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無印良品BGM

良い。実にいい。

何がいいって、音楽もさることながらシンプルなジャケットと、その中に入っているブックレット。CDによってどこの国の音楽を取り上げているか異なるシリーズだが、美しい写真でその地域を伝えてくる。耳だけでなく目でも楽しめる。

ジャケ写のみが表示されるサブスクリプションでは味わえない、「CD」という物を手に取るという行為自体を楽しむことができる。

良い、実に。(9行ぶり2回目)

やはり一目惚れして即購入した最新のBGM 25(Ireland)が一番気に入っていて毎日聞いている。ランダム再生にしてもいいなと思う曲を確認するとこの25であることが多い。

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BGM 24(Finland)もまったりしたい時にいい。ちょうどムーミンのアニメで耳にしたような音楽もあったり、ビオラやチェロの低音弦楽器の音色もいい。
BGM 8(Sweden)も弦楽器が活躍するのだが、そこに落ち着きがあるピアノや素朴な笛の音色が入ってくる。曇り空を想起するような重みを感じるので、ジャケ写の明るさとは印象が真逆だったりする。

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オーボエや弦楽器のやや古風な、やや陰りを感じクラシカルな雰囲気に「いいなー」となって楽曲情報を確認するとBGM 15のことも多い。「チェコ・プラハの伝統的なバロック音楽」なんて書かれちゃってたので試聴もせずポチったけど大当たり。最近のお気に入り。
眠たくなってきたら、BGM 17あたりは同じケルトミュージックながらウトウトと聞ける優しい音楽なのでちょうどいい。


そして、ジャケット写真が目の保養

ここまで書いてきて言わずもがなだけど、ジャケ写がとにかく良い。眺めているだけで気持ちが潤う。表に出てるジャケ写だけでなく、封入されているブックレット(いわゆる歌詞カードくらいのページ数)は風景画のようなミニ写真集になっているから物としても楽しめる。

それでいてCDケースは紙素材でシンプル。そんな素敵なCDが1枚1000円。こんなんでいいんですか、大丈夫なんですか無印さん。本当にいつもお世話になってます。これからもBGMシリーズ楽しみにしてますよ、北欧東欧系が聴きたいですはい。

何度でも言うけど、やっぱ無印良品ってすごくね


美しいもの

仕事で行き詰まってどっと疲れてしまった時、デザインの本をぺらぺらとめくる事にしている。オフィスのデスクにも自宅にも置いてあるそれを眺めていると、作業をどう進めたらいいか不安になっていた気持ちがすっと溶けていく感じがある。色彩の説明とか、読みやすい紙面のデザインとか、そんなページを眺めているだけなのに癒やされていく。

「美しいもの」の力って長い歴史を経て今を生きてる人のなかに自然と備わってるものなんだなー…。ということを、美しいものに触れて自分を回復した時にいつも思っている。

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