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【遊戯王デッキ紹介】昆虫族はみんな仲良し!「デジタル昆虫大連合」

どうもこんにちは、ゆうづきです。本日は昆虫族デッキのご紹介です。昆虫族、結構初期の頃からカード集めてるので思い入れがある種族です。割とマイナー寄りではあったと思うのですが、長年の強化によって面白いデッキに仕上がったと感じています。


デッキレシピ

レシピをどーーーーん。

今回は「電子光虫」を展開の中心としたデッキメイクをしています。10年弱前だかに出会って以来ずっと握ってきた電子光虫をどうにかして活かせないものかと試行錯誤した結果このような形になりました。最終的には昆虫族を横並びさせ、大型の昆虫族モンスターを大量に呼び出し相手のライフを取りに行くプランとしています。

主な動き

このデッキでは、展開の始動役を電子光虫とし、昆虫族による横並びを活かしてリンク召喚に繋げています。

電子光虫(デジタルバグ)で展開始動

「電子光虫」(以下デジタルバグと呼称)は、レベル3・光属性・昆虫族が属している「カード群」です。現状名称サポートが無く、ステータス面を参照したカードしか存在しないためカード群と称しています。来たら来たでデジタルバグのアイデンティティが崩壊しかねないのですがね…。

とはいえ、ステータス面を参照したサポートが主体ということは、それだけ他のテーマカードとも横の繋がりを持つことができるとも言えます。その最たる例が「電子光虫-センチビット」です。

2016年のカードってマジ…?囚われすぎだろ…

攻撃表示から守備表示になった場合、デッキからレベル3の昆虫族を特殊召喚できます。出力先の自由度が意外に高く、“あの”「甲虫装機 ダンセル」もリクルートできます。…あれ?強くね?……強くね????

ネックとなるのが表示形式の変更なのですが、遊戯王25周年の歴史にできないことは無く(多分)、現在ドンピシャなサポートが2種類存在しています。

ウオオオオオオオオオオ(興奮)
ウォアアアアアアアアアアアアアアアアアア(発狂)

「電子光虫-レジストライダー」「夢蝉スイミンミン」の2枚です。どちらも手札からの特殊召喚効果と、モンスター1体の表示形式を変更できる効果を持っており、ついに1ターン目のデジタルバグに2枚初動という概念が生まれました。ありがとうKONAMI。(いや厳密には元々2枚初動はあったんだけどあまりにも弱くてその後の展開が伸びるかどうかな代物でして)

またスイミンミンと同弾で「蚊学忍法・軍蚊マーチ」が実装され、同レベルの昆虫族を2体同時召喚することも可能になりました。ZEXAL様々です。なんでもっと早く実装しなかったんですか。

…ともあれ、これで初動が確立され、デジタルバグからある程度の昆虫族展開に持っていくことが可能になりました。次の課題として、「具体的にどのような展開に持っていくか」が挙げられます。

騎甲虫(ビートルーパー)を目標に

最終的な着地点として考えられるのが、海外昆虫族テーマ「騎甲虫(ビートルーパー)」です。大型リンクである「大騎甲虫インヴィンシブル・アトラス」を着地点に据えて展開することに決めました。

ご存知ビートルーパーは昆虫族に関するサポートが手厚く、またテーマ単体で見ても強力なエース・充実した魔法罠・横展開が得意と現代に見合った十分なパワーを持ち合わせています。

他のテーマ内カードとして特筆すべきはやはり「騎甲虫アームド・ホーン」でしょうか。

昆虫族の召喚権追加と、自己蘇生を持っており、昆虫族という種族に枯渇しがちであった横展開を可能にしています。

また、「騎甲虫スティンギー・ランス」も強力です。

端的に言えば、リソース回復・相手墓地対策・テーマカードサーチの3つの機能が1枚に集約されており、弱いわけがないです。自身の特殊召喚効果はメイン中フリーチェーンになるので、相手がこちらの墓地を弄ろうとしてきたところにカウンターとして使うのもアリです。

