・消費税増税・知らないから知ってるへ
この記事では税金の中に隠された、日本の闇について話したいと思います。
これを読んで、消費税についてあまり考えたことがなかった人たちへの考えるきっかけになればと思います。
消費税増税ってなんで?
一言でいうと国の財政再建のため
この国には現在1200兆超えの借金があり借金大国であるからです。
借金がたくさんあって未来にこれを引き継いでいいのか、これが増税の時に言われている上等トークですね。
このことは本当なの?これが私が本や、ネットで調べたことです。
では、消費税の歴史から紐解いていきましょう!
まず、消費税っていつから?
これは、戦後1947年にシャウプ勧告というものが、発表されました。
このシャウプ勧告で日本の税制が大きく変化ました。
シャウプ勧告で間接税主体から直接税主体に切り替えた。
間接税・・・消費税、酒税、たばこ税、いわゆる買い物をしてその商品にか かる税金
直接税・・・所得税、法人税、相続税、いわゆる私たちが直接国に納めている税金
直接税は累進課税制度で所得が多いほど税率が上がる制度
戦時中は間接税が主体であったため庶民にきつい制度だったんです。
これに加えて、財政法で赤字国債の発行を禁止にした。
国債とは・・・国が券を発行して借金をしてお金を借り入れる制度
この制度を禁止した。
なぜそもそも、この制度を禁止したのか?
戦時中にこの赤字国債を多用しすぎて借金が膨らみすぎたからなんです。
戦時中、赤字国債をバンバン出せるようにしていたのがあの高橋是清!!
一度は耳にしたことがあるでしょう。
高橋是清が高橋財政と言って満州事変や日露戦争の時に不景気になり赤字国債をめちゃくちゃ発行していました。でもいよいよ、やばい気づきやめようとしたとき軍部が反発。
二・二六事件・・・高橋是清暗殺
この事件の原因は、赤字国債の発行を止めようとしたからなんです。
だが、1965年(オリンピック不況)・1973年(オイルショック)にも赤字国債の発行をしているんです。
なぜか?
それは赤字国債の発行を禁止するときに、特例の時は仕方ありません。
ってことにしたからなんです。
そして1977年一般消費税導入提言がされました。1978年に大平内閣が、消費税を閣議決定したんです。
ですが、国民の反発が半端じゃなかったらしいです!!
この反発の結果・・・廃案!!!!!!!!
そして、1986年中曽根康弘は選挙時、「大型間接税は導入しません」と言って選挙に勝ちます。
1987年中曽根内閣は、当選後[売上税法案]を国会に提出
ここでも半端ない国民の反発が起こり、、、
この結果・・・・またしても廃案!!!!!!!!!!!!!!!!
同年、竹下政権の時に竹下首相が「中曽根さんは5%といっていた!これは高すぎる!だから3%にしよう」
そのうえで年間売上が3000万円以下の中小企業は税金免除!!
これを、益税といいます。
益税・・・消費税が会社の利益になること
これによって、中小企業は大喜びでした。
そして、大企業から国に納められた税金の使い道は福祉財源に使います。
と言われたのです。
この法案がなんと、、、、可決!!!!!!されたのです。
そして消費税法案が成立!!!!
そのうえなんと、益税が法案可決後すぐに無くなります。
この闇、半端ないですよね。。。。
おおもとが通っているので細かいところはすぐに変えれるんです。
そこから1994年、村山内閣で「3%から5%に引き上げ」
この時、国民はもう3%の消費税を払い慣れてしまっていたのでそこまでの反発は起きなかったそうです。
そしてここから、バブル崩壊のため赤字国債連続発行が開始されます。
1999年小渕恵三内閣時、前年度の2倍の31兆円の赤字国債の発行を行ったのです。
また、この時話題になった一言「世界一の借金王」これは衝撃的でした。
この後、この言葉の闇をお伝え出来たらなと思います。
そして、2009年鳩山内閣の時に、消費税4年間上げない宣言がされます。
そのあと、菅内閣が、10%に上げる宣言をします。
ここで国民の大反発で結果は、、、惨敗!!!!
また翌年、野田政権時に、10%は高すぎるので8%で行きましょう!
といいます。
あれ?なにか似ていませんか?
そうなんです。竹下内閣の時と似ているやんと、お気づきの方が多いと思います。
これで、三党合意が取れて可決されました。
プランはこうです・・・2014年に8%、15年に10%消費税引き上げ
でも実際、15年に10%になっていないんです。
なぜか?
安倍晋三が2度の消費税延期しているのです。
なぜ2度も延期をしたのか、、、、
選挙で負けたくないからではないのでしょうか!!
なのに私を含め延期で、安心した人も多いのではないのでしょうか。
そして、2019年に消費税10%が適用されました。
この時に、軽減税率も適用されました。
軽減税率・・・生活必需品は10%にはしませんという制度。
どうでしょうこれまでの、消費税の歴史は、なかなか激しいものだったんではないでしょうか。
このあとはこの、借金大国である1200兆円の謎、赤字国債について、本当に収益は社会保障に使われているのか、などなど詳しく見ていきたいと思います。
実は日本は借金大国じゃない?
日本は、借金大国で1200兆もの借金を抱えているといわれていて、借金のほうばかりにフォーカスされているが、では、日本の資産は、いくらあるか知っている方はいるだろうか?
例えば
A・・・1億円の家をローンで購入した人
B・・・会社が倒産して、1億円の借金を抱えている人
どちらが、貧乏人だと思いますか?
答えはBですよね。
Aの人は資産を持っていそうじゃないですか?
実は日本は世界一の対外純資産を持っている国なんです!!!!!!!
え?あれだけ借金があると言っておいて、資産も世界一なの?
ちょっとずつ見えてきませんか?日本の闇が、、、
なぜ、借金ばかりを大きく取り上げられていて、資産はあんまりなのでしょうか。
借金をアピールすると都合がいい(増税などができやすくなる)からだと思いませんか?
では、この借金誰から借りているのでしょう?
皆さん聞いたことはないですか?
国の借金を国民一人一人に振り分けると、一人当たり約900万円になります、、、と
これは本当なのか?
実は、借金の約45%は日銀から借りているんです。
日本銀行(日銀)・・・銀行に貸す銀行
そしてなんと、政府内部の機関なんです。日本銀行のトップの任命権はだれが持っていると思いますか?、、、、政府なんです。
しかも、日銀からの借り入れ、つまり赤字国債による借り入れはなんと
借金に計上されないんです!!!!!!!!!!
つまり、1200兆円の借金のうち、45%は本当は借金じゃないんです。
これは本当に、びっくりしました。
そして、残りの45%は、国内の金融機関からの借り入れなんです。
つまり、一般の銀行から借り入れているんです。
普段銀行に、お金を預けている人たちは誰ですか?
そうです!私たち国民なんです!!
国民から政府が借り入れをしているのです。
私たちは、借金をしているのではなく、貸している側だったのです。
よく例えられるのは
日銀にお金を借りる=家で奥さんや親にお金を借りる
ということに等しいことなんです。
どうですかこの闇は、、、怖くないですか?
次に
収益は本当に社会保障に使われているのか
2004年自民党は増収分は全額を社会保障に使うと公言しました。
でも本当はなんと2割しか使われていなかったのです。
では、なぜ消費税をあげるのか?
消費税が上がっている分、下がっている税金があるのは知っていますか?
それが、法人税です。
法人税が下がって上がった収益と、消費税が上がった収益がほとんど変わらないのです。
つまり、庶民を苦しめ、お金持ち、大企業を優遇!
これがトリックなのです。
私たち国民はこれからも、この税金と向き合っていかなければなりません。
私もつい先日まではこんな闇を知らずに生きてきました。
ですが、これからこの記事を読んでくださった方々が、少しでもニュースや経済に興味関心を抱いてくれることを願っています。
共に頑張っていきましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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