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ワガママな私は「.5」がほしい

こんにちは、ゆのまると申します。

今日は皆既月食が見られるんだそう。「怪奇!皆既月食!」とか言っている人がいて、ちょっと笑ってしまいました。

今回は、ワガママな私と小数点についてのお話です。


昨日の東京は日中の気温が28度を記録し、今年一番の暑さとなったそうです。近所のコンビニにお昼を買いに行っただけで、少し汗ばむくらいの陽気でした。

我が家では、早くもエアコンを解禁。といっても、食事時と寝る前だけですが。夏になると、台所に立つ母が汗だくになっていたのを思い出しますが、やっとその気持ちがわかりました。炒め物なんてやってられないですね……。

そこで悩ましいのが、エアコンの設定温度

「暑がりな男性が設定温度を下げすぎて、寒がりな女性から苦情がくる」なんて話をよく聞きますが、幸い、夫との間に設定温度戦争が起こることはあまりありません。むしろ、冷え性な夫が夏でも震えていることが多いです。

私は27度にしていることが多いのですが、なんというかこれが、26度だと寒いし27度だとちょっと暑い。最新のエアコンはもっと細かい温度設定にしたり、人のいるところを重点的に冷やしたりといったこともできるようですが、築20年のマンション備え付けのエアコンにそんなハイテクな機能はありません。ということで、26度と27度を行ったり来たり……。嗚呼、26.5度にしたい。

さらに、まだ今の季節は「エアコンをつけると寒いけど消すと暑い」「パーカーを羽織ると暑いけど脱ぐとちょっとひんやり」など、適温に調整するのが本当に難しいなと感じます。そりゃ自律神経もバグって眠れないし、ぜんそくも出るわけだ。

おそらく部屋の温度は下げたうえで、体を冷やさないように素肌を出しすぎないというのが正しいとは思うのですが……今年の夏も、悩みの種になりそうです。


「細かく設定したい」話についてもうひとつ。レビューについてです。

私は、「Filmarks」という映画鑑賞記録アプリを使っています。

機能がアップデートされ、映画だけでなくドラマやアニメにも対応するようになったこちらのアプリ。作品名やキャスト名で調べるだけでなく、そのキャストが出演している他の映画を調べたり、現在どのサービスで配信されているかも表示してくれるので、大変重宝しています。

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このように鑑賞した日やその感想を記すことができ、その際、0~5まで0.1刻みでスコアをつけることができます(ちなみにこれは『ライ麦畑の反逆児 ひとりぼっちのサリンジャー』のレビュー画面)。

スコアは直感でつけるのですが、感覚的にはこんな感じ。

2.5以下=合わなかった
3=まあまあ
3.5=良かった
4=とても良かった
4.5=興奮した
5=もう最高

「3」と「3.5」の間には、「好み 小さじ2」くらいの違いしかないのですが、その小さじが印象を大きく変えます。

他のレビューを見てみると、0.1刻みでもっと細かくつけている方も。では10段階になると3.5は7になるかと聞かれると、やはりそこにも7と7.5の壁があるような気もします。

スコアをつける習慣があるのは映画くらいですが、ではゲームはと考えてみると、例えばブレワイは文句なしの5だけど、あつ森は4.5くらい。自分の中には、ゲームや本も、「0.5」刻みで評価したい細かなポイントがあるようです。


家電はどんどん便利になりますし、ユーザーからの細かな評価基準を集めることで、映画やゲームもよりニッチな要求に応えるようになっていくかもしれません。

では話を戻して、もしエアコンを買い替えて「26.5度」に設定できるようになれば、それで私は満足するのでしょうか。

……それでもなお、「まだちょっと暑い」と26.25度を求める自分が予想できて、ちょっと呆れてしまいます。


どれだけ満たされても、人間は欲深く追及し続ける生き物なのかもしれないな、ということで今回のワガママな話はこのあたりで。


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つまり、ボリュームをつまみで調整できるDSが最強。


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