《入門者向けのプログラミング言語は?》挫折しない3つのポイント
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第4回放送において、プログラミングの基本ルールはたったの3つということをお話ししました。
詳しくは、次の記事をご覧ください。
また、3つのルールにしたがって、パズルのように組み合わせてプログラミングをする、「ビジュアル・プログラミング」を紹介しました。詳しくは、次の記事をご覧ください。
さて、今日は、ビジュアルプログラミングで3つのルールを使うことに、慣れてきたら、ぜひ少しずつチャレンジしてほしい、「プログラミング」について紹介したいと思います。
プログラミングとは
厳密な「プログラミング」という言葉の意味について、一度確認してみましょう。
プログラミングの語源は、「ギリシャ語」のπρόγραμμα(プログランマ)と言われていて、「何かを思い通りに動かすための手順」です。
つまり、プログラミングとは、コンピュータに指示を出し、命令通りに動かすことといえます。
コンピュータに指示を出すには、人間になにかをお願いするのと同じように言語が必要です。それをプログラミング言語といいます。
現在、たくさんプログラミング言語がありますので、はじめて学んでみようと思う方は、できれば、まなびやすい言語を選びたいですよね。
今回はプログラミング言語の難易度を決める3つのポイントについてお話しします。
プログラミング言語は世界共通語
あなたが書いたプログラムは、世界中の人が読めるし、使えます。
プログラミング言語は200種類以上
人間の言語も 英語、中国語、フランス語、スペイン語、etc...とありますが、プログラミング言語もマイナーなものもふくめると200種類以上あるといわれています。よく使われているものは20から30種類ほどでしょう。
種類別にそれぞれ異なった文法を持っています。文法が違うということは難易度も変わってきます。
プログラミング言語の難易度を決めるポイント3選
1. 文法
機械よりの文法をもつ言語は覚えにくく、難しいです。その場合、ゲームなど何かを作成したいと思っても、完成して達成感が得られるまでに時間がかかります。
2.動作環境の構築
プログラミング言語を書いたら、それをコンピュータに命令し、実行(動作)させる必要があります。その環境をつくるためにアプリケーションをインストールしたり、難しく細かい設定をしなければいけないと、わからなくて挫折してしまう可能性が高いです。(実際に、そういう例をたくさん見てきました。。)
であれば、学びやすいといえます。
3. 学習サービス
国内でのユーザー数が多いと、学習用の本が売られていたたり、インターネット上に多くの学習動画やページがあがっています。
一方、マイナーな言語だったり、世界的にはメジャーだけど国内にはあまりユーザーがいない言語の場合、わからないことがあっても調べることに時間がかかってしまう可能性があります。
入門者にオススメ言語「Python」
まとめると、
以上の3つのポイントを満たす言語、かつ、TIOBE ランキングで世界一位をキープしている「Python」です。
Pythonをマスターすれば、あなたのプログラムを世界中の人たちが読むことができますし、シェアできます。ちょっと夢がふくらみますよね(^^)
ビジュアル・プログラミングに少し慣れてきたら、次のステップとして視野に入れておくといいかもしれません。
ワークショップのお知らせ
小中学生と、その親御さんのためのビジュアル・プログラミングのワークショップを開催します。
日時:3/6土 10:00~12:00
興味がある方は、以下のサイトをご覧いただき、お申し込みください。
最後までお読みいただきありがとうございました(^^)