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【米国株】かつての10バガー候補はどうなった?

2016〜2021年の米国株の大相場では、数々の10バガー候補が登場しました。
そして今現在でも生き残っている銘柄もあれば、低迷している銘柄もあります。

その数を見ながら、グロース株投資で気を付けるべきことを考えたいと思います。

まず、銘柄を思いつく限り列挙してみますと、
ズームビデオ・コミュニケーションズ(ZM)
ズームインフォ(ZI)
ドキュサイン(DOCU)
オクタ(OKTA)
クラウドストライク(CRWD)
ズィースケーラー(ZS)
モンゴDB(MDB)
トゥイリオ(TWLO)
トレードデスク(TTD)
ハブスポット(HUBS)
ユニティ・ソフトウェア(U)
ロブロックス(RBLX)
ズオラ(ZUO)
ショッピファイ(SHOP)
ブロック(SQ)
デジタル・タービン(APPS)
リフト(LFYT)
パランティア(PLTR)
ファイバー(FVRR)
テラドック(TDOC)
シースリー・エーアイ(AI)
アファーム(AFRM)
ドラフト・キングス(DKNG)
ファストリー(FSLY)
クラウドフレア(NET)
ペイパル(PYPL)
スナップ(SNAP)
エンフェーズ・エナジー(ENPH)
スノーフレーク(SNOW)
データドッグ(DDOG)
ロイヤリティ・ファーマー(RPRX)
エアービーアンドビー(ABNB)
リーガルズーム(LZ)
リボルブ(RVLV)
ロク(ROKU)
アップスタート(UPST)
ニオ(NIO)
ドリブン・ブランズ(DRVN)
ビッグコマース(BIGC)
エヌシーノ(NCNO)
グッドアールエックス(GDRX)
ピンタレスト(PINS)
ヴィーバ・システムズ(VEEV)
ペロトン(PTON)
ルルレモン・アスレティカ(LULU)
45銘柄ありました。

その中で、2024年1月現在でも良い決算を出しており、チャートが比較的しっかりしている銘柄は、CRWD、ZS、MDB、TTD、NET、LULUの6銘柄くらいです。他の39銘柄は成長率が極端に鈍化していたり、良い決算を出せなくなっていたりする銘柄です。

結果、ほとんどが討ち死。10バガーへの道のりの厳しさを物語っています。

当時、どの銘柄も良い決算、高成長率をたたき出しており、株価はもっともっと上がると僕は信じていました。例えば、ビデオ会議の潜在市場はこのくらいだから、この株は〇〇〇%上がるはずだ、と本気で考えていました。

しかし、そういった期待は売り逃げるときの足枷にしかなりません。

グロース株投資に臨む際、ほとんどの株が途中で討死ぬかもしれないと覚悟しておかねばなりません。もちろん全ての株が10バガーを達成すればラッキーですが。

なので、PFの大部分を個別株に突っ込むことは暴挙です。コアサテライト戦略を採用することが肝要だと言えます。

そして、①インフレ対策としての急激な金利上昇(事例:2022年のような0%→4%への急速な利上げ)が予見される場合、②悪い決算を出した場合は即手放すことを基本ルールとし、淡々と投資することが必要だと考えます。




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