4歳から継ぎ足し続けたパイオニア騎士
はじめに
どーも、ゆうへいパパです。
普段はYoutubeでマジック:ザ・ギャザリングの対戦動画やオリパ開封、デュエルマスターズの対戦動画を投稿したり記事を書いたりしています。
私は中学生の頃(テンペスト~マスクス)に数年マジックを遊んでいましたがそれ以降はまったく触っていませんでした。
そんな私が息子と一緒にマジック:ザ・ギャザリングに再開するキッカケとなったデッキをご紹介します。
魔法との再開
とある同級生の結婚式に参加した時にキッカケは舞い降ります。10年以上振りに同級生のTくんと再開し昔話に花が咲いたときギャザの話になりました。あの頃毎日のように放課後の教室で夢中になったギャザ。(※私と同じ年頃のマジック:ザ・ギャザリングの呼び方『ギャザ』)
「懐かしい」
なんとも言えないとても懐かしい気持ちに襲われ、「まだ4歳だけどデュエルマスターズのルールも覚えたし、マジック:ザ・ギャザリングもやらせてみるか…」という気持ちになり息子用と私用にプレインズウォーカーデッキを買って帰った記憶があります。
最初のデッキ覚えてますか?
息子はローアンで初めてのマジック:ザ・ギャザリングを、父はオーコを選び20年以上ぶりのマジック:ザ・ギャザリングを初め、以降息子と一緒にどっぷりとスタンダード、パイオニア、モダン、統率者と幅広く楽しませていただいております。
さて、題名にもあるように息子のエルドレインの王権、プレインズウォーカーデッキ、ローアンはスタンダード期間中はもちろん、スタン落ち後も息子の「ローアンを使いたい」という強い要望によって新たな戦場パイオニアに降り立つこととなりました。
息子が大いに気に入った
デュエルマスターズは小学生向けにマジック:ザ・ギャザリングのルールをダウンサイジングして作られたルールだと聞いたことがあります。
マナの概念、タップ、アンタップ、などなど共通部分が多く息子は4歳にして驚くほどすんなりとマジック:ザ・ギャザリングのルールを覚えました。
デュエルマスターズ→マジック:ザ・ギャザリングという導線はしっかりと機能していました。
4年間継ぎ足し強化し続けたデッキ
息子が訪れた様々な次元から選りすぐりの騎士、装備品の数々で4年間強化し続けたデッキとなっています。
なるべくトリッキーなカードを排し、フレーバーを優先しつつストレスの無いデッキを組んで与えるように心がけている都合上、強力だけども処理が複雑なコンボのようなものは搭載していません。7歳が遊ぶものなので。
デッキ解説
優秀な専用土地
《試合場》はアンタップインでありながら三色を生み出せる種族専用サポート土地ですが単純に強力です。まだサイドボードなどは採用されていませんが黒をタッチすることもできる騎士デッキの拡張性が垣間見えます。
《閑静な中庭》も同様でこちらも騎士と宣言しておけばすべての色が出る種族サポート土地です。
低マナ域の優秀な騎士たち
元々4歳が使える戦術などほとんどなく、トップをめくって最大の動きを叩きつけることくらいしかできません。最近はそうでもありませんがまだまだ7歳、アグロ脳筋です。
幸いアグロ戦術にぴったりの小粒優秀クリーチャーが騎士には多かったので確実に初手から動けるよう三種類12枚の採用となりました。
動けないターンがあると子供はつまらなくて飽きちゃうので…
中盤戦を支える装備品
騎士を出したら武器を持たせる!!
とてもフレーバーに富んだ動きで、しかも強力。
最序盤から出して単純にパワーが上がる《長所食い》、《熱烈な勇者》に付けておけば「速攻」「先制攻撃」を獲得した「スーパー長所食い」になって場に残ることもザラです。
《スカイクレイブの大鎚》も騎士デッキに不可欠な飛行対策をメインから入れられる超強力装備品です。装備コストが初回は必要ないところがクール。
「4体でアタックしたので~」と息子が言うと手札から赤2マナで飛んでくる《エンバレスの宝剣》二段攻撃とトランプルを付与されたクリーチャーは止め辛く、そのまま敗北するまさに必殺剣。
騎士を支える騎士
騎士を支えるクリーチャー達もまた騎士でとても強力なものが揃っています。
まずは《鼓舞する古参》は単純な騎士ロードですが2マナという軽さが非常に魅力的です。ロードは2マナが丸い。
《立派な騎士》は後から来た騎士に従者を1人つけてくれます。後述の《輝かしい聖騎士、エーデリン》とは抜群の相性です。
《評判高い挑戦者》はこのデッキ唯一の手札アドバンテージを伸ばす騎士です。装備品も回収できるためほぼ何かしらをサーチしてくることが出来ます。
数の暴力
ゴブリンデッキほどは横並びしませんが《立派な騎士》や《輝かしい聖騎士、エーデリン》はトークンを大量に生み出し、さらに《輝かしい騎士、エーデリン》はムキムキとパワーを上げていきます。《輝かしい聖騎士、エーデリン》が《エンバレスの宝剣》を装備して突撃してきたら敗北必至です。
3マナの英雄譚で2/2トークンを出す!そう!《鏡割りの寓話》!!ではなく《ベナリア史》です。2ターン後に全軍突撃するから!という死亡宣告にも近い性能をしています。
伝説のプレインズウォーカー「ローアン」
そして最後に4年間息子がこだわり続けたプレインズウォーカー《不敵な火花魔導士、ローアン》5マナと重量級ですがこのマナ域に達するころには相手のライフがかなり削れているか、騎士だけでは越えられないブロッカーが戦場に立っているかのどちらかです。忠誠度-2の能力はそういう状況を打開する能力がありダメージ量はさほどですが2体もブロック不可にする能力を有しており、急に出されて「あ、負けた…」という場面も多かったです。
《ローアンの親衛隊》は同じく5マナと重量級ですが場に残れば次のターン《不敵な火花魔導士、ローアン》が着地忠誠度+1能力で8/2先制攻撃となりかなりの戦闘ダメージをたたき出します。
即勝利につながる超強力奥義まで備えています。もたもたしてると自分のクリーチャーにやられます。
対戦動画も是非観てやってくださ~い!!
そして団結のドミナリアへ
いよいよ父がジェラード達ウェザーライト号に乗って飛び回った次元ドミナリアへ、マジック:ザ・ギャザリング30周年を間近に息子と一緒に再訪することになるとは…。
感慨深い。
ドミナリアで息子氏の騎士デッキに迎え入れられる新たな騎士は出現するのか?とても楽しみです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?