ストロー現象
我が家では朝にグリーンジュースを飲む。
いろんな種類があるが、ほうれん草ベースのジュースが多い。
普通、私は食べるようにそのジュースを飲み、その後もう一度コップに水を入れてできるだけ全部の繊維を取ろうとする。
そこへ娘は、
「ストローで飲めば?」
「きれいに飲めるよ。」
昭和育ちの私にはストローは面倒。
でも、毎回その結果はご覧の通り。
朝の出来事なのでいつもそこで会話は終わる。
今は夏休み。
そこで聞いてみた。
「なんで、ストローで飲むときれいに飲めるの?」
「Surface tension, gravity and frictionじゃないの?」
いわゆる表面張力と重力、摩擦が彼女の自論。
濃度の濃いグリーンジュース。
私の飲み方だと、飲むたびに傾いたコップの中で摩擦を乗り越えた液体(?)がトロっと流れてくる。
それに対し、ストローだと表面張力が突っ張ったまま、重力に引っ張られてコップの横の繊維を引きづりおろし、その力が摩擦よりも大きいから何も残らないのではないか?というのが彼女の自論。
それが正しいかどうかよりも、そこまで考えられる娘の観察力に脱帽。
そして、やってみた。
ジュースの後の無理な水のみをしなくなった私。(笑)