れいゆ大學⑤ 《日本史》三島由紀夫VS小室圭‼︎ 全国民に告ぐ、眞子さまを祝福せよ!
「ニューヨークへ行きたいか〜!!!!!!!!」
佳子さまが踊るとき、眞子さまは恋をしていた。
れいゆ大學④ 《日本史》三島由紀夫VS小室圭‼︎ 全国民に告ぐ、眞子さまを祝福せよ!
原稿用紙16枚。3239文字。
※お二人の結婚をバッシングする大衆心理はクレイジーなので、さらにクレイジーな文藝で対抗します。
なぜ、親の元再婚相手とのお金の問題を、小室圭を責める材料に使うのか。日本人は田舎者である。血縁の話ばかりだ。
これから結婚しようとしている人に、お母さんの話をするなんて、お門違いだし、恥ずかしいことである。
小室圭に助太刀するために冥界から蘇ったのは、かつてイマジナリー世界で小室圭と激烈な戦闘を繰り広げた三島由紀夫、その人だろう。
三島由紀夫は自己愛を肥大化させた分裂症患者だが、しかし、彼には常人離れした知識とセンス、さらには少し齧った剣術がある。助っ人には申し分ない。
眞子さまの最後のご公務は、多治見のセラミックパークMINOで開催された「国際陶磁器フェスティバル美濃」の名誉総裁としてのビデオメッセージだった。
東濃に位置する多治見は、ほんとうはいちばん暑いわけではないのに、国道と土手のあいだに機械が設置されているばかりに、日本の最高気温を計測してしまう、《虚偽最高気温》の町。
多様性とか個人の時代とか言いながら、血縁の話に縛られている愚かな人間心理に、いま、真実は飛来する。たぶん。
【創造主、キリスト、渡来人、アマテラス、21世紀の皇室】
日本が朝鮮や中国から文化を貰っていることを認めたくない間違った思想の学者たちが利用してきたため、印象が悪いが、日ユ同祖論というものがある。ユダヤ人からの渡来人が日本人の祖であるというのだ。
普通に考えれば、ユダヤ人からの渡来人は、長い年月をかけて何世代にも渡り、日本まで来たわけだから、ユダヤ人が祖先なら中国人も朝鮮人も祖先のはずである。
しかし、ユダヤ教の神殿と日本の神社の形状、そして何より、古代ヘブライ語と日本語はかなり酷似しているものが多い。
そして聖書と日本神話も似ている部分が見受けられる。
昔の人は、たくさん歩いたのである。
遥か昔、日本列島にキリスト教およびユダヤ教の文化を伝えた秦氏という渡来人あり。
聖書をリビルドし、紡がれた日本神話。
アブラハムの宗教における創造主は、造化三神あるいはイザナギ・イザナミに書き換えられた。
ユダに裏切られ、ゴルゴダの丘で磔になり、洞窟の中の棺に安置され、三日後に復活したイエス。その伝説は、スサノオが暴れて世界が暗くなり、アマテラス(天照大神)が岩戸に隠れたのち、再び現れる物語になった。それは、イエス・キリスト自体を、洋の東西を問わず古代から信仰のある太陽神になぞらえていたからである。
アマテラスの5代先の子孫である初代天皇である神武天皇。
どの天皇から実在したかなど、もはやどうでもいいことだ。「使徒」と聞いて、イエスの弟子よりも「エヴァンゲリオン」を連想する現代において、歴史のどの部分がノンフィクションでフィクションかなど、最初からあったものではない。
途中、映画「かぐや姫の物語」でかぐや姫に迫る平安時代のミカド、映画「もののけ姫」でジコ坊にシシ神殺しを許可する室町時代のミカド、江戸幕府、明治維新、太平洋戦争を経て、現在の上皇明仁につらなる皇室の長い歴史が、模型のような日本列島の形而上に、善悪の関わらない光の波として巨大に放射される。
終戦になってGHQが来たとき、天皇が代替わりする話はあった。天皇のために多くの無辜の民が死んだのだから、当然だろう。
しかし、昭和天皇は三笠宮らに皇位を譲るのではなく、憲法制定後も天皇であり続けることを責任と感じ、昭和はじつに長い時代となった。
その子息である明仁が集団的自衛権を唱える安倍政権に限界の中で牽制したのち、生前譲位したのは戦後の昭和天皇の生き方に習いつつ、逆の形を示したといえる。
また、戦後、天皇家の宗教がキリスト教になるかもしれなかったという話がある。
