中谷裕一注目のダイ大新アニメがついに念願のバラン編に到達!打ち切りの真相は?
こんにちは、中谷裕一です。
春ですね~。ようやく東京も緊急事態宣言が明けましたが、普通の生活にはなかなか戻れなそうです(;^ω^)
というわけでお休みの日は家で録画していたアニメを見たり漫画を読んだりしていることが多いのですが、最近中谷裕一が楽しみにしているアニメはもっぱら「ダイの大冒険」。
実はダイの大冒険は今から大分前にも一度アニメ化されたことがある作品です。
でもわりと序盤の方で唐突に最終回になってしまい、当時漫画で先を知っていた僕はショックを受けた記憶があります。
新アニメの放送も2年目を迎える今、あの時衝撃を受けたダイの大冒険のアニメの打ち切りの真相が気になったので調べてみました。
できるだけネタバレは避けますが、少しだけアニメより先の内容に触れますので、気にしないという方のみ先に進んでください。
ダイの大冒険とは?
問題の話に入る前に、ダイの大冒険とはどんな漫画なのか軽くご紹介します。
ダイの大冒険とは、原作三条陸、作画稲田浩司によって1989年から1996年まで週刊少年漫画で連載されていた漫画です。
始めはドラクエ4の販促用漫画としてスタートして単発掲載されたのですが、あまりに人気があったことから連載が決定したのだそうで、これにはスクエニのお偉いさんもびっくりしたかもしれませんね!
作品の中で登場する呪文は基本的にドラクエに出てくるものが多いのですが、漫画オリジナルの呪文や技も登場します。
たとえば、代表格の「アバンストラッシュ」や「ブラッディ―スクライド」は、傘で真似をする小学生男子が全国で後を絶たなかったそうです。
もちろん、僕も例にもれず真似していました(笑)
とはいえ、僕が真似をするのはベギラマとかベギラゴンとか、フィンガーフレアボムズとかの呪文系がメインでしたけどね(*^^*)
ダイ大は呪文もモーションがいちいちかっこいいからつい真似したくなっちゃうんですよね~。まだ未登場の呪文や技についてもアニメで放映されるのが楽しみです!
ちなみにダイの大冒険のアニメ化は1991年10月~1992年9月に一度行われていたのですが途中で打ち切られ、約30年ごしの2020年10月に局を変えての再アニメ化に至りました。
参考:Wikipedia
現在コミックスも新装版が15巻まで発売、ゲームもアーケードゲームの「クロスブレイド」が開始、スマホゲームも今後配信される予定と盛りだくさんで、当時からのファンだけでなく、全くの初見からファンになる人たちが増えそうです。
ダイの大冒険は王道ストーリー&魅力的なキャラクターが人気の大ヒット漫画
ダイの大冒険の魅力は大きく分けて二つ。
それぞれご紹介します。
「友情」「努力」「勝利」の王道ストーリーが魅力
ダイの大冒険の魅力はまず、王道ストーリーであること。
ダイの大冒険の物語はドラクエの世界観を履修したものなので、最終目的は他のドラクエ作品と同じく「大魔王を倒すこと」です。
おおまかなあらすじはこうです。
デルムリン島でモンスターに育てられた少年ダイは、良い師、良い仲間に出会い勇者として成長し魔王軍と闘い、困難を乗り越え、ついに大魔王を倒す。
こうした流れだけ見ると、THE・少年漫画という感じがしますよね(*^-^*)
週刊少年漫画のキャッチコピーである「友情」「努力」「勝利」を体現した漫画と言っていいでしょう。
王道ストーリーを邁進しながらも、序盤で魔王自ら攻めて来たり、魔王軍総出で攻めてきたりと普通のドラクエだと無理ゲーな場面もたくさんあるダイ大ですが、そんな絶望的な状況からの逆転劇にも感動させられます。
魅力的なキャラクター
第二に、魅力的なキャラクターです。
ダイの大冒険には主人公ダイの他に、親友で最高の相棒であるポップや師であるアバン先生、強敵ハドラー、そしてバランなどたくさんのキャラクターがたくさん登場しますが、敵味方、どちらサイドにも魅力的なキャラクターが多いのもダイ大の特徴かなと思います。
その中でもポップ、ハドラーは作中の中でも1,2を争うほど実力でもメンタル面でも成長した魅力あふれるキャラクターだと言えるでしょう。
たとえばポップは主人公の兄弟子兼親友ポジションですが、出会った頃は辛いことからすぐに逃げてしまうようないわゆるヘタレキャラ。
今でこそ鬼滅の刃の善逸みたいな「普段ヘタレだけどやるときはやるキャラ」に人気がありますが、当時はヘタレキャラというのは受けが悪く、担当編集さんから「こいついらないから殺そう」と言われていたほどだったそうです。
原作者が必死で説得してその話はなくなったそうですが…ダイの大冒険はポップの成長も魅力の一つなので、消されなくてよかったです(;^ω^)
ちなみにポップという名前は「大衆」を意味する英語から取られたもので、作者曰く一般人の代表という意味があるのだとか。
もう一人はハドラー。
最初のアバン先生との修業の最中に突如として現れたかつての魔王で、今は魔軍司令として大魔王バーン配下の魔王軍を率いてダイ達をいくども苦しめます。
魔軍司令となってからは自分の出世のためなら手段を選ばない野心的で小物な性格になっていて、魔王軍に有利な状態で進めても何度もアバンの使徒に敗北を期すなどいいところがないハドラーですが、アバンの使徒と何度もぶつかり合うことで、後に武人として実力的にも精神的にも大きな成長を遂げることになります。
敵キャラで最初は絶許キャラとして描かれていたハドラーが、物語が進むにつれあんなに感情移入できるキャラに描かれるとは…と当時はかなり驚きました。
他にもたくさんのキャラクターがいますが、これらのキャラクターの成長も、見所の一つです。
前アニメだとポップはまだしもハドラーはその片鱗が見えないところで終わっていましたからね(;^ω^)
参考:DRAGON QUEST -ダイの大冒険- の登場人物Wikipedia
ダイの大冒険の旧アニメの放送が突如打ち切り!バラン編の完結は幻に…
週刊少年ジャンプで人気絶頂だったダイの大冒険ですが、TBS系で連載開始から2年後の1991年からアニメが始まり、1992年に終了と、全46話、わずか1年間で終了してしまいました。
全37巻ある中の10巻までで終了してしまったことになります。
終わった所も中途半端で、魔王軍の竜騎将バランと最初に対決するところで最終回を迎えたため、事実上の打ち切りと言えるでしょう。
打ち切りになるくらいだから人気がなかったのかと言えばその逆で、ゴールデンタイムに放送していたこともあり、玩具も発売され、劇場版も作られるなどなどかなりの大人気だったようです。
ならなぜ打ち切りになってしまったのか…その理由は、放送時間にあります。
当時ダイの大冒険が放送していた時間帯は家族が集まりやすいゴールデンタイムということもあり、TBSは子供から大人まで楽しめるバラエティー番組を入れたかったようです。
実際、TBSではダイ大の打ち切りの後からゴールデンタイムにアニメを放送しなくなりました。
それならそれで時間を変えるという方法もあったと思いますが、昔は今ほど録画技術が発達していなかったので、リアルタイムで見ることを前提に番組編成をした結果、ダイ大のようなアニメを放送する枠が確保できなかったというところでしょうか。
なんとも残念な話です。
ダイの大冒険の打ち切りはかなり急な話だったらしく、アニメ制作では原作未登場キャラのキャラデザも決まっていたようです。
また、玩具を製作していたバンダイでは、すでに先の展開で登場するキャラや装備の玩具を作っていたらしいので、アニメを制作していた東映とバンダイは当時のTBSにかなり反感を持ったかもしれませんね(;^ω^)
実際、今回の再アニメ化はTBSではなくテレビ東京で実現しているので、少なからずそういった軋轢は生まれているのかも。
ダイの大冒険、問題のバラン編とは?
画像:ヨドバシ.com
バラン編ではダイの大冒険の中で物語の中核を担うダイの出生の秘密やダイの額の紋章の秘密が明らかにされます。
ダイの父やダイの母、竜の騎士といった重要な内容を扱っていたり、ダイが人の弱さと臆病さを知ったり、辛い戦いが待っていたりとダイの大冒険の中でも比較的重いストーリーでありながらも人気が高いお話となっています。
前回のアニメでは、ダイが竜騎将バランと対峙し、友情の力でバランを追い払ったという内容で終了しています。
前回のトラウマがあるため、果たして今回はそこを乗り切れるのか、僕を含め古参のファンはわくわくとハラハラが同居している人が多いみたいです(笑)
ダイの大冒険新アニメも念願のバラン編に突入!
2020年に開始したダイの大冒険も前回より半年ほど早くバラン編に突入し、今週はいよいよ前回最終回となった内容に到達します。
先に登場する予定の竜騎衆のキャストが発表されているとはいえ、この目で見るまでは信じられないので、土曜日は朝からスタンバっていようと思います(*’ω’*)
僕と同じく前アニメのその先を見たい人は、テレビ東京系毎週土曜日午前9時30分~の放送をお見逃しなく!!