旬の魚 料理用途が多彩な『 スルメイカ 』
お刺身、塩辛はもちろんバター焼きや炉端焼きにイカフライと様々な料理用途がありますが、加熱し過ぎて固くなったりお刺身や塩辛にする時の品質や鮮度など注意点に困った方が居ると思います。
そんなスルメイカを食べる時の注意点や料理するときの注意点などを簡単に説明します。
鮮度の良いスルメイカは『 お刺身で食べたい 』
鮮度の良いスルメイカはやはりお刺身で食べるのが一番ですね。
では、スーパーマーケットで売られているスルメイカはどの様な物が鮮度が良いのか教えます。
スルメイカの鮮度の見極め方【 3点 】
・今朝水揚され産地直送されたスルメイカで『 活スルメイカ 』と記載されているもの
・皮目に光沢があり鼈甲( べっこう )のような黒茶色しているもの
・身の全体が膨らみがあるもの、特に腸の部分がぺちゃんとしていない物
以上の3点に注意してスーパーマーケットでスルメイカを購入しましょう。
スルメイカをそのまま調理してお刺身で食べるのは危険!?
するめいかはやはりお刺身で食べたいですよね。しかし、近年では温暖化の影響により気温だけでなく海水温も上昇していてそれに伴い、アニサキス( 寄生虫 )による食中毒が多く発生してきているのが現実です。
スルメイカを安全にお刺身で食べるには冷凍保存をしてアニサキスを死滅させる必要があります。
その方法についてはこちらで説明します
以上のことに注意してスルメイカを美味しくお刺身で頂いちゃいましょう。
加熱調理の際のおススメと注意点
●生イカも良いがイカ一夜干を使うのもおススメです
イカを加熱するときもお刺身で食べられるくらいの鮮度の良いイカが好ましいのですが、無い場合でも安心してください😊イカ一夜干しでも美味しく作れます。又、イカ一夜干しを使えば『 捌く手間 』も省けるのでおススメです。
●イカを加熱する際は焼き過ぎ、揚げ過ぎ等加熱し過ぎに注意しましょう
熱が通ったか判断するには?
イカは熱が通ると身が縮んできます。
身が縮んで身が厚みが出れば熱が通った証拠です。イカの身自体は身が薄いので、熱の通りが早いので加熱し過ぎに注意しましょう。
加熱し過ぎるとイカの身の水分が抜け出てしまい身が締まってゴムの様に固くなってしまいます。
イカ墨に注意しましょう
イカはイカ墨を使った料理も多く食べられてきていますが、ここで注意が必要です。
イカ墨は生で食してしまうと食あたりを起こす場合もあると言われますが、加熱してもアレルギーなどにより腹痛や下痢などを起こす可能性がありますので、イカ墨を使った料理を食べる際は注意しましょう。
市販とは違う激ウマ手作り塩辛
一般的にイカの塩辛はスーパーなどで購入して食べていいますよね?
市販で売られているイカの塩辛は保存料などが多く含まれていたり、保存させるために甘味料などの調味料が使われていたりするので、イカとイカの腸本来の旨味を味わうことが出来ません。
そこで、激ウマ手作り塩辛の作り方を紹介します。
激ウマ手作り塩辛 レシピ
作り方
① 先ず、スルメイカのゲソとワタを一緒に引き抜きます。この時、ワタが破けない様に引き抜き、引き抜いたゲソとワタは切り離します
※イカ墨袋は破かない様にワタから取り除きます
② 切り離したワタに塩小さじ2杯分ワタ全体に満遍なくかけてラップをかけず冷蔵庫で一晩寝かせます
③ 切り離したゲソと身は残りの塩小さじ1杯と酒をまぶしてザルに広げてラップをかけず冷蔵庫に一晩入れて寝かせます
➃ 冷蔵庫で一晩寝かせ程よく水分も抜けて旨味が凝縮されたら②のワタをサッと水洗いして余分な周りの塩を洗い流しますし、ヘラやシャモジなどでワタを絞りばします
※とったワタは包丁でたたいておきます
⑤ ③のゲソと身をサット水洗いしてからペーパーなどで良く水分を拭き取りゲソは1本ずつに切り離し長い物は半分に切ります、身の方は細切りにします
⑥ ➃のワタと⑤のゲソと身をよく混ぜ合わせまして冷蔵庫でさらに一晩寝かせれば出来上がりです。
まとめ
市販のイカの塩辛とは違い塩が引き出すイカの旨味とワタのほろ苦さがたまらない激ウマ手作りイカの塩辛を味わってください
この記事を読んで頂きありがとうございます😊感謝いたします。