見出し画像

【キャロットクラブ2019キャンセル募集】おすすめ馬編

こちらはキャロットクラブ2018年募集馬評価の

【キャロットクラブ2019キャンセル募集】おすすめ馬編

の記事になります。

こちらの記事の詳しい説明に関してはこちらをご覧ください。

なお、こちらのお勧め馬の記事に関しては以前キャロットクラブの募集馬評価の記事を書いた際の内容をそのまま抜粋し、最後に軽くコメントを追加したものになりますので、以前購入して下さった方は新たに購入して頂く必要はございません。お勧め馬7頭やキングカメハメハ、ディープインパクト産駒の記事を読み直して参考にして頂く事をお勧めします。

なお、他クラブにはなりますが、満口となった1頭をサンプルとして公開しておりますので、是非参考にして下さい。

※募集予定馬全馬の診断記事では御座いません。

本コンテンツの詳しい説明に関してはブログにて記事を更新しております。そちらも合わせてご確認の上、ご検討頂ければと思います。

サンプルレビュー

45 チアズメッセージの17 牝 鹿毛

父 ロードカナロア 母父 サンデーサイレンス

西 藤岡健一厩舎

生産 ノーザンファーム  4月9日生

総額 3,500万円  一口 70,000円

体高 149.5

胸囲 173.0

管囲 19.0

体重 418

兄弟にクリプトグラムなど。特別仔出しが良い牝馬ではないが、繁殖能力は決して低い訳ではなく、ハマれば大物が出てもおかしくない。

ただ、兄弟もそうであったように、とにかく体質に難がある馬が多く、脚もとが怪しいと感じる仔が良く出る事も事実ではあるので、本馬も能力以前にまずそこが大きなポイントとなるのではないだろうか。母も高齢になっているだけに体質には細心の注意を払う必要があるのは間違いないが…。

前脚

しっかりと肘離しており、肩の筋肉量も水準。胸前が特別深いタイプではないが、しっかりとバランスは取れており、現時点でこれ以上を求めるのは酷だろう。

管の細さ、そして長さ(バランス)が気になるも、繋ぎに関しては大きな問題は無し。ただし、動かした時にクッションが利いているとは言えないだけに、脚もとにかかる負担だけは少ないタイプではない。逆に言えばそれだけスピードはある。

膝は少し小さく、馬体とのバランスを考えると大きく割り引く必要はないかもしれないが、脚もとに不安があるタイプだけにここは少し減点が必要となる。球節から下が外向きで前から脚を見ると若干内に捻れるが、ほぼ垂直に脚を出せているのでここはあまり気にならない。

後脚、トモ

デンから飛端へかけてのバランスは標準。トモの大きさは馬体を考えれば十分で、これだけ胴との境目がわかれば当然悪い印象は受けない。

後ろから馬を見た時に全く脚が内に刺さっておらず、とにかく綺麗に前へ出ている点が大きなプラス材料と言え、これだけしっかりと脚を出すことが出来れば負担は軽減されるだろう。スピードが逃げない点もプラス。

可動域も十分で飛節も伸びるタイプなので、案外距離の融通は利くかもしれないが、全体的なバランスを考えるとさすがに中距離は長い印象。

頸差し

少し頭が高く頸が短い点からするとやはり持ち場は短距離になる。頭の高さは頸の太さからきており、全体的に硬さがある。

背中、馬体

背中、胴のバランスは非常に良く、少し胴が詰まり気味な点がいかにもロードカナロア産駒という感じ。小柄な馬ではあるが、身体全体を使って歩けており、動画でみるとそこまで小さい馬とは思えない。

この産駒は硬くて可動域が狭く出る事が多いが、この馬に関してはその点が全く感じられず、可動域も広く飛節や後脚もしっかりと伸びている。4月生まれなのでもう少し身体は大きくなる事が予想される。

総合評価

クッションの利きは減点材料となるが、スピードに特化したようなタイプだけに、逆にここを活かせば大きな武器となる。少し周りを気にする仕草を見せるも、気性面に関しては大きな問題はなさそう。

総合で考えれば大きく割り引くようなポイントがなく、パーツで見るとやはり管が細い馬で若干脚もとに怪しさがあるが、そもそも馬体が小さい馬なので最終的には負担はそこまで大きいものではないと判断した。

一つ上の馬との出来を比べると圧倒的にこちらに分があり、兄のクリプトグラムがキングカメハメハで成功したように、この肌にロードカナロアが合わない訳がないだろう。母が高齢馬だけに体質面への不安はあったが、本馬の動きをみる感じでは大きな影響はなさそうな点が一番のプラス材料では。

総額3,500万円 、一口70,000円と想像以上に高く設定されたが、出来を考えるとそれも納得出来る。

【キャロットクラブ2019キャンセル募集】おすすめ馬4頭評価

ここから先は

6,297字

¥ 180

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?