若者と政治について?
こんな内容荒れそうでなんか怖いけど、第1校目で荒れるわけない、と自分を勇気づけ、この内容を投稿。こわ。
政治って面白いですよね。
まあ、周りの大学生に共感してくれる人は誰一人いません。
割とレベル高い大学入ったはずなのに、、やっぱFランだったか。
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一人の大学生としての意見を僭越ながら記述させていただきます。
私は現在、独学で政治学を勉強しています。理由としては、国際社会における諸問題の解決に向けて様々なアプローチが用意されている中、政治での関わり方に最も興味を持っているからです。他にはビジネスからのアプローチ、文化社会学的なアプローチなど様々に考えることができると思います。
政治とはそもそも何か、どのようにして政策が形成され、社会にどのような影響を与えているのか、なぜ政治があるのか、といった内容を少しずつ学んでいます。このように少しずつ、興味を持って勉強してやっと見えてきた政策があります。
今回私が強調したい内容としましては、「興味を持ってコツコツと勉強した物事しか身につかない」ということであり、「大学でのいわゆる“政治学”の講義が学生にどれだけ身に付いており、関心の対象になれているか、は全く疑問である」ということです。私は身に付いてもおらず、関心の対象ともなっていないと思います。だから若者は政治に興味はありません。
この点は先日お話しさせていただきました、「社会的諸問題の複雑化に、若者の知識は追いついていない」という点に結びつくかと思います。これは何も机の上で勉強して身に付くものだけでなくとも、社会人の方々が、会社で働かれる中で学ぶ様々な事象や制度と言い換えることも可能であると思います。年金制度、コロナワクチンについて、消費税と法人税など、政治というのは、いわゆる社会学や経済学とも結びつく非常に奥深い学問であり、社会活動です。こういった類の政治的争点となる社会問題に触れる機会は、大人よりも若者の方が少ないです。若者と言っても定義は曖昧ですから、ある程度自立して社会人になっている人は同年代でも大人と呼んでもいいと思います。かたや全く同年代でも、実家でぬくぬくと大学生をしているような人(私も含めですが)は、「消費税が5パーセント上がる?だからなんなの?」となってしまいます。その背景に興味を持つことはありません。
社会問題解決という視点で言いますと、困っている人を救いたいという政治家が仮にいたとして、その方々が「どうやったら国民を幸せにできるか」と考えてたくさん勉強し、考え抜いた政策案を提示する。その政策を本当の意味で理解できる人はどれくらい存在するのでしょうか。大学生に限ってみれば、ほとんど居ないと言っても過言ではありません。この点は、大学生がより自身や周囲の人々の生活に注意を払って生きていく必要があるということを示しているのではないかと思います。自分さえ良ければそれでいい、特に何もしたくないと言った脱力系の学生が増えているのを肌で感じます。「個人の自由」という言説が定着していますので、私はその学生に何と声をかけることもありません。
国際社会、国際関係という話につなげます。
「若者が政治に関心がない」というのは、これまで書いてきたように、それだけ彼らの生活が充実しているということです。何不自由なく、「平和」で「そこそこ幸せ」に暮らせているということです。世界には様々な問題を抱えた国があります。政治的腐敗により貧富の差が信じられないほど開き続けている国家、警察による暴力が常態化している国家、1日1.25ドル以下で暮らす人々、気候変動によって今にも住む家が浸水寸前の人々、感染症蔓延のなか密集したキャンプでの生活を余儀なくされる人々、水汲みに1日の活動時間のほとんどを費やす人々、生きる術がなく水商売に頼って生きていくしかないという女性たち、自分の性的セクシュアリティをさらけ出せずいじめに遭う子供や大人たち、、見渡せば、世界には助けを必要としている人、支え合いを必要としている人は大勢います。「社会の分断」がそれを「見えないように」しているのです。日本人はみんな「普通」でいたいですから、自分の恵まれた生活が「普通」であると思ってしまいがちです。そんな普通の生活が何となくこれからも続いていくと思っている、だから別になんの社会的変革も必要とせず、選挙にも行かない。だって、友達と新しい服を買って、映画を見て、新しいカフェに行く、そっちの方が楽しいから。このような若者の価値観はすごく理路整然としているような気がします。「選挙行くより、友達とユニバに言ってる方が楽しいんだもん!」と言った声があちこちから聞こえてきそうだという気がします。
また、背景には、自分の1票では何も変わらないと考えている学生は多いですね。私たちが投票して何になるの?という主張ですね。「大人は選挙に行けというけれど、若者が行ったって数では勝てっこないし、現状おじいちゃんおばあちゃんの方が数が多くてそっちが優遇されているんだからその状況をどうやったって打破できないじゃない?」と言った若者の主張はもっともなんじゃないかと思います。
大学生からしてみると、“奨学金”問題は身近ですが、“年金”や“法人税”の問題は身近とは言えませんからね。
しかし、最近の政治で変わってきているんじゃないかなと思う点としては、政治家の方々も若者に寄り添おうとしてくれているんじゃないかということです。私が所属する関西学院大学は、小池百合子東京都知事が卒業できなかった大学であります(学生はこれをなぜか誇りにしています(笑))、そのため、昔は、よく講演しにきてくれていたものだと、年配の先生から教わりました。またYoutubeというコンテンツに、よく政党が作成したC M が出てきます。あれは非常に面白いと思います。今や「テレビよりYoutube」と言われるくらい若者はYoutubeを好んで見ますので、河野太郎が人気ユーチューバーとコラボした、小池百合子が急上昇動画1位になった、麻生太郎のかっこいいシーンが編集されて動画になって視聴者のもとに届く、そうなればかなり政治に興味を持つ、「とっかかり」としては十分な機会になり、意味を持ちますので、私としてはかなり可能性があるんじゃないかと思っています。
コロナは我々の社会の課題を浮き彫りにし、それの解決のためにはと考える人たちの興味は少しずつ政治や政策に向いてきているんじゃないかなと思います。
次の総選挙は、大事な選挙ですから、今回多くの人の意見が反映される選挙でなかったとしても、少しでも若者が政治に興味を持つきっかけとなれば嬉しいですね。
また、これは別の問題提起ですが、国内政治はどうしても人々の意見を過激に戦わせがちです。特にネットなどでは、攻撃性を持ち合わせる人々もよく見かけます。では、真剣に議論するために我々は知識を持てばいいではないか!と言えばよく聞こえますが、残念ながら知識は議論の前提として必要ですが、議論をすれば必ず答えが出るというような簡単な仕組みでは、社会は成り立っていません。だからどうするか、「我々は税金を払って、政治家に、国を治めるという仕事をしてもらっているのだ、代理人として我々の意見を代弁してもらい、政治家にその意見についての議論をしてもらっているのだ」、というような意識は少なからず必要ではないかと思います。なぜ民主主義国家として日本はこれまでやってきたのか、今日本の民主主義はちゃんと機能しているのか、民主主義とはなんなのか、民主主義で本当に守られるべきものとは?といった問いかけは私も現在勉強している点であり、それを見直すきっかけであるというふうにもっと多くの人が気付いてもいいんじゃないかというのは私が考えるところです。
大阪日日新聞さんからの依頼を受けて意見を文書にて提出、乱雑かつ、稚拙な文章ではあれ何かが伝わると嬉しいなあという感想。
本日体調ゲキ悪にて、今から猛勉強できるか心配。
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