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引っ越しました(1)

ワンルームがいい加減しんどくなってきたので引っ越しました。

すぐ近所なんですが、一人暮らしで業者を利用しての引っ越しが初めてだったので、何があったか記憶整理のためにもつらつら書き残しておきたいと思います。…オリンピック?へえー。今やってるんだ。

部屋を見つける

これは運。タイミング。テレワーク中心の生活になった1年前からたまに賃貸のウェブサイト検索をしてはいたのだが、推しの生誕が終わった頃気が向いてたまたまサイト見たらたまたま自分にとって好条件の物件が出ていたので即内覧希望。

部屋も仲介業者さんもグレードが上がるからか、とにかく連絡が早い。二度目の内覧を希望したらその日の夕方に予定をねじ込んでくれた。連絡はメールベースでまめによこしてくる。重要連絡は電話。契約書の読み合わせもオンラインだった。仕事できる業者なんだろうなと感じた。身バレ怖いから業者名書けないのが惜しいが、いい業者。これなら家賃上がっても許す。無駄遣いやめればいいんだし。

引っ越し業者を探す

賃貸サイトで引っ越し業者の無料見積を申し込むと鬼のようにスパム電話がかかってくるのですが()それでもやはり大手は貫禄が違う。一度電話をよこしてきたらそれ以降はSMSの文字で何度か連絡を入れてくるという形で、しつこくない。

自分の荷物が多いのか少ないのかわからないから、訪問見積を依頼した。ネットから訪問見積希望を送ると、詳細を電話で相談する形。用があって2度ほどかけたがオペレーターさんは親切だった。訪問当日には担当者が電話をくれて、予定を詰めていた日だったが非常にスムーズに行った。他の業者と比較はしていなかったが、接する人みんなが好対応というか彼らなら相談できそうだし任せられるということでその時点で即決。なお即決したら1万くらい割引になった。

友達が遊びにくることに→大掃除

先日まで住んでいたくそせま限界アパートのワンルームの話。

自分一人が暮らすことに特化した部屋になっていること等々あって、人の来訪を断り続けてきた。親と業者しか入ったことがなかった。
それが突然、友人が遊びに来る予定ができた。コロナ禍でお店が夜早く閉まってしまうため「ゆっくり話すなら自宅だ!」となってOKしたのである。
(話が飛躍するが、外出自粛要請に際した某氏の「未成年の望まない妊娠が増えるだろう」という見解は正しかったし予言は当たったし、本当にその通りだと思う。これが現実だ)

その約束をしてから約1ヶ月、私は狂ったように大掃除をした。

部屋が散らかっているのを片付けなければいけない。そのためにはまず、収納スペースを空けなければいけないということで云年詰め込みっぱなしだった物置を奥から整理。推しのグラビアの山。EX大衆の山。みたくもなくて封印していたグッズの段ボール。一つずつ解いていって、雑誌は解体し、グッズはひとまとめにして整理。なぜ持っているのか謎な古い服は処分。入らなくなった服も処分。なぜか取っておいたダンボール、絶対に参照されることのない生活用品の取扱説明書やタグ。リスのように溜め込んだショップバッグ。何かあった時のために取っておいたレシートは計2.2kgに及んだ。

まあースッキリしました。しまいたい物がきちんと収納に収まったので、部屋がちょっと広く使えるようになりました。棚の上もきれいになったのでごちゃごちゃ感が解消。

無知を知る

大掃除を通じて、浴室の壁にマグネットがくっつくことを発見。何年も住んでいたのにこのとき初めて。今まで不便していた水回りの収納がほんっとうにすっきり改善できました。

なんで早く気づかなかったんだろう。今まで「ちょっと不便だなー」と無意識に我慢してきたことが解消して、さらに快適さすら感じます。無知って恐ろしい。観察して試してみるって大事。

整理整頓の教訓

そんな中で私が得たでかすぎる教訓がある。

「物はそれを使うところに置け」

これがすべてだった。いろんな収納術・断捨離術が流行っているが、私が悟ったのはこれに尽きる。

台所で使うものは台所に。玄関で使うものは玄関に。机で使うものは机に…。当たり前のようだがワンルームなどくそぼろ限界の部屋だとスペースの都合上、不自由があってそうできないこともあるのだが、できるだけ使う場所に置いておく。
例えば文房具のハサミは、キッチン(すぐ隣が玄関)と机の2か所に置いている。すると「あれどこやったっけ…」がなくなり、日常家事がスムーズにできる。時間がかからないとわかっているから、行動自体も早くなる。

そんなふうに友人来訪をきっかけにして大掃除を決行していたから、引っ越しの荷造りもスムーズに進みました。
そして世の中がついに開催が近づいた東京オリンピックに向けて盛り上がったり荒れたりしているのを横目に、引っ越し当日を迎えた。

(後編へ続く)

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