多分、努力の方向性を間違えている。が、それでいい。
現在、私は就活をしている。だが、色々な壁にぶち当たって苦労している。
そして、今日は面接の練習を行った。用意していたテンプレ通り、完璧に話そうとした。しかし、途中で内容が飛んでしまい、2、30秒ほど黙ってしまった。
初めは、このようになった原因は、テンプレ通り話そうとして意味を理解せずに起こったのだと思った。
ところが、よく考えてみると問題はその前の”失敗しないように”テンプレ通り話そうと決めていた自分の心にあったのだ。思い出せば、このテンプレも文章を書くのが苦手な私に代わって、得意な人に人に書いて貰ったもの。なぜなら、自分の文章力に自信がなく、失敗するのが怖いから。
私は、無駄にプライドが高い。キレイで、かっこいい自分であろうとする。そんな私にとって、今日まで失敗とは恥ずかしいもので、自分の評価を下げるものだと思っていた。漠然と、その失敗一つで自分の将来が危なくなるとも思っていた。だから。失敗が怖い。
なので、今までは「失敗しそうだ」と思うと、何かしら理由をつけて逃げていた。そうやって逃げ続けた結果、現在、自分のそういう弱さに苛まれることとなった。
しかし、今回は一度立ち止まって、自分はなぜ逃げるのか?なぜそんな失敗に怯えるのか?その失敗をしたとして、本当に自分の人生が危なくなるのか?と、考えた。私の人生は、これまで失敗90%、成功10%くらい。だが、今日もこのようにくだらない文章を元気に書けている。
その時、「失敗することは大したことではない」ということに気づいた。
なので、まずは失敗に慣れることから始めようと思い、インスタのフォロワーの上から10人の地元の女の子をデートに誘うDMを送ることにした。中には、元カノの姉や、全く親しくない高校の先輩、噂が一瞬で広まる地元の同級生など。
正直、送るまでに5、10分くらいためらった。あまりの失敗の恐怖に目的を見失いかけていたがそれを思い出した時、心が楽になりひたすらDMを送った。
すると、後輩の1人がすぐに返信をくれて、すぐに断られた。
「失敗した!」と目的を達成したことに対する喜びと、純粋に断られた悲しみの相反する感情を同時に感じた。
でも、勇気を出して頑張れたということが、やはりとても嬉しかった。さらに、「この成功体験?を機に今後も、もっと思い切って行動できる」と、少しだけ自信もついた。
なので、その自信を基に1ヶ月後には内定を獲得するので、是非期待していてください!
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