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女性の心をつかむことの重要性実感

床屋やってない…

コロナウィルスの問題で多くのお店が休業を強いられている。
国からの要請で占めている所もあれば、お客が来ないから閉めている所も。
そんな中、僕の行っている床屋は緊急事態宣言後、無期限の休業状態に。
髪の毛は伸びる一方でどうしたものかと。

僕は基本髪型に興味がない。
若かりし時はそれなりにオシャレなんぞを考えていたので、美容室などにも行っていたが、結婚後10年以上、10分1100円の床屋に通っている。
でも、やっていなければどこか違うところに行くしかない。
それで妻に相談してみた。

妻の行ってる美容室

「私の行ってる美容室に行ってみたら?」
と、妻から紹介を受けた。
美容室なんてオシャレな場所に10年以上行ってなかったので、やや気恥ずかしさがあったが、背に腹は代えられず、行くこととした。
妻のご指導の元、ネットで妻のおすすめのスタイリストの方を指名予約。
それだけで、なぜか気恥ずかしい。
「スタイリスト!」を「指名予約!」。やはり気恥ずかしい。。。

昼食後、美容室へ。
コロナの影響か、お店は他に客なし。
オシャレなお店に、客は僕1人。
そこにオシャレな男子3名。
男4人なのに、この空間が気恥ずかしい。

妻おすすめスタイリスト、コミュ力半端ない

席に着くと、妻おすすめのスタイリストが待ってましたとばかりに登場。
「ご指名頂きありがとうございます。〇〇です。今日はかっこよくしますね!」(←確かこんな感じで言ってた。半端なく恥ずかしくて、笑いをこらえるのに必死だった)
そこからはもうすごい!
質問攻め。
髪の毛関係のこと、仕事のこと、趣味・スポーツ。
でも、全然嫌な感じじゃない。
気が付けばどんどんしゃべらされていた。
むしろ途中からそのスタイリストの悩みを聞かされて、アドバイスする立場に回り、色々しゃべりたくなってしまった。
人は心理的には相談するより相談されたい。ということをどこぞの本で読んでいたので、まんまとそのスタイリストの術中にハマったと思った。

恥ずかしい・・・でもまた行くかも

カットの結果。
今までの床屋とは比べ物にならない。想定外のオシャレ短髪ヘアーに変身!
僕はメガネをかけているので、最後の最後メガネをかけるまで自分の髪型がどう変わったかわからなかったが、メガネをかけた瞬間顔が赤くなってしまった。
1時間弱前の自分とは全く違う自分がいたのだ。
まぁ、本当に恥ずかしい。
こんな恥ずかしさ10年ぶりかもしれなかった。
でも、悪くない。むしろこの感じ、嫌じゃない。良い!
帰りの自転車に乗っている最中、ずっとにやけてしまった。

「女を狙え」

↑この発言は私の発言ではない。
日本マクドナルド創業者、藤田氏の名著「ユダヤの商法」に記載されている名文である。

ユダヤの商法

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今回の美容室の件で私はまさにこれを体感した。
美容師は妻の信頼を勝ち得た。
その妻の紹介を受け、美容室に行った僕。
結果僕は「床屋から美容室にこれからも行こうかな?」と思ってしまっている。
商売において、女性のココロを奪う、信用を得ることがとても重要であることを身をもって感じた。

美容室は気恥ずかしい。
ただ、その気恥ずかしさすら「エンターテイメント」に感じた。
本日の美容室では多くのことを学べた。

また行こっと。