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社交ダンスを習ってて、「力を抜いてとか抜けすぎ」と言われて悩んでるあなたへ ~湯呑みでお茶を飲むときを思い出して~

こんにちは。
社交ダンス講師の村上友樹です。

前回は、
「母音の発声🎵」が社交ダンスを上手くする。というお話しをしました。

今回は、

社交ダンスを習ってて、
「力を抜いてとか抜けすぎ」と言われて
悩んでるあなたへ 
~湯呑みでお茶を飲むときを思い出して~

というお話をします。

社交ダンスを踊ってて、先生もしくは
パートナーにもっと力を抜いて!とか
リラックス!などと言われたことがある
と思います。
自分としてはそんなに力は入れてないし、
むしろあなたの方が固いよ!
と言いたくなりますよね。

または、しっかり握って!とか
もっと感じて!などと、逆のことを言われた
ことがありませんか?

相手によってとか、日によっても
自分の感覚は変わりますから、
本当に困りますね。

私は師匠から、「ダンスは生ものだからね」
となぐさめられたこともあります。

でもそれじゃ困るんです。
誰と踊ってもいつ踊っても、自分の感覚は
最高に研ぎ澄ませていたいものです。

そこで、自分の感覚を最高に研ぎ澄ます
ための練習方法を一つ紹介します。
それは、

湯呑みでお茶を飲むときを思い出して

ということです。

そもそも湯呑みには取っ手がなく、
マグカップには取っ手があります。
この理由は、入れる液体の温度に関係が
あります。

湯呑みで飲むお茶は、
マグカップで飲むコーヒーや紅茶に比べて
温度が低く、手のひらでぬくもり感じて
飲みます。

手のひらで持ち上げられないくらい熱い
場合は、時間を置いて冷ます
のが良いでしょう。

すなわち、
湯呑みに手を触れる前から
湯呑みが熱いのかどうかに注意を向け、
実際に湯呑みに手を触れぬくもりを感じます。

この行為は、社交ダンスで相手の手に触れる
ときに応用できますね。
まさに相手の手を触れる直前までの行動が、
触れた後の心地良い感覚を決める
ということに繋がります。

社交ダンスを踊るとき、
当たり前のように相手の手に触れますが、
ここに全身全霊を注がないで
心地良い踊りができるとは思えせん。

相手の正面に立った瞬間から相手を感じ、
お互いの空間を縮め、
手を触れたら手の感覚だけでなく、
相手のカラダ全体の重みを
とらえることができれば、
思いのままに踊ることができると思います。

是非試してみて下さいね。
ご拝読ありがとうございました。

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