モヤモヤポイントには理由があるから意味深よねの話。
こんにちは。おつかれさまです。こんなに天気の良い日。自宅内の備品修理で朝8:50から修理業者さんが来訪。なにかしらの健全さを感じます。ありがとうございます。
そして、冒頭のお写真お借りしました。とても素敵。ありがとうございます。
今日は、【理由】のお話です。なぜ?どうして?なんでそうなったんだろう?それには理由が付きもの。
※画像お借りしております。素敵。感謝。
人生の中でわいた疑問のうち、際限なしに印象に残っているものが大きく分けて2つあります。
1つ目は、小4のときに全員参加の標語募集がありました。その時に出したワタシの標語は『挨拶は 魔法の言葉 大切に』校内で佳作となりました。
その後時は過ぎ、中学1年のある日の朝。通学中に車が道を譲ってくれたので、お辞儀をして渡りました。すると、その運転手さんは教頭先生(今は副校長先生というらしい)で、その日の全校朝礼でその話をされ、褒められました。
この数年に渡り、最高にささやかな出来事が起きた結果、ワタシのその後の数年間に疑問が残り続けました。答えの出ない疑問が。それは、
なぜ、褒められたのか?
今、大人になりそりゃ分かります。『挨拶や感謝の気持ちを持っていることは良いことだね。』なんだろうと。
でも、当時は分かりませんでした。理由は、「挨拶をすることや、ありがとうと言うことが普通だったから」です。
トイレに行きたくなったら行く。お腹が空いたからご飯を食べる。それくらい普通のことだったので、本当に分かりませんでした。
だから、目立ったことをしてしまった!とちょっと羞恥心に似た感情になっていたかも知れません。(混乱した記憶以外、あまり覚えていません)
当時、理由を伝えてもらえれば自己肯定感の向上にすら繋がるチャンスだったかもなぁと、小さく思うときもあります。
2つ目は、ずっと大人になってから。仕事になんだか違和感を抱きつつ日々を過ごしていたある日。踏切を待っている向こう側の人を見た時、「どうして、生活に何の疑問も持たずに平気でいられるんだろう。(と見えたんだと思います、勝手に。(笑)」と感じたことがありました。そして同時に、『どうして自分は平気で生活出来ないんだろう。』と思いました。
そして数年後、毎朝1番に出勤して会社でくつろぐ後輩にいよいよ聞いてみました。
『羨ましいから聞くんだけど、毎朝一番会社に来て、仕事を全うするというよりも、定時までいる仕事を平気そうに(失礼)続けていられる理由は何?』
すると後輩は、『何とも思っていないからです。普通っす‥嫌も良いも無い。多分、向上心がないから出来るんだと思う。こんなもんだと思っているから。』(個人の意見です。)
名解答!!!分かりやすい!! 逆に自己分析ゴイスー!!
感銘を受けてしまいしたし、なるほどと思いました。
最近読んだ本にも書いてあった内容が、その言葉でしっくりきました。
『常識というのは、常に他人がつくっていて、それが本当に正しいことなのか、自分に合うのか、その根拠は何か考える。』
文章の意味、頭では分かっていても、、、だったのが一気に吸収された感じでした。
ほぼ日の糸井さんがTVで鶴瓶さんとお話していたのも印象的でした。
鶴瓶さん 『世間じゃ、それやれてませんて。』
糸井さん 『うん、鶴瓶さんの世間ではね。』
温厚で嫌味もなく、ハッとさせられた記憶は今も残っています。
※画像お借りしました。感謝。
人にはそれぞれのやり方があって、過ごし方があって。その出来事が平気な人、構わない人もいれば、違和感や不快に思う人もいる。
今がなぜ平気じゃないのだろう?なぜ、みんながやっている普通なことを何とも思わずに出来ないんだろう?
と、今までは不得手な事だと責めてきたけれど、良し悪しではなくて、ただのタイプ別の話だったんだと落とし込みが出来た時、少し楽になりました。
だから、幼い頃から伝えていきたい。理由も一緒に。
そして、どこかで自分が悩んでいる事・葛藤している事の具体性に気づけなくて、モヤモヤがイライラに変わり、自分を押しつぶしそうな人もいるはず。
だからこそ、理由も伝えたときの結論の真意はより深くなる。
○○だから△△だね。 ○○は△△や◇◇のときもあって、1パターンじゃないから自分が当てはまらくても、それもOKよって。大丈夫よってのも立派な理由になる。
It's OK! のキモチを、相手にも自分にも忘れないでいたいものです。
ではまた。