武蔵境駅から南に下り、大沢十字路のその先に、荒川修作のつくった死なないための家、「三鷹天命反転住宅」があり、そのそばに国際基督教大学がある。
眞子さまと佳子さまが基督教大学に進学したのは、皇室にキリスト教文化が何となく存在しているからかもしれない。
ここで、最初に述べたユダヤと日本の類似点に繋がるのだった。
【VR助っ人・三島由紀夫】
一部の右翼活動家や素人ネトウヨは勘違いしている。三島由紀夫は現代の自民党政権を支持なんてしない。
彼の市ヶ谷駐屯地での演説…。あれは一種のVRである。現実世界を巻き込んで演劇をしてしまっている。だから、犠牲者が出る。
三島事件の犠牲者とは誰か。三島を神のように、キリスト的に見る層もあるが、とんでもない。重荷を背負ったのは、三島でも森田必勝でもない。楯の会の残党が起こした経団連事件の際に説得をした三島の奥さんであり、病院で三島の幻影を見続けた母親であり、三島と森田の介錯をした古賀浩靖だろう。
だいいち、三島由紀夫が恋をしていた天皇は、実在の昭和天皇ではない。白馬に乗って天空から波打ち際の岩礁に舞い降りる王子様である。それは三島の脳内にしかいない。だから、三島由紀夫と楯の会は通じあわない。
自衛官に向かって、「貴様らは武士だろう!」と檄を飛ばす三島は、台詞を喋っている役者だ。
武士の末裔の名家に生まれたのは三島自身である。彼は肥大化した自己愛と崇高な理想の中で、他者と自己が混ざってしまい、そして最期には破滅願望を発動させた。
「貴様らが守っている日本国憲法は、貴様らを否定する日本国憲法だ」…三島事件の演説の核となるこの箇所は、「平岡公威が守っている三島由紀夫は、平岡公威を否定する三島由紀夫だ」と言い換えることができる。
そのような彼が、現在、ネトウヨたちのアイコンになってしまうのは、お門違いでもあるし、理にかなってもいる。
夢見る天皇は実在の昭和天皇と別人。そんな三島だが、皇室との関わりは実際にあった。
彼は、美智子上皇后が正田美智子さんだった頃にお見合いをしている。
歌舞伎座で芝居を見てから、二人は食事をした。
ここで、不思議なメタパラドックスが生じる。
三島由紀夫が美智子さまと結婚していたら、三島由紀夫が天皇になっていたのか?!
ここで私は、「そんなわけはない!笑」みたいな常識の側からのツッコミを断固拒否する。
三島由紀夫は、武家と皇室のパラドックスを体験した人物として、小室圭さんを応援するだろう。
小室圭さんの父親は早世されているが、小室氏は武士の姓ではないだろうか。
三島のことである。平岡家に伝わるカタナを小室圭さんに渡し、宮内庁と闘うことを勧めてしまうかもしれないくらいだ。
何にせよ、眞子さまと恋をし、日本中から嫉妬によるバッシングを受け、結婚するなんて、普通の人には出来ないことだ。
【小室圭さんはその気になればすべての人を名誉毀損で提訴できるが眞子さまと気高さのためにそれをしない】
ニューヨークのエリート法律事務所の弁護士であり、元再婚相手との借金問題に悩む母親の味方をし、秋篠宮を結局は納得させ、お姫様と結婚するというのは、かなり凄いことではないだろうか。
ワイドショーのコメンテーターに何を言われようと、まったくどうでもいいし、余計なお世話である。
小室圭さんは、その気になればすべての人を名誉毀損で提訴できる。
なぜなら、彼は弁護士事務所に勤める人物だからである。
しかし、眞子さまのためにそれをしない。気高さのためにそれをしてはならない。
税金が使われるという批判があるが、それは皇室に対する敬意がない。天皇家を侮辱している。
防衛庁が購入する自衛隊の戦闘機は数十億円である。憲法で戦争放棄をしているにも関わらずだ。
そんなバッシングをするから、眞子さまが儀式をせずに嫁いでしまう。寂しい思いを、愚かな国民がさせている。
江ノ島の王子様がニューヨークの王子様になったら、自由の女神が高らかに歌い出すのは、「オーシャンゼリゼ」。
でも、相手は誰でもいいわけじゃない。
おしまい♡
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