ICUでの看護師生活(どうやって怖い先輩と話せるようになった!?編)

私が居たICUにはこわーい先輩が5人いました。

こわーい先輩を説明すると

① 指導は的確、しかし態度と口調が怖すぎる美人
② 指導は的確、しかし口調が怖すぎる美人
③ 普通に態度と口調が怖すぎる美人
④ めっちゃ頭良くて、怒る時口が悪すぎるマッチョ
⑤ 仕事中は口が悪いけど、休憩の時は優しいお局様

かなりバラエティに富んでいます。諸先輩方にビビりすぎて新人時代普通に病みました。
仕事帰りに、「なんかいい感じに事故にあって(自分が)仕事できなくならないかな~」と考えるくらい病んでいました。希死念慮の軽いものがありました。

上司に色々訴えてみた

怖い先輩のこと含め、なんかこの病棟このままだとやばいぞ??と思うことがちょこちょこ合ったので、副師長さんやら師長さんやら看護部やらに同期全員で訴えてみました。

しかし、要約すると「なんかあなたたち辛そうだからとりあえず休む??」くらいの返事しか来なくて何も変わりませんでした・・・
末端の新人看護師の私達が看護部まで行って訴えるのは常識的ではないと今では思うのですが、当時は「病棟を良くしなきゃ!」と必死でした。

この時に、周りの人を変えるのは無理だから自分が変わらなきゃ・・・と感じました

とりあえず怖い先輩に自分から話しかけるようにしてみた

もう他人を変えるのは無理だと悟ったので、先輩に休憩中や更衣室で2人きりになった時に話しかけることにしました。(それまでは怖くて話せなかった)

なぜか怖い美人が多かった(皆様お肌綺麗すぎて、怒られるときは肌のきめの細かさを見て耐えていた程)ので、
「前からすごくお肌綺麗だなって思ってたんですけど、ファンデ何使ってますか!?」と、ごますりのような質問を全員に投げかけてみました(普通に気になってた)。

そうすると、皆様意外と詳しく教えてくれて、私が化粧品好きだったのもあり、試供品くれたり、クリスマスコフレの話ができたり、ちょっとずつ話せるようになりました。これで、なんと3人の怖い美人を攻略しました!!

お局様は、あるアイドルグループのファンということが一緒だったので、ひたすらそのお話をし続けていたら、一緒にコンサートに行けるくらいになりました。それでも普通に仕事中は最後まで怒られてたけど(笑)

難しかったのがマッチョの先輩。男性だったし、共通の話題が一つもなくて困りました・・・。この先輩はロードバイク好きだったので、当時私は興味なかったけどロードバイクのことちょっと調べてみて、話しかけて、、、ってやっているうちに先輩から話しかけてくれるようになり、なんだか話せるようになりました!(今はロードバイク買っちゃうくらいになってしまった)

なんとか2年くらいかけて先輩方と話せるようになりましたが、普通に考えたら2年かけてやっと話せるようになるってどういうこと!?ってなりますね・・・。

人間関係って大事と学んだ

あとは、やっぱり職場の人間関係は良いに越したことないなと思っていたので、看護師以外のコメディカルや医師にも割と話しかけていました。仲良くなって、飲みに行くっていうのが好きだったのもあります!


次回、ついに恐怖の2年目看護師へ・・・(心臓血管外科編)



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