兄はなぜ学校で命を落としたのか
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「兄はなぜ学校で命を落としたのか」
このタイトルで、本の出版費用のためのクラウドファンディングを行っている。
生徒指導中、校舎から飛び降りた。
まさかの突然の連絡から18年が経った。
なぜ?どうして?なにかあったのか?
ただ事実を知りたかった。
だけど、知ることはできなかった。
私だけでなく、多くの遺族が、その壁にぶつかる。
みんなが行く学校には、子どもに何かあった時、事実を明らかにし、遺族に、社会に報告し、再発防止につなげるという、当たり前のことをする仕組み、制度がない。
学校の中も、外と同じ様に、いやそれ以上に、危険は常にある。
「学校の中は治外法権。助けを呼ぶ時は学校の外に出て。」
そう言われた時は衝撃だったが、息子の死後、その現実を突きつけられた。
子どもが学校の中で命が失われること、傷つけられること。それが最大の子どもの権利の侵害だ。
出会ったご遺族がそう言っていた。
今のほとんどの学校の中に、子どもの権利はない。
この本が、学校の事後対応の制度の必要性と、校則など管理が及ぼす怖さを、子どもも、教師も、保護者も、考えるきっかけにして欲しい。
と、もう一つは、グリーフケアとしての、物語を残しておきたかった。
クラウドファンディング残り25日
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