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音楽の杜がおススメするハードロック

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人生の大半を音楽に注いできた「音楽の杜」がおススメするハードロックの名盤集
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2023年6月の記事一覧

Small Faces「Small Faces」(1967)

最近、60年代後半の洋楽を深堀しております。それも以前ご紹介したホリーズよりもピリッとハード系なもの…。そして改めてスティーヴ・マリオットは偉大だったなあと痛感しております。 本作はそのスティーヴ・マリオットがリーダーだったスモール・フェイセズの、全曲オリジナル曲で勝負したサード・アルバムです。ややこしいのはファースト・アルバムも同タイトルなんですよね。なのでこちらは「The First Immediate Album」と呼ばれることもあります。 スモール・フェイセズは元

Jimi Hendrix「Electric Ladyland」(1968)

ジミ・ヘンドリックスの最高傑作とも云われているのが本作。といってもジミの場合、オリジナルアルバム(生前リリースを承認されたアルバム)は4枚しかなく、かつジミ・ヘンドリックス・エクスペリエンス名義は3枚(本作が最後の作品)しかありません。個人的にはやっぱりファーストのインパクトが強いかな・・・という印象です。 そしてこの「エレクトリック・レディランド」は、従来のR&B色の濃かった音楽から、より幅の広い、そしてトリップ感のある音楽が堪能出来ます。 幅広い音楽性が最高傑作と呼ばれ