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《くじけぬ心を育もう》プログラミングは失敗の数だけ成長する!

こちらの記事は、音声配信もしております。合わせてお聞きください🎵


今年の干支は寅年ですが、2022年は36年に一度の五黄の寅ごおうのとらという貴重な年だそうですよ。

今日は、トラの勇敢な行動力にあやかり、新年にさっそく一歩を踏み出したい!けど、失敗が恐い。。。という方にぜひ聞いてほしいお話しです。

プログラミングは何回失敗しても何も失いません。
まずは勇気を出して実行してみよう!という実行力
そして、もし、失敗したら何が悪かったのかを冷静に向き合う問題解決力が身に付きます。

失敗に対して対処できれば、次は同じようなエラーが出ても即座に対処できますし、他の人が同じようなエラーを起こしていたら助けてあげられます。いいことだらけなんです(^^)

だからといって、無謀に実行しても、大量のエラーメッセージが出てしまうので、先日の話の通り、手に届くゴール設定と段取りが必要です:

ということで、今日は、プログラミングは失敗の数だけ成長する!くじけぬ心を育もう!というお題でお話ししていきます。

なぜ人は失敗がするのが怖いのか

私の受け持っている生徒さんたちの中には、
赤文字でエラーメッセージが出ると驚いて思考停止してしまう、または投げ出してしまう子がいます。

または、赤文字エラーが出たら、自分では考えようとせずに、すぐに先生に呼んで「エラーが出たのですが、どうすればいいですか?」って毎回、質問する子がいます。

表面的な行動は人それぞれの性格により異なりますが、根っこの考え方は同じです。「失敗は悪いことであり、問題なことである。」と思ってるんですね。

過度な競争社会や成績重視の環境が生み出した副作用と言えるかもしれませんが、もし、そう思ってる方は今から思考を変えてみてください。

プログラミングは何度失敗しても何も失いません!安心してください。

失敗はチャンス!問題解決力を育もう!

「失敗は成功のもと」ということわざがありますが、プログラミングの場合は失敗してたくさんのエラーを対処する経験をしないと成長しません。

プログラムの誤りを「バグ」といいます。そして、そのバグを見つけ、プログラムを期待どおりに動くようにすることを「デバッグ」といいます。

デバッグをくりかえすことで、自分のチカラでプログラミングの誤りを発見し、なぜその誤りが起こったのか考え、自ら問題を解決する能力が育まれます。

例題:なぜ誤りが起こるのか考えてみよう

以前、取り上げた数当てゲームを考えてみましょう。詳しくはこちらの記事をご覧ください

数当てゲームのプログラムは以下になります。

コンピュータの選んだ1から9までの数字を予想するゲーム


1から9の数字を入力するべきですが、わざと「ねこ」と入力します。


数当てゲームに「ねこ」と入力した場合

すると、「残念!もっと小さい数字にゃん!」と言われてしまいます。

「ねこ」と入力しても「もっと小さい数字」と言われてしまう

1~9以外の数字を入力したら、「ちゃんと1〜9の数字を入力してにゃん!」と表示して、ゲームを終了するようにしてみましょう。

例題のこたえ:条件わけを追加

ユーザーが入力した数字が1から9である場合は、ゲームを実施する
 そうでなければ、「ちゃんと1〜9の数字を入力してにゃん!」と表示してゲームを終了する

このような条件わけを追加すればよいです:

1から9の数字以外であれば、ゲームを終了する

修正したプログラムで実行してみましょう。

数当てゲームに「ねこ」と入力した場合
ねこに怒られて終わる仕組みにできました!

詳しい解説は音声でお聞きください(^^)
今日もお読みいただきありがとうございます。

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