変数=データの入れ物 | センス良くつくるコツ
こんにちは、Yuukaです。
こちらの記事は、音声配信もしております。合わせてお聞きください🎵
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こんにちは。Yuukaと申します。
今日はプログラミングをするのに、欠かせない
変数(variable)
について考えてみましょう。
変数とは入れ物(箱)
英語では、variableと言います。
直訳すると、変化しやすい、変えられる、可変的な
ですが、その名の通り、
中身を何度でも変えてしまってよい箱です。
たとえば、コンピュータを相手にジャンケンするゲームを考えてみましょう。
人間が出した手(グー、チョキ、パー)とコンピュータがえらんだ手(グー、チョキ、パー)が必要です。
2つの手を保存しておかないと、どっちが勝ったかコンピュータは判断できません。このときに使うのが変数という入れ物です。
少なくとも人間の手、コンピュータの手を表す2つの変数が必要です。
一回で勝負が決まるならいいですが、もし、何度もあいこが続いてしまうことも考えてみましょう。
このとき、2つの変数の中身は、ジャンケンをするたびに、中身がかわります。
ジャンケンをするたびに変数をつくる必要はありません。
変数は、中身を何度でも変えてしまってよい箱なのです。
変数の名前はラベル
段ボール箱に何かを収納するとき、
何が入ってるかすぐにわかるようにラベルシールを貼ったり、
直接ペンで段ボールの見える場所に書きます。
これと同じように変数という箱にも名前が必要です。
名前というよりラベル、タグといったほうがわかりやすいかもしれません。
変数名(ラベル)は中身に合ったものにする
では、具体的にどんな名前をつければいいでしょうか。
引き続き、ジャンケンゲームを考えてみましょう。
少なくとも2つの変数が必要と先述しました。
では、どんな名前(ラベル)がいいでしょうか。
たとえば、アルファベットのA,Bと名前をつけてみましょう。
コンピュータは変数の名前がわかりやすいかどうかは気にしないので、
プログラムとしては問題ありません。
しかし、人間がプログラムを読んだとき、A,Bでは何を表しているのかわかりませんよね。
一方、handとhand_comとしたらどうでしょう。
comはコンピュータの3文字なので、
handが人間の手で、
hand_comはコンピュータがえらんだ手となんとなく予想できますよね。
このように、わかりやすい変数名にすると、
第三者に見やすくなりますし、
あとから自分が見直してもわかりやすいプログラムになります。
用意する箱は、必要最小限に
「段取り力」を育むプログラミングでお話したように、
事前に変数が、どれだけ必要か見積りましょう。
というのも、変数を必要以上に定義してしまうことは、ミスやバグの発生の原因になってしまいます。
たとえば、家の収納でも、どこに何が入っているかわからなくなってしまうと、必要なものをすぐに見つけることができませんよね。
あるものなのに、新しく買ってしまったり、無駄なことをしてしまうおそれがあります。
プログラミングにおける変数についても、収納術と全く同じことがいえます。
複雑なプログラムになればなるほど、用意する変数の数は増えますので、
段取りをして、変数ごとに役割(何を入れるか)を決めておくことがポイントです。
最後までお読みくださり、ありがとうございます。
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