【黄金の三日間シリーズ⑩】掃除指導!!5つのポイントをおさえよう♪
掃除指導のポイント5
① 明確な分担をする
② 掃除の仕方・手順を教える
③ しっかりやっている子をほめる
④ 教師も一緒にやる
⑤ だまって掃除する
① 明確な分担をする
いつ・どこで・誰が・何をするかを
はっきりさせる。
例
いつ 月曜日
どこ 教室
誰 Aさん
何 ほうき
一覧表を作成して、
掃除用具入れに掲示しておくと良い。
② 掃除の仕方・手順を教える
最初のそうじの前に、
時間を作って全員に教える。
基本は、
ほうき→ぞうきん→机運びの順。
ごみをどこに集めるかも決めておく。
また、ほうきの履き方や、
ぞうきんの絞り方などは教師が一度やってみせて、
練習させることもする。
③ しっかりやっている子をほめる
発想の転換。
掃除をしない方が当たり前と思う。
真面目に掃除をしている子は
それだけで偉い!
たくさん褒める。
一筆箋を渡して、
保護者にも褒めてもらうようにする。
ただし、
掃除をさぼっている子を
ほっておくことはしない。
駄目なものは駄目。
時にはビシッと叱ることも必要である。
ただし、ぐちぐちと長くお説教しない。
短くビシッとが良い。
④ 教師も一緒にやる
がんばっている子が見える。
ほめる点も見つかる。
子どもと同じ動線で教師も掃除をすると良い。
教師は基本的にほうきをすることが多いが
時には、
ぞうきんで床をごしごし拭くことも必要である。
何事も、率先垂範!!
⑤ だまってやる(自問清掃)
自問清掃とはまたの名を無言清掃とも言い、
掃除の時間中一切の言葉を発しない清掃方法。
この清掃の目的は
ただ教室を綺麗にすることではない。
清掃を通して
自分自身が3つの力を付けるため
(3つの玉を磨くため)
に清掃をする。
1がまん玉
がまん玉とは、
迷惑になるおしゃべりをがまんして、
時間いっぱい
一生懸命掃除をする ことで磨かれます。
2みつけ玉
みつけ玉とは、
早く掃除が終わった場合でも、
他に美しくできる所がないか見つけなが ら、
時間いっぱい掃除をすることで磨かれます。
3しんせつ玉
しんせつ玉とは、
互いに相談ができない不自由さを
カバーするために、
まわりの人の気持ちや
困っている様子を考え、
気配りをしながら働くことで磨かれます。
②の掃除の仕方・手順を教える
はYouTubeで見た方が
イメージを持ちやすいです!!
YouTubeでも公開中
【黄金の三日間シリーズ⑩】
掃除指導!!
5つのポイントをおさえよう♪
https://youtu.be/Yp9x256QNkk
先行実践・参考文献
崩壊しない学級はここが違う 中学年
TOSS横浜著 明治図書
子どもが輝く「魔法の掃除」
平田治著 三五館
魔法の掃除 13ヶ月
平田治著 三五館