見出し画像

「段取り力」を育むプログラミング

こちらの記事は、音声配信もしております。合わせてお聞きください🎵


こんにちは、Yuukaです。
仕事が忙しすぎて、1週空いてしまいました。。。申し訳ありません。

前回のAIクイズは好評だったようで、たくさんのコメントをいただきました。ありがとうございます(^^)

ぜひ、こんなことも聞いてみたい、などご意見がありましたら、noteにコメントくださいね💓励みになります😆

さて、今日のお題は「段取り」です。
プログラミングを学ぶことで、段取り力が育まれていきます。

こちらの本を参考に書いています:

段取りとは

料理でいえば、「さしすせそ」といった、美味しく味付けするための手順です。

ゴールを設定し、それに向かって何をやるべきか、小さいタスクや手順をリストアップして、優先順位を決めることをいいます。

段取りを考えられる力、そして段取りとおりに順番通りに実行する力、これらは将来にわたって必要となるスキルです。

プログラミングの場合の「段取り」とは

「段取り」は大きく3つに分解できます。

1、目的地(ゴール)を決める

ゴールがあいまいなまま歩き出すのは、いきなり冬山登山をするのと同じです。明確なゴールを決めることが大切です。

また、とりあえずやってみて、段々形が見えてくる「ボトムアップ」は、プログラミングに限っては、おすすめできません。

複雑だったり、レベルの高いものを作ろうとして、結局何も完成できてないという人は、多くの場合、このやり方をしていることが多いです。

途中でプログラムがぐちゃぐちゃになって、やる気を失ってしまいます。

必ず、「トップダウン」、つまりゴールから逆算して考えるくせをつけましょう。

2、目的地までの地図を描く(アルゴリズムを決める)

ゴールが決まったら、次は、細かいパーツに分解しましょう。
プログラミングの3つの基本ルール

  • 基本的な動作を順々に実行する

  • くりかえし

  • 条件わけ

にしたがって、リストアップしましょう。プログラミングの3つの基本ルールはこちらを参考にしてください:

次は、どの順番で組み立てればいいか、優先順位を考えましょう。これをアルゴリズムといいます。

3、描いた地図のとおりに目的地まで歩く

ここでは、実際に手を動かして、段取りのとおりにプログラミングをし、コンピュータに命令します。

つまり、1と2でプログラムの成功は9割決まる!といっても過言ではありません。

小さなゴールの積み重ねが大きな成果に!

そして、大切なことは、
はじめから完璧な作品は作れません。ちょっと簡単すぎかな?くらいのゴール設定でいいんです。確実に前進できるゴールを目指しましょう。

次に少し高い壁のゴールにチャレンジする、それを繰り返すと、複雑なプログラミングにもチャレンジできると思います。

まとめ:段取りはどんな分野でも大切なこと

今回の記事は、プログラミングの本だけでなく、ビジネス書も参考にして書いています。
プログラミング学習は、段取り力を育み、それは、ビジネスをはじめとして、普段の生活(料理や家事)にも活かされていきます。

参考文献:いちばん大切なのに誰も教えてくれない段取りの教科書

付録:「アングリーバードの迷路探検」

Code.orgの教材「アングリーバードの迷路探検」の簡単な例を使って、段取りを考えていきましょう。

アングリーバードの迷路体験(Code.org)


アングリーバード(レッド)がブタを捕まえることがゴールです。

どうやってレッドに命令すれば、ブタを捕まえられるでしょうか。イメージしてみましょう。

ブタをつかまえる段取り

レッドが1ブロック進むの「前に進む」と命令し、
方向を変えるときは、「右に曲がる」と命令します。

単純にタスクを書き連ねていくと、

  1. 前にすすむ→前にすすむ→右にまがる

  2. 前にすすむ→前にすすむ→右にまがる

  3. 前にすすむ→前にすすむ

となります。では、1つずつ進めていきましょう。

1.前にすすむ→前にすすむ→右にまがる

アングリーバードの迷路体験(Code.org)

はしっこまで来ました。さらに、
2.前にすすむ→前にすすむ→右にまがる

アングリーバードの迷路体験(Code.org)

もう少しです!
3.前にすすむ→前にすすむ→ゴール!

アングリーバードの迷路体験(Code.org)

無事にブタを捕まえられました。

描く地図は効率的に!

「前にすすむ→前にすすむ→右にまがる」を3回繰り返していることに気づきましたでしょうか。

コンピュータが得意な「繰り返し」を使いましょう。8個の命令が、
たったの4個に。シンプルになりました。

ブロックプログラミング(Code.org)

こちらは後日、Youtubeでアップする予定ですので、お楽しみに(^^)

最後までお読みいただきありがとうございました(^^)

🌟Amazon musicの無料体験はこちら:

#PodcastsOnAmazonMusic


この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?