【月夜に抱かれて】4②
逃げ込んだBARの前で触らるれた手と口を拭いていたら店の店員が出てきた。
男に襲われかけたと話したら、周りに居ないか確認してくれた。
私はお礼を言って、ダッシュで駅の改札口に向かった。
改札の先、階段に襲ってきた男の後ろ姿が見えた。
私は急いでトイレに隠れて男が消えるのを待った。
改札の駅員さんに男が話しかけてる
服装を言って私を見かけたか確認してるようだった
「なんでそこまでされなくちゃならないの?ただすれ違っただけなのに何で?」
怒りと恐怖で、全身が震えていたのを今でも憶えている。
男は諦めたのか、改札口から離れて消えていった。
私は汚された手と顔を洗ってから、改札を通りホームへ降りようと向かった
そこで、またあの男がホームから階段を昇って私に向かってきた
続く