Firefoxベータ版を使えばAndroid版でもカスタムアドオンが使える
こんにちは～YUUKIです。今回は、かなり前の報道になりますが、Gigazineが、Firefoxベータ版を使えば、Androidでカスタムアドオンコレクションが使えるようになると伝えていたので、その方法と僕がスマホで使っているFirefoxアドオンの一部をご紹介します。
該当の報道
Gigazineは以下のように報じています。
Android版FirefoxはPC版Firefoxと同様にアドオンをサポートしていますが、通常の手順でインストール可能なアドオンはMozillaが推奨する一部のアドオンに限られています。しかし、正式版に導入前の機能を使用できる「Firefox Beta」のバージョン107.0 b1ではMozilla推奨アドオン以外のアドオンもインストール可能になっているとのこと。そこで、実際にFirefox Betaにアドオンを追加する手順をまとめてみました。
FirefoxはAndroidでもPC版と同様にアドオンをサポートしていますが、通常ではMozillaが推奨する一部のアドオンに限られています。しかし、ベータ版を使用することで推奨アドオン以外の物もインストール可能になるそうです。
この報道を見た際、すぐに試してみました。ただし、一部動かないアドオンもありました。早速方法をご紹介します。
方法
コレクションの作成
前提知識として、Firefoxではお気に入りのアドオンを保存できる「コレクション機能」が利用可能です。この機能を利用して、Android版Firefoxにカスタムアドオンをインストールできます。
まず、FirefoxアカウントにログインしてFirefoxアドオンサイトにアクセスします。
そして、「コレクションを見る」をクリックします。
次に、「コレクションを作成」をクリックします。すると、コレクション名の入力を求められるので入力します。
Android版Firefoxベータ版を起動し、デバックメニューを有効化する
次に、Firefoxベータ版の設定画面からデバックメニューを有効化します。
これで、デバックメニューが有効化されました。次に、カスタムアドオンコレクションをタップします。そして、上述の手順で作成したコレクションのID(数桁の数字)と名前を入力して「OK」をタップします。
これで完了です。お疲れさまでした。
僕がインストールしているアドオンの一部
TWP - Translete Web Pages
このアドオンは、Android版での利用者も想定しているのか、Androidに最適化された状態で使用できます。（最適化されていますが、先ほど紹介した手順を踏まないとインストールできません。）
このアドオンは、ウェブサイトを別ウィンドウを開かずに翻訳できます。翻訳エンジンは、Google、Bing、Yandex、Deepl（Deeplは選択したテキスト翻訳のみ）から選択可能です。
Yandex翻訳は、Yandex Browserから使用したことがあるのですが、翻訳精度が非常に悪いのでおすすめしません。
Wikiwand
以前ご紹介したWikiwandのFirefox版のアドオンです。スマホではWikiwand公式アプリはリリースされていないので、この拡張機能を重宝しています。おすすめです。
iOS版ではアドオンは使えない
サポートページによると以下のように伝えています。
Apple は、Android 版および Mac 版、Windows 版、Linux 版 Firefox のアドオンや拡張機能と互換性のない独占的な iOS 拡張機能システムを作成しました。また、他の iOS アプリ向けに書かれた iOS 拡張機能は、iOS 版 Firefox では動作しません (例えば、Safari 向けに書かれた拡張機能は、iOS 版 Firefox で自動的に動作しません)。
Appleは、iOS以外のOSのアドオンと互換性を持たない独占的なアドオンを作成したため、iOSではアドオンが使えないそうです。また、iOS向け拡張機能はFirefoxで動作しないそうです。
最後に...…
最後までご覧いただきありがとうございました。スマホでもアドオンが使えるという点で、Firefoxを気に入っています。カスタマイズ、大好きです！次の記事をお楽しみに〜！