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勝つって難しい

今日は1週間ぶりに太陽が出ていて、気温もいつもより高く7度くらいだった。

グランドについて太陽が見えた今日は良い日になるのではと期待を膨らませながら、写真を撮った。

今は10月17日の試合後。(実際の投稿は18日です)

自分の気持ちが冷めないうちに今の心の声をnoteをまとめたい。

今後はサッカーノートみたいな感覚で心の声というのも書いていこうと思う。

ご報告が遅くなりましたが、10月9日 ノルウェー1部リーグでデビューをすることができました。勝ち点3&デビューできて嬉しいです!

のようにポジティブな投稿できたらどれだけ良かったことか。

結果は、1-7。

自分の中でこの結果を受け入れることに時間がかかった。

後半15分から、残り30分程。

私が出る時には、もう既に1-5で負けていた。

途中から入る難しさと大差で負けている中で何ができるのだろうか。

とアップ中に考えていたけど、

私の答えは

デビュー戦だし、深いことは考えずに楽しもう。

だった。

本当に楽しめたのか?と聞かれると答えはNoだが、

私の中で少し消えかけていたものに灯を照らすきっかけとなった。

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振り返ると約1ヶ月。

チームに合流したのは、9月中ばで、

私は怪我をしている中での合流だった。

思った以上に怪我が長引き、合流してからもなかなかうまくいかない。

そんな日々を過ごしていた。

利き足の右足首を痛めていた為、ボールをインステップで蹴れない。そして判断に遅れる。

4-4-2のフォーメーションの中で、私が求められているのは、中盤の球際で激しくいくこと。

なのに、頭で分かっていても足が直前で止まってしまう。

テーピングをして、サポーターをしているのに、

これ以上足首を悪化させたくないという恐怖から中途半端な寄せしかできていなかった。

私の中では自分のできることに目を向ける、

ノルウェーのサッカー、チームのスタイルを理解することなど、

私ができることを一生懸命しようと思っていたが、

やはりオーストリアに比べると周りのレベルは格段と上がり、

私は思ったように動けないことに自信を失いかけていた。


それでも、毎日トレーナーからもらったメニューを続けた。

そしてケアも自分で続けた。

10月に入ってからは、少しずつ自分の中で足首の状態が良くなっているというのを感じていた。

それもあってか、自分のコンディションも上がっていた。

だからこの10月が勝負だと思っていた。

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そして今日、10月17日、スタメンとして83分出場することができた。

5月ぶりにトップチームの公式戦で83分。正直にきつかった。

そして結果は、0-8。

前回に続き、大差での大敗。

悔しいを通り越して、言葉が出なかった。

試合後は、夜ご飯が通らないほど、なぜか苦しかった。

勝つって難しいんだというのをアメリカの大学時のも実感したが、

ここノルウェーでも実感。

自分の実力不足も痛感するけど、

9月の自分と10月の自分だと

前に進んでいるのがわかる。

私の挑戦はまだ始まったばかり。

できないこと、うまくいかないことが沢山あるが、

この現状を楽しみたい。

次の試合は少し空いて2週間後。

さぁまた頑張ろう。

毎日が学びだ。

上手くいかないときは余計なことばかりを考えてしまっているのでしょう。そうすると上手く行くことも行かなくなり負の連鎖にはまってしまいます。私もハマりかけていましたが、苦しい時期に腐らず頑張ることが今後に繋がると思っています。私は自分ができると信じてあげないと誰が信じてくれるんだ。と常に語りかけます。そして、私は挑戦する姿を見せ続けるというのが私のモットーでもあるので、私は負けません。

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そして話は変わりますが、今シーズンが始まる前から、私には決めていたことがあります。

自分が試合に出た時間×100 でひとり親家族の支援をしていくことです。

私は母子家庭で育ちました。母子家庭だからといって満足した生活を送れなかったわけではありません。もしかすると、普通の家庭より、我慢しないといけなかったことは多かったかもしれません。でも私の母は、私がサッカーをする上で必要な最低限のものはいつも文句何一つと言わずに揃えてくれていました。幼いときは、スパイクの質の良さなどは分かっていなかったので安いものでも良かったはずなのに、私は兄の真似をしてかっこいいやつや高いものに目が行き、駄々を捏ねながら無理矢理、買ってもらったこともありました。自分で手入れをすれば、まだ使えたスパイクも沢山あったでしょう。私にとってはサッカーのグッズを買ってもらうことは同級生がゲームや欲しいものを買ってもらっていたのと同じように嬉しく、それでいつも頑張ろうと思っていました。今となれば母はいつも自分のしたいこと、買いたい物を我慢し、私達のために仕事を頑張ってくれていたんだなということがわかります。だからこそサッカー選手である以前に一人の人間としてひとり親家族の現状に少しでも理解のある人間でありたいです。私にできることは微力かもしれないですが、ここで集まった資金を少しずつ何らかの形で寄付していきたいと考えています。現時点では、寄付の形は決まっていませんが、練習着を届けるやボールを届けるのような形で支援をしていきたいです。

ご一読ありがとうございました😊



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Yuuka Kurosaki/黒﨑優香 🇺🇸女子サッカー選手
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