ガワの重さ
旅行グッズ集めをし始めて、実はかなりの重要事項である重さについて、私はなにも考えていなかったことを知り、そこからかなり多くのものの見方が変わって、大量の持ち物を手放し、入れ替えた。
今までは値段と機能、素材くらいしか考えていなかった。
でも、旅行に行った時、カバンの中の整理をするためにポーチをいくつか使う。ポーチの中身の重さは考えていても、ポーチそのものの重さは全く考えていなかった。
そこに機能がないのに相当な重さを運んでぐったりしていたわけです。
小さなポーチのようなものはどんどん更新して、今はメッシュ素材のペンケースの複数使いと、ジップ付き袋などを駆使する技を編み出したので、比較的低価格で圧倒的なパフォーマンスを得る事に成功しました。
これでちょっと調子にのってきて。
今度また国内数か所弾丸ツアーがあるので、今度はカバンを取り換えようかと。今までカインズホームで3000円しないで買ったソフトタイプの小さなキャリーバッグで足りていたのですが(海外に行く時は大きいのを友達に借りる事ができたので)、LCCに手荷物だけで乗る&4泊5日国内移動(飛行機、高速バス、電車、フェリーの満漢全席)も予定されているので、よりシビアに重さと機動力を考えなくてはいけない。
しかし、出費はおさえたい。
このような流れの中で、大変迷ったのですが、荷物の重さを量るラゲッジチェッカーを買いました。1500円ほどでした。
こんなものなくても、詰めるものの重さで計算していけば何とかなるのでは、という気持ちもありつつ……。
ところがです。
届いたラゲッジチェッカーでカインズホームの20年選手になろうかという(15年は越えている)ソフトキャリーを吊るしてみたところ、3.4㎏!
2キロくらいかと思ってたよ!
これで、心置きなく2キロを切るソフトキャリーを買う決心がつきました。
1.4キロ違うって相当です。
ガワの重さだけでそんなにあったとは。
もちろん、やはり軽いものは強度に劣るという点が考えられるけれども、取り回しの楽さを考えるとやはり軽いほうが少々チープでも自分にとっての利点は大きいし、ジェラルミンケースみたいな強度が必要なわけじゃない。
見えないところの重さ、自覚できない問題点って、こういう事なんだろうなと思った。自分そのものの重さには、なかはか気づけない。
外から指摘されて数値を出されても、自意識の中ではそう認識されていないのだから。
まさかこんな小さなキャリーケースが3.4キロもあったとは。
重さに問題があるとわかっていなければ、この重さに一生気づくことはなかっただろう。
ということで、検査の厳しいLCC手荷物重量チェックを乗り越えて、4泊の旅。いけるだろうか。(国内だし、空港もある大型都市経由だから心配はないはずだけど、問題は時間との兼ね合い…かつ、飛行機に弱い私の体力的な問題により、この荷物少なく作戦が進められている次第です……)
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