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香取神宮でのお仕事



香取神宮から御用の依頼が来たのは

3ヶ月前の4月でした。

菅原さんから千葉県にある「香取神宮」に御用の依頼がある、と言われて居ました

「急ぎでは無い」と言われて居たので、
タイミングが合う時にしようと思い、保留にしていたのを思い出して、7月は千葉県の香取神社に行く事にしました

…の前に事件が有りました

1時に悠季さんが車で迎えに来るので用意をして、精神統一をしようとした時、急に土砂降りの雨が降り始めました。

昼辺りから雷の音がしていたのは聞こえて居ました、その時は「雨凄いな~」みたいに呑気に考えて居ました。

が、時間が少したった時に気付いたのです

「規則正しい」という事に…

何を言ってるんだ?と思いますがその時の雨が、2分間雨が降り、1分間雨が止むと言った物です

規則正し過ぎると思い空を後ろの人に見て貰うと「龍が持つ特有の「龍氣」が雲から大量に感じる」と言われ確認の為、飛龍6匹に確認に行かせ、報告を待って居ると龍達が傷だらけになって戻ってきました。


そんな不穏な雰囲気の中、香取神宮に出発する事に


出発は夜中の3時、到着は6時と早かったので、僕がマップを見た時に気になった所に行く事にしました

そこは霞ヶ浦の湖と川の分岐点である
「妙岐ノ鼻」です

時間もあり、香取神宮は8時30分に開くので、調査も兼ねて近辺調査する事にしました。

少し調べてみると違和感がありました、池や湖なんかの調査をしてくれる、妖精と水龍、念魚に調べて貰い、報告を待つ事5分

報告によると霞ヶ浦の湖は周りから6本の水脈が霞ヶ浦に集まっていました

ここでの水脈とは「地下水」ではなく、水神様や水龍様が力を発揮するために使っている「水の気」の道の事です

力の源が多く詰まった水脈が霞ヶ浦に集まって居ました。

日本には水脈が重なる場所が有るのは知っていましたが、集まっているのは初めて見ました

これは少し「事件の香りがする」と思いもう一か所近くに「浮島公園」と言う場所が有ったので、そこでも調査をする事にしました

今度は水龍6匹にそこでも近くに水脈の道があり、水脈が多い地域なのは分かりました

そんなこんなで時間も頃合いに成ったので、早速「香取神宮」に行ってみます

「香取神宮」に行くと経津主大神(ふつぬしのおおかみ)がお出迎えしてくれました

本殿でお参りを済ませ経津主さんと少し世間話をしてから本題に入りました

「今日の御用仕事はなんですか?」と聞いた所…

なんと…

霞ヶ浦の湖の水脈を6本も束ねてしまった事で、湖が澱んでしまい、大変な事になっているので、水脈を元ある場所に返してきて欲しいとの事でした!

僕が「誰が集めたの?」と聞いた所

どうやら男性の御用人が来て
「神様の御用で水脈を集めに来ました」
と言って水脈を持っていったと聞いている、
と話してくれました

その後、いろいろ詳しい話を聞き、今日の御用の内容をまとめました


何の為に水脈を集めたのかの確認

誰(神様)が頼んだのか?

水脈を元の場所に戻す「6か所」

水脈を持って行った謎の男の行方

の4つでした、また多いですね~

実際問題、謎の男性が何の為に水脈を集めたのかその理由は分かりませんが、集めたのを元に戻してくれという事なので、元ある所に戻すことにしました

そこで水脈の戻す場所1箇所目は香取神宮の境内にある神池に

霞ヶ浦から水脈を引っ張って来て1本戻してから次へ向かう事にしました

次に向かった場所は
「青龍神社」

家から寝ずに香取まできて2時間、流石に寝て無いのはきつくなっていました


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