NHKマイルCの直線について

本日行われたNHKマイルCの直線での出来事について感想。

まずの裁決レポート。

やはりアスコリ絡みの決裁レポートでした。
レースを見ていて下手したら大惨事になっていたかもしれない状況だっただけにやはりと言うしかないです。

しかし、この裁決レポートで理解できないのはマスクオールウィンも対象になっていることです。
アスコリはTV越しでもかなり危ないところが見えましたので分かったのですが、なぜマスクオールウィンも?

では、裁決パトロールを見てましょう。※実際の動画などはJRAさんのサイトからご自身でご確認ください。


↓左がマスクオールウィン、↓右がアスコリ

直線はキャプテンシーとマスクオールウィンが先頭で並ぶ形で入っています。キャプテンシー騎乗のデムーロ騎手は内目を走るつもりで内を確保。マスクオールウィン騎乗の岩田康成騎手はどこが一番伸びやすいか少し迷っている感じの走り方でした。


今回対象になったキャプテンシーおよびボンドガールは内目に進路を取り、マスクオールウィンはおそらくジャンタルと併せ馬にしようと思いつつジャンタル真横につけ、その真後ろにアスコリがつけた形です。


しかし、内目が伸びていたのはボンドガールの伸びを見れば明白で、岩田騎手はすぐに内に進路を取ります。この時点でキャプテンシーは下がってきており、先頭はマスクオールウィンですぐ横にジャンタルがいる状況でした。
ただ、ここで困ったことが起きます。

マスクオールウィンの真後ろに構えていたアスコリ騎乗のルメール騎手も同じことを考えて内に進路を取ります。
そして、マスクオールウィンとキャプテンシーの間を通ろうと強引