プログラミングも3つのRが大切
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突然ですが、「3R」って知ってますか?
全世界で深刻な問題となっているゴミ問題やプラスチックゴミによる海洋汚染。それらを解決するために私たちひとりひとりにできることの総称です。
Reduce(リデュース):製品をつくる時に使う資源の量を少なくする
Reuse(リユース):部品などを繰り返し使用する、不用品の再使用をする
Recycle(リサイクル):設計時に使用後のリサイクルがしやすいようにする
実はプログラミングにおいても、この3つの考え方、とっても大切です。この3つの考え方をプログラミング入門者の頃から身につけておくと、後々、圧倒的に上達が速いです。
ということがプログラミングにおける3Rを今日のお題としましょう。
プログラミングにおける3つのR
さて、3Rをプログラミングにおける3つのRに置き換えると次のようになります。
Reduce(リデュース):必要最小限のコード量(無駄なことは書かない)
Reuse(リユース):再利用できる部分を部品化し、関数として定義する
Recycle(リサイクル):使用後も再利用しやすい設計にする、コメントを付けるなど他の人が読みやすく、使われやすいように工夫する
再利用に便利な「関数」とは
「関数」というと、数学っぽい感じがしますが、数学の関数とほぼ同じように使うことができます。
例えば、y=2xという関数に、x=1を代入すると、y=2になります。
これと同じように、考えることができます。
ビジュアルプログラミングで再利用を考えてみよう
例えば、Code.orgの練習問題となっている以下の図形について考えてみましょう。
一見複雑に見えますが、「円をかく」という動作を「大きさ」を変えて「くりかえし」て使うことで簡単に作成できる図形です。
ここで部品化(関数)としているのが「円をかく」という動作で、代入する数字は「大きさ」です。
「大きさ」を5とすれば、半径が5の円を描き、「大きさ」を10とすれば、その2倍の大きさの円を描きます。
このようにただ単純に部品化するのではなく「大きさ」を代入することで、大きさを変えた円を書くことができます。
無駄のないシンプルなプログラミングは地球を救う
私たちの世界で、ゴミ問題やプラスチックゴミによる海洋汚染は待ったなしの問題です。小さなことかもしれませんが、ひとりひとりの努力が大切です。
プログラミングの3Rは直接的にその問題に働きかけるわけではありません。ですが、無駄のない、再利用性の高いプログラムをつくることで、シンプルに考える思考が確実に身についていきます。
そして普段の生活においても「シンプル」かつ「無駄のない」、「再利用」を考えられる、そんな意識が育まれていくのではないかと私は考えています。
プログラミグ教育は地球を救うかもしれません(^^)
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