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これからのトリミングサロンはコミュニティ形成をして「体験」を売る

前回のNoteでは犬猫の飼育頭数が逆転したことについて触れましたが、今回は少し踏み込んだ内容になっています。

https://note.mu/yuu_trimmer/n/n2620c72f8384

犬と猫の飼育頭数が逆転して、犬がどんどん減ったいま、トリミングサロンの経営は今後ますます苦しくなるのは既定路線です。

これから、犬を飼う人は金銭や時間にゆとりがある人になり、一般の人たちはコストが安い猫がペットの代表となるでしょう。

ただこの変化を呆然と眺めているだけでは破滅に近づく一方です。

そこで、トリミングサロンが生き残るために大事になるのが、トリミングサロンを中心とした「コミュニティ形成」と「体験」を売ることです。

「コミュニティ形成?なにそれ?」

まだピンと来ない方は多いかもしれませんが、これからトリミングサロンを生き残る上でコミュニティ形成と体験は必要不可欠です。


例えば、アメリカのトイザらスなどの大手小売の倒産が続いています。

これらは、アマゾンなどのネット通販に対応できずに潰れた一方、逆に小売でも伸びているのが、体験できる店舗やコミュニティを形成をしている会社です。

例えば、いまはCDが売れなくなっていますが、フェスに参加する人は増え続け、音楽は買うものから体で楽しむものに変化をしました。

物質的に豊かになった現代において、体験に価値を感じるように変化しています。

犬を飼う理由は体験するためになる

ここでいいう体験とは、ワクワクやドキドキするような体験をするようなことを指します。

犬を飼うメリット猫では味わえない価値が犬を飼うことで生まれます。
それは、散歩だったり、一緒にでかけたりする体験です。

”お金で買うことができない体験”に価値を感じるようにるでしょう。

トリミングサロンの価値は技術や接客を思い浮かべがちですが、それは今までのトリミングサロンの形です。
これからは、それらにプラスして体験できるようなものが必要です。

お金をかけてでも犬との体験を楽しむ飼い主が増えるでしょう。

これからのトリミングサロン

低価格のトリミングサロンは今後ますます厳しくなる一方、体験や付加価値を提供できるトリミングサロンは勢いは増すでしょう。

付加価値があればカット+付加価値で2万円の料金を払う人も少なくないと思います。

もちろん、飼い主さんからしたら、2万円以上の嬉しさや喜びがあるから、その金額を払うわけですが。

トリミングサロンは犬コミィにティの中心となる

普段生活をしている上で、犬コミュニティは散歩をしても少数の人としか交流ができません。

しかし、トリミングサロンは犬を飼っている人たちが集まる場の提供をしやすい環境です。

トリミングサロンは犬を飼っている人たちが集まる場としての価値は、そこでしか体験できないものを提供することです。


例えば、定期的なイベントの写真撮影会や犬の勉強会などを開くことで、店と飼い主さんの小さなコミュニティです。

この犬コミュニティを作ることで、お客さんと店の信頼関係(ブランド価値)が高くなり、店と飼い主さんは単に店としての機能ではなく、相互に保管する関係となります。

まとめ

トリミングサロンは技術を売るのではなく、体験してもらうことに注力をして、トリミングサロンを中心とした犬コミュニティを形成が必須です。

時代の変化に合わせてトリミングサロンも変化をすべきタイミングがきています。


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