擬態型なもので
こんにちは、ゆのまると申します。
よく晴れた今日。裁判所からかかってきた間違い電話で目が覚めました。いやぁ心臓に悪い。
お布団から泣く泣く起き出してラジオ体操とプランクをして、シャワーを浴びてお顔のマッサージ。そうした「いつもどおり」をこなしながら、普段と変わりなくルーティンをこなせることの有難さをじんわり感じていました。
というのも、昨日は一日嫌じゃ嫌じゃとぐずっていまして。
夫にその旨を伝え、ニンゲンであることを放棄してぼんやりとしていたのです。
私ってば基本的に無感情な生き物で、人と話していてもちょっと気を抜くと「わーすごーい(棒」なんてことになってしまいます。
ニンゲン社会で生きていくにはこれではダメだと気付きまして、家族や会社やお店の人と会話する時には、「感じのいい表情、受け答え」を身につけて擬態する術を身につけてきました。ええ、実の家族はもちろん、夫の前でさえ私は、「妻」というフィルターを通さないと会話ができないのです。
それは私にとって呼吸をするのと同じくらい自然なことで、特に意識してやっているわけではありません。ただ、「意識しない」のと「無理をする」は似ているようで大きく異なっていて、擬態する時間が長くなりすぎると、時々こうしたエラー落ちが発生するんです。
なーんにもしたくない。取り繕いたくない。表情も声音も、作りたくない。
それでも対処方法は簡単で、完全に隔離された一人の時間を作ること。何をする/しないは重要な問題ではなく、誰の視線も意識しなくていい時間を設けることで、徐々に気持ちが落ち着いてきます。
年末だからといって誰かに会う予定もないし、仕事も家事も無理をしているつもりは全くなかったのですが、着実に疲労は溜まっていたようですね。
正念場である年末年始に向けて、いったんメンタルをリセットすることができてよかったです。
今日は、午後から今年最後の整体に行ってきます。
月に一度の自分へのご褒美も、12回やると一年が終わってしまうのだから、本当にあっという間です。
「いつもどおり」を愛する私としては、これから三週間ほどしんどい時期が続きます。
今年を振り返ってしんみりすることも、大好きな人たちとの食事も決して嫌いではないのですが、イレギュラーな出来事にストレスを感じてしまう自分のことも忘れないようにしないと。この時期は特に意識して、一人になる時間を作ろうと思います。
何かと慌ただしい日々が続きますが、2022年を笑って締めくくれるように、皆さまもどうかご自愛くださいね。
それではまた。