♪
🧡「うーーん」
あるあるネタもあったんやろな。
🧡「うーん」
人気者で学校内でエースだったんだろうなぁと想像つく。ロンダートも出来るしムキムキやし昔から運動上手かったんやろなぁ。
🧡「なんだろー。多分さ、みんなで協力してさ。行事やるだけだからさ?」
それが楽しいんだろうなぁ。
🧡「うーん」
武士ちゃんは体育祭で全力を出すとスカッとするって言ってたな。割と大柄な方やけど動けるんやで武士ちゃん。あと男前。
🧡「おーん」
お? どれだけ男前か興味あるかね。
この情報。出して良いかなどうしようかな。
🧡「おん」
武士ちゃんはESS部に入っててね。やーこれ言っちゃダメか!
🧡「うん」
気になるかい?
🧡「うーうん。(いいえの意)」
じゃあええや、話さない。
🧡「うん。まあそんなもんはさ、単なる憧れでさ、本気で恋してんだったらさ、凄い嫉妬したりさ、悲しくなったりさ、別れが悲しくなったりするもんだからさ。すぐに別の彼女作ったりしないと思う」
そっかぁ。吹っ切れたのかぁ。
🧡「ていうか、恋じゃなかったと思う」
そっか。
🧡「うん。うー〜〜ん」
どちたの。
🧡「うーうん。(いいえの意)ただなんか、武士のさ、リスナーに対する好感度さ」
わわっ、言わないで! 多分低い。
🧡「低くはないよ70だからさ」
そっか!
🧡「でさ、リスナーからはさ、60だからさ」
そっか。
🤍「リスナーにしてはある方だな」
🧡「て莉犬は言ってるけどさ? ………友達の方がさぁ、T子さんより好感度低いってどーいうことだよお!?(😇)リスナーの好感度さぁ」
テレパス様はお見通し! 第4巻、発売中!(ありませんよ???)
🧡「うーーん。そんさぁ??? もうブロックしないと思うからさぁ? 本音で話しても良いんじゃないかなぁ」
そっか。
🧡「うん」
私前に言ったでしょう。Aじゃないのミクちゃんのように、相手を好きになって知るほど相手のやなとこ見えるみたいな。
そりゃT子さんには憧れに憧れてるから、やなとこ見えてお互い好感度下がったら怖いよ😨。
🧡「うーーん」
今のままの距離のほうがいいのかなぁ。
🧡「あー、T子さん今の聞いて悲しくなっちゃったと思う」
え? そうなの?🙂(私のT子さんへの好感度が少し上がった)
🧡「うーん」
太陽神が逮捕されたら平和になるかねぇ。
🧡「しょうがないってT子さんは言ってるからさ?? んーーー。んーーそのさ。そのさぁあ。異端人間書かないための話に戻るけどさ」
おん。
ジェルさんがたまには私の夢にあらわれぇると言うのはどうだろう。
🧡「うーん」
それで言うのだ。ここはこの展開の方がいい。
🧡「ん〜? なんだろう。オレがリスナーの夢に現れない理由はさ? 莉犬が悲しむからだからさ」
そっか。
🤍「ふん」
🤍「あの女が異端人間書いたらうざいからね」
🧡「というよりさ? 凄いさ? 暗い話ばっかでさ? 心が落ち込むんだよ。テレパスでも寝てるから、言い返すこともできないし。思考力がって言うよりリスナーが聞いてねぇから」
そうなんだ。
🧡「うん。キャンプファイヤーでほんとの友達だと言い合うとかそんなんもあったけどさぁ😅周りの子仲間外れだし」
🤍「なんか自分に酔ってるし」
🧡「莉犬そう言ってるけどさ。てかさ、夢の中だったらさ夢の中の話だったらさ、テレパスかけてさみんな仲良しってすんことが出来るんだけどさ」
強いですな。
🧡「う〜〜ん」
🤍「あの女の様子を見ないってことも出来るんだが??」
🧡「どうだろうなんか。心配にはなんからさ」
イケメンやなぁ。
🤍「うーうん」
🧡「ん〜〜〜。なーくんが今日書く話の未来見たらさぁ? 高3の山登りで置いてけぼりにされた私達だった」
ここでワタクシ大爆笑😂
だけどジェルさんはうんざりそうにしているw
🧡「うーん……。そのさぁ??」
🤍「だったら山登りの夢見せてやるよ」
莉犬さんだったらついた先が地獄の山登りになりそうだな、いやだそれ。
🧡「う〜ん??? そのさ? うーーん」
ジェルさんの私達って言い方が毎回おもろいのよシュールなのよww
🧡「うーん。なーくんが夢を変えたらさぁ、今度はさぁ、3人ぼっちで豚汁を食う私達になったんだけど」
今電気消えてて暗闇の布団の中私は大爆笑している。😂
🧡「そのさ。せめて友達と仲良くなりたいって話書いてくれないかなぁ」
今回の記事は以上になります。
ここまで読んでくれて本当にありがとう😊