その他テーマ外モンスター達で支援

デジタルバグとビートルーパー以外に使用するモンスターを紹介。横並びをしてリンク召喚を狙っていくのでリンクモンスターが多め。

・「甲虫装機 ピコファレーナ」

言わずと知れた昆虫族の初動。具体的な動きの項で後述しますが、上級昆虫へのアクセスや、リソース回復役として主に使用しています。

・「アティプスの蟲惑魔」

蟲惑魔ストラクで登場したリンク3のモンスター。最後の詰めの役割が大きく、大量に昆虫を並べることが勝利へ直結しやすくなります。

・「完全態・グレート・インセクト」

フォトンハイパーノヴァで登場した昆虫族の大型融合。しかし”大型”と言う割には召喚条件がとても緩く、このデッキ内だけでも多分2,3パターンはあります。後で詳しく後述しますが、展開の中継とフィニッシャー運用が主な役割です。ついでに場持ちもとても良い。

・「ヴァレルガード・ドラゴン」

なんか昆虫じゃないやつが出てきました。このカードの役割は「表示形式を守備表示にする」ことが主です。デジタルバグと相性が良いんですね。でもそれなら「ほぼ同様の効果を持つヴァレルソードでいいじゃん」とも思われるかもしれませんが、「クローラー」モンスターも何種か入っているのでそことの兼ね合いです。

・「クローラー・ソゥマ」

ということでソゥマです。結構な壊れカードだけど昆虫族だから許されてる…許されてるか…? これの使用用途は「昆虫族モンスターを横に並べる」ことです。冒頭でも述べましたが、大量に昆虫族が並ぶことがこのデッキの勝利条件でもあるのでそこを容易にしてくれるこのカードは偉大だと言えます。

まとめると、
・デジタルバグを中心とした昆虫族の横展開
・最終目標をビートルーパー、アティプス等の大型モンスターとする
という構造のデッキです。ここからは初動展開やコンボについてです。

展開、コンボ例

昆虫族3体から初動

昆虫族モンスターを3体並べ、【「甲虫装機 ピコファレーナ」+効果対象となる守備1500以上の昆虫モンスター】という状況を初動とします。守備力が大事なので覚えてください。
今回想定される手札の例として以下が挙げられます。

・センチビット+レジストライダー(orスイミンミン)
・ウェブソルダー+トランシケーダ
・コクーンデンサ+墓地のトランシケーダ
・簡易融合+下級昆虫族1体
・昆虫族+SS可能昆虫族2体

ここから画像で動きを解説します。例として上記の組み合わせから「センチビット+レジストライダー」を採用します。いずれの手札でも、守備力1500以上の昆虫族を場に残すことを意識してください。

センチビットを召喚し、レジストライダーを効果で特殊召喚。
レジストライダーのSS時効果でセンチビットを守備にし、
センチビットの効果でデッキから「騎甲虫スケイル・ボム」を特殊召喚。
ピコファレーナをL召喚。効果で「共振虫」を装備。
リリースしてグレートインセクトを召喚。
墓地に送られた共振虫の効果でソゥマをサーチ。

ここまでが初動です。デッキによってサーチしてくるカードを変えると良いです。このデッキの場合ヴァレルガードを出すので、複数展開できるソゥマをサーチしています。

ソゥマの効果でグレートインセクトを裏守備にし特殊召喚。
そののちソゥマの効果でデッキからクローラーモンスターを2体特殊召喚。
ピコファレーナ、ソゥマ、クローラーモンスターで
ヴァレルガードをL召喚。

図では「クローラー・デンドライト」を出しています。裏守備でも特殊召喚できるので、すぐさまヴァレルガードで効果を起動することもできます。

使用感

オフ会とかで真っ先に出すようなデッキとしての認識で、パワー自体はかなり低めに見積もっています。ですがかなり安定したデッキで、ほぼ毎回初動を組むことができています。当初の目的通りデジタルバグ等の下級で展開し、その後大型でライフを詰めに行くという動きも無理なく行えていると感じています。ただ、なまじ展開力がちゃんとあるので最終ターンのルート取りがかなり怪しかったり、貴重な妨害を起動するタイミングが不完全であったりと、練度がまだ不足しているような感覚もありました。

採用検討中のカード

・「世海龍ジーランティス」

効果無効でSSするカードがあり、その縛りを解消するために入れるのも良いのではと考えていますが、やはりリンク4という重さがネックです。

終わりに

今回は、デジタルバグを活用し強力な大型昆虫族を出力することを最終目標として戦うデッキを組み、それを紹介いたしました。昆虫族、多分まだまだ強化が来ると思うので色々な軸で組んでみたいですね。

データベースのレシピはこちら!

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それではまた次の記事でお会いしましょう、ではでは〜

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