【決算】エヌビディア(NVDA)FY25Q3
【概要】
⭕️EPS $0.81 vs 予想 $0.75
⭕️売上高 $350.8億ドル vs 予想 $331.3億ドル
売上高成長率+94%
データセンター308億ドル(+112%)
ゲーミング32.8億ドル(+15%)
プロフェッショナル・ビジュアライゼーション4.9億ドル(+17%)
自動車向け4.5億ドル(+72%)
来期ガイダンス
⭕️売上高 $367.5億ドル~$382.5億ドル vs 予想 $370.3億ドル
〈所感〉
良い決算でした。売上高成長率は前期(+233%)から大幅に鈍化しました。これはAIブームが始まって1年以上が経ち、前年同期との比較が厳しくなってきたためです。来期は+70%台に鈍化する見通しです。
エヌビディアの主要顧客である大手ハイテク企業(マイクロソフト、アマゾン、グーグル、メタなど)の決算では、今後の設備投資額の増え方は鈍化する見通しが示されていました。ですのでエヌビディアの売上高成長率が鈍化してきてきたことは自然な流れです。
現在の主力製品であるH200の売れ行きは好調です。また次世代製品のブラックウェルもフル生産に入っており、こちらの需要も強いです。巨額なAI投資の流れは続いています。
しかし、いかんせん売上高の伸び率が鈍化してきていますので株価がこれまでのような急上昇を見せるとは思えません。ここからの新規買いは控えたいと思います。
【決算コール全文】