【本を読もう ⑭】子どもの見ている世界
サブタイトルに
誕生から6才までの
「子育て・親育ち」
とある通り、
幼児教育について
書かれている本です。
今回紹介したいのは、
テレビ視聴の是非です。
結論から言えば、
著者の内田さんは、
テレビ視聴は「あり」と
言われています。
もちろん、
長時間のテレビ視聴は
弊害があるのは当然のことです。
テレビを全否定するのではなく、
上手な付き合い方を
考えていこうという意味です。
本書を読んで
ポイントは3つだと
考えました。
1 経験
2 共同
3 記憶
1 経験
テレビを見て子供が行うことは、
「再確認」である
と内田さんは言っています。
つまり、
経験のないことを
テレビで子供に学ばせるのは
難しいということです。
例えば、
サンゴ礁の番組を幼児に見せても、
子供が興味をもつのは、
魚だったりカニだったりします。
もう少し言えば
英語番組だけ見せて
英語を理解させようとする
ことも同様と言えるかもしれません。
逆に言うと、
テレビ視聴で経験を深めることも
可能なのです。
めだかを飼っていれば、
めだかの番組を見れが、
それだけで、
めだかを観察する視点を
深めることができます。
2 共同
経験を深める上で
大切になってくるのが、
共同視聴
です。
親と子が一緒になって
テレビを見ることです。
親は、
実際の経験と視聴経験を
つなげる役割をするのです。
テレビ視聴している子供が
反応したら、
反応を受け止め
共感して
聞いたり質問したりする
テレビ視聴は
親の関わりが
大切です。
3 記憶
さらに、
テレビは本に比べて
様々な感覚に訴えるので、
記憶しやすくなります。
特に
手順を示す
映像は記憶しやすくなります。
植物の生長の様子を
本で説明するより、
映像で説明したほうが
記憶しやすいのです。
内田さんは次のように言っています。
「テレビは使い方によっては
親子のコニュニケーションを
生む道具になるのです。
効果的な活用をしたいものですね。」
大賛成です!!
我が家では、最近
スポンジ・ボブが大人気。
お下品極まりない番組ですが
(でも、NHK…)
パトリックのお下品さで、
楽しくコミュニケーションを
とっています♪
私はパトリック好きです!!