八岐大蛇奮闘記
今回の話のは5月の巡礼で起こった八岐大蛇のお話
話の発端は昔、八岐大蛇の最後の首を回収しに行った時から始まります
「八岐大蛇はまだ成長しきって居ない」
僕は菅原さんからこう言われました、八岐大蛇がスサノオに首を切られ改心した時、首の本数分の刀を用意し、その一本一本に自分の切られた首の力を入れて神業をこなしていたそうです。
そして昔の八岐大蛇は死んで、今の母のバックフレンドの八岐大蛇として転生し存在していますが、完全復活し100%力が戻ればまた神様として活動していきます。
今回はその力を取り戻すための八岐大蛇が奮闘する話です。
赤喜、青悲、黄楽、緑怒、桃愛、紫毒、黒哀、白無感情。
完成は八剱八幡に有り
3年前に最後の首を回収に行った後の1か月後に届いた手紙が届き、最初の刀の情報はこれだけでした。
仕方ないのでこの情報だけを母に託し当てはまる神社を探してもらうことにしました。
そして僕達は夜に出発し、日の出の時間に到着しました、その場所が
「浮島神社」
ここは海上安全と料理の神社です。
流石に僕達が浮嶋に行き事は出来ないので、オロチは1人で浮島に向かう事に成り、ここからオロチと僕達で別々の試練が待って居ました。
「大蛇ルート」
僕達と別れ一人で浮島まで泳ぎ、辿り着いた時に待って居たのは、
「白髪で髭が長く生え1本の刀を持っている侍姿神様」ともう一人、
「真っ白い甚平のような服を着て大きな金槌を持った神様」でした。
そして、そこで「御神酒だ」と言って盃を渡され、飲めば試練のスタートを意味して居ました。
飲んだ後、白髪の侍にハードな刀の稽古を受けズタボロにされたのち休む暇なく白い甚平の神に刀の持ち方・刀の形・切り方・手入れ方法・作法、この五つをみっちり叩き込まれ、そして最後にこう言われたそうです。
そして体も頭も酷使し満身創痍に成った時に、急に白い甚平の神がオロチを海に蹴り飛ばし、浮上してきたオロチに
「これから海に潜り、大きな貝の妖と蝸牛を掘って来い」と
言い放ち消え去ったそうです、満身創痍だったオロチはそのまま
海に沈みながら目を閉ざす事に成ったそうです…💧
この頃
「僕達ルート」
浮島を後にした僕達はが向かった場所は
「古船浅間神社」
「古船浅間神社」は美味しい御神水が出る神社として知られ、多くの人が参拝に訪れる神社で、浅間なので木花之佐久夜毘売命かと思いきや、現れたのは水神龍様
祀られて居るのはサクヤヒメですが管理して居るのは龍神様でした。
御参りした後、神社の浄化をした僕に水神龍様が御神水を持って行きなさいと言った居たのでここで御神水貰い、刀の元に成る1個目の玉鋼を貰い古船浅間神社を後にしました。
次に向かった先は
「尾車羽黒神社」
ここは過去に修験者達が立ち寄り身を休めた場所……
その真相は大きな「龍の即身仏の山」の上にある神社でした。
その森は龍の気が普通の龍神社の比に成らない量の龍の気が充満して居ました、バックフレンドで龍神様が多い母は快適に階段を上って居ましたが、僕にバックフレンドで龍が居ないので階段を上るのがおっくうでした💧
そしてここにも玉鋼が有るのですが掘り出さないといけないとの事
しかも龍じゃないと掘れないとの事なので母の後ろに居る「九頭龍の巫女」美蕾さんに頼み、僕は連絡用として森の妖精を付け次の目的地に向かう事にしました。
次に僕達が向かった先は
「賀茂皇太神社」
でしたが…💧
「尾車羽黒神社」で龍の気に当てられ体調が悪くなっていた僕の前に、感じた事のある優しいオーラを放つ鳥居が有りもしやと思い車を止め、鳥居の横の神社の名前を見ると、僕は納得しました、そこには
「天照大神社」
と書かれた居ました、訪問すると天照さんが心配そうに現れ「心配で見に来たよ」と言って、太陽の気を少し分けてくれました。
すると僕の体調がみるみると良くなり、母から見ても分かる位元気に成り
改めて「賀茂皇太神社」に向かいます。
「賀茂皇太神社」も修験者が修業の為立ち寄る場所で、とてもやさしいエネルギーが充満しすがすがしい気分になる神社でした。
ここにも玉鋼を掘る場所が有るらしく、そこ行くには蛇道を通らなと採掘場に行けないと言われ、最初は母の後ろに居る「土着神の白蛇」白さんにとももうと思いましたが、母のバックフレンドが2人も居ないので、富山巡礼で火の加具土命から頂いた紅蛇の焔さんに任せ、僕達は次の場所を目指し車を出しました…
が、僕は急な眠気に襲われ眠ってしまいました、そして僕はオロチの体験した事を見て居ました
「大蛇ルート」
海に蹴り飛ばされたオロチは海の底で目を覚ましました、日差しが水面に揺れてきらきらと輝いていて「綺麗だ」と思ったらしいんですが、それは一瞬だったそうです。
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