二泊三日弾丸旅行と無印リュック
毎度のことですが、あまり移動にお金をかけられなくて、弾丸ツアーばっかりです。
今回の移動手段
①飛行機はLCC
②フェリー乗り継ぎ
③特急指定席
④空港までの高速バス
あとは二輪を入れたらほとんどの乗り物制覇だねって言われました。
LCCのピーチは、バニラと統合するんですって
まずはLCC。今回の荷物の形状は、ここでほぼ決定です。
お安い飛行機は、荷物持ってないと安くのせてくれる。逆に言うと、荷物や座席指定が追加料金になり、結局レガシーキャリアと同じかそれ以上になる時もあるらしい。節約とは段取りである。
ということで、今回は7キロ以内の荷物でいかなくてはいけない。
といいつつ、7キロも背負うのは厳しい。5キロが精一杯です。キャリーケースにすると7キロに収めるのは厳しい。
となると、リュック(バックパック)で5キロ弱というのが妥当という感じになります。5キロの米を背負って歩くと思うとつらいものがある。
最近のミニマリスト的なものの少なさドヤァみたいな記事が乱立して、ものの少なさでドヤるのなかなか厳しいですね。
私がいま一番興味のあるのは、シベリア鉄道に乗るときに持ち込むべき食糧ですね。多分、登山の食糧と似てると思うので、両方をチェックしてます。
シベリア鉄道旅行する予定は今のところありません。ウラジオストクでパンケーキ食べたい。
また離島に行くのですが、今回は寝ていたら着くタイプのフェリーです。飛行機で行くこともできるんですが、フェリーの方がお安いです。移動費と宿泊費が一回で済む!
博多港から出る「太古」というフェリーです。雑魚寝ゾーンのほかにも個室やカプセルホテルみたいな寝台室があります。スイートもある。で、今回はグリーン寝台。カプセルホテルみたいな感じです。
あとできいたら、昔は貨物船にも等しいレベルで「昔は予約もいらない、大学生が貨物船に乗せてもらう、みたいな感じのフェリーだったんですよ。最近すごくきれいに直してますけど」「今はシャワーもついているし、個室もあるし」と、飛躍的な進歩を遂げた事を知りました。歴史あり。
食堂はなくて、自販機のみなので、食べ物は持ち込む感じです。博多港には温泉もあって、そこの売店でパンとかいろいろ売ってました。まあ、実際にはほとんど寝ているので、朝ご飯用の何かを買っておけば十分でした。船内でビール飲みたい人は買って乗ったほうがいいみたい。
食堂つきのフェリーもいつかのってみたいです。手段の目的化です。
それと今回利用したのが、長崎ー博多間の移動がとっても便利な特急かもめ。長崎は折角のランタンフェスティバルシーズンだったのに、中華街にはいけませんでした。弾丸だから。フェリー降りたら豚骨ラーメン食べて、すぐ駅です。
車内には圧力が高めの文字。どんたく。新幹線みたいにトイレやデッキの設備が充実。でも車内販売はありません。ネットで事前予約しておくとすごく安く買える。乗る前に窓口か発券機で切符を受け取ります。
座席の前に切符用のポケットがついている。なのに、2枚組の切符の片方をなくしました。マジックかな。
今回のルートの難所は以下の通り。
・LCC最安チケットだから荷物は7キロ以内
・フェリーで寝て、離島の民宿に泊まるので、コンビニによる物資の補強は望めない
・フェリー、民宿、どちらもアメニティーはほぼないので、タオルなどもある程度持参する方向
・乗り換えの時間があまりない&移動はそこそこ歩く
いろいろと装備を整えておかないとダメなパターンです。食料やタオルなど、いつもは持っていかなくてもいいものも持たなくてはいけない。
つまり、かさばるんですよ!しかも冬場で、ニット帽とか大判ストールとかコートとか、とにかく身に着ける物も分厚いしアイテムが多い。
(今回は最終的にニット帽を落としてなくしました。しかも最寄り駅の電車で)
いつもはアウトドアブランドのバックパックを使います。ターグという、ヘリノックス(軽い折りたたみ椅子が有名)の作っているおしゃれなバックパック。
これの色違いでマボガニーという赤味ブラウンを持っています。
都会的です。アーバンです。東京カレンダーにのせてもいいと思います。
が、これに入りきらない……23Lあるはずなのに。
全体的に丸っこいフォルムのせいか、スマートな分、容量ほど入らないのです。
で、ふと思っていつも使っている無印のリュックに入れてみました。
でもしょせん無印、アウトドアメーカーにはかなうまい、と思っていたのです。
ところが。
入る、全部入る!しかも軽い!
容量も25.7L、460gって、ターグより大きくて軽い!
ターグは870gだよ、410gも違う……そう、500mlのペットボトルより少し軽い程度だけど、それでもかなりの違いですよ。
重さにうるさいので、軽いとそれだけで評価が高まります。
やられた感半端ないです。
Twitterでたくさん入るのに重くないと大人気でしたが、重く感じないというのは他のアウトドアブランドのほうが優秀です。でもここまでできれば上等も上等です。
実際、無印のスーツケース用の小分けポーチを使っていたせいか、四角のリュックにスポッとはまる。
薄手のタオル類、絶対必須の寝る時メディキュット、リラックス用の靴下、室内履き(これはフェリーで使うかと思ったけど、実際にはスリッパがあったのでいらなかった。ホテル泊の時はいつも大活躍だけど今回は民宿だしいまいちでした)、iPadにカメラ、充電器関連、化粧品、なるべく減らしたけど着替え。
入れ終えたら、それでもぱんぱんになってしまった。
それにしても、無印のリュックの容量が25.7Lもあったとは……
そして軽い……(しつこい)
ただ、今回はそれでもぱつんぱつんです。
多分ベストなLCC対策は、30Lくらいのバックパックだなと思いました。
ついでに今回の離島で役立ったものは、LED懐中電灯です。
いつも家の鍵につけているんですが、帰りのフェリーの出発がまだ暗い時間だったので、道をLED懐中電灯で照らしながら歩いてフェリー乗り場にいきました。いつもは玄関の足元を照らすのに使っています。超便利。
みんなキーホルダーはこれにするといいよ。
フェリー一泊で役に立ったのは、ガーゼのマルチクロス。
毛布一枚しかないので、タオルにもひざ掛けにもなるガーゼのマルチクロスとストールで保温しました。毛布は追加することもできます(100円とか200円とかで)。
疲れて口をパカッと開けて寝ちゃうと体調を崩しがちなので、顔まわりに巻き付けて寝てました。
でも全然眠れなくて、今回の旅はずっと寝不足。
フェリーはエンジン音がすごいので、耳栓必須です。飛行機でも耳栓しているので、移動には必ず耳栓です。ちなみに、船酔いなど揺れには強いので酔い止めはいつも使いません。
そして、戻ってから次のお出かけ予定もないのに、一回り大きいバックパックを買いました。
いろいろ見てたら、軽さ、見た目と機能のバランスで、おそらくコールマンがベストコストパフォーマンス賞だろうと思ったら買いたくなってしまって、買いました!33Lなのに650g!(重量にうるさい)
色は違うんですが、届いてから空っぽでも背負って、これを持ちたいがために旅行に行こうとしています。
あまりによいので、このコールマンウォーカー33でひとつnote書けそうです。ウキウキしています。いろいろ改造を加えています。
【国内旅行でよく使う裏ワザ】
コンビニや郵便局で買えるレターパックライトという厚紙封筒が使えます。
360円で厚さ3センチ以内、4キロまでのものがポスト投函で全国どこでも追跡付きで送れる。510円で3センチ越えてもオッケーなやつもあります。
これで友人あてのお土産を現地から発送してしまったり、持ち帰りが面倒な壊れないものなど(服とか)を送り返すという手があります。
けっこう容量あるので、本とか紙モノとか送り返すのにもいいです。
ポストに投函できるから、早朝とか遅くにとかでも大丈夫。大抵の駅にはポストあります。
今回は乗り継ぎの時間が微妙だったことと、離島という僻地だったので最初からレターパック持っていきました。
厚紙封筒を360円で購入して、送料込みという感じです。ノリ付きなので追加でテープとかなくても大体大丈夫。梱包材を用意しなくていいのが宅急便よりも優れている点です。入れる物によってはプチプチはあったほうがいいかもですが…。今回は羊羹のような形状の餅菓子を合計1キロほど送りました。1個250gくらいのを4つ……。ありがとうレターパックライト。
現地で買ったお土産を入れて友人に送りました。家に戻ってからも結局送る事になるだろうから、だったら現地から送っちゃった方が雰囲気出ます。楽だし。
送り先を書くための筆記用具だけは忘れずに。ボールペンよりも、旅行には極細マッキーがいいです。
ちなみに旅行にはふつうのメモより付箋のほうが便利です。
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つよく生きていきたい。