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もしも100万円当たったら

こんにちは、ゆのまると申します。


就寝前。私と夫、それぞれのやることが終わったらベッドに入って、少し話をするのが習慣です。

その日の出来事や見聞きしたニュース、倒せなかった敵のことなど。そんなとりとめのない話をしているうちに、「今月ももう10日だね」という話題になりました。

気付けば今年も残すところ50日あまり。自粛生活も2年目に入り、ごくごく親しい人とのみ会って基本的にステイホーム、というのがすっかり当たり前になりました。

大きなイベントも特別なお出かけもなく、今日が終わればまた明日がやってきます。明日の我が身を心配することなく眠りに就けるのはとても恵まれたことではあるのですが、その一方で「また何も成さずに一日が終わってしまった……」という虚無感を覚えることもあります。特に夫が。


社会が怖い私たち。明かりを落とした室内でそんな話をしていると、種々の不安に襲われがちです。人生設計、減っていく貯金、労働、保険、介護……うっ、頭が。

そんなもやもやした怖いものがやってきたので、とりあえず「大丈夫!私が年末ジャンボ当てるから!」と提案してみました。

ちなみに私も夫も、宝くじの類を買ったことはありません。一年を通していろいろな「○○ジャンボ」は目にしますが、どうせ当たらないしと素通り。昔放送していた「週刊ストーリーランド」というアニメ番組で、宝くじを当てた男性が怖い目に遭ったのを見たトラウマもあります。しかし、ガチャに散々つぎ込んだ今となっては、300円は返ってくる宝くじの方がまだ良心的なのではないかと思うようになりました(やはりガチャは悪い文明……)。

まぁつまりは皮算用トーク。けれどもこんな中身のない会話こそが、ずももとやってくる不安を一時的に忘れさせてくれるのです。


もしも100万円当たったら。まぁ半分に山分けしたとして50万ですね。

まずは、起動にめちゃくちゃ時間のかかる今のパソコンを買い替えたいです。せっかくnoteで書きたいことがあっても、再起動を繰り返しているうちに熱も冷めてしまいます(まさしく今日もそう)。

社会人になった時に買い揃えた家電もそろそろガタが来るだろうし、たまにはユニクロやGU以外で服も買いたい。そして値引きシールのついていない国産のお肉を遠慮せずカゴに入れてみたいです。

ちなみに夫は、「時価」のお寿司屋さんでお腹いっぱいになるまで注文し、ウン万円するレアカードを躊躇なく・・・・買いたいんだとか。

さらにさらに皮算用で、1等前後賞なんかが当たっちゃったりしたら……!

その時には、もっと広い部屋のマンションを買って、夢の5.1chサラウンドシステム搭載のシアタールームを備えたオタク部屋を作りたいです。壁には往年の名作映画のポスターを貼って、今まで我慢していたフィギュア棚も作って。

いつかは泊まってみたい、箱根の露天風呂付き客室にも連泊できちゃいますね。

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(こういうの)


……なんて妄想を膨らませていましたが、出てくるアイディアが「値引きシールのついていない」とか、せいぜい数十万円台の夢ばかりでなんだか笑ってしまいました。もっと海外旅行とか、世界で数枚のレアカードとかさぁ?

慎ましやかに暮らしている我々では、所詮庶民レベルの夢しか見られないのかもしれませんね。まぁそもそも、宝くじの買い方すらわからない状態なのですけれど……。

来月末、お約束通り「宝くじ当たりました!300円!」というオチを発表することになるのか、はたまた意味深な沈黙を守ったままなのか、それとも買ってすらいないのか。

To be continued...??


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箱崎ゆのまる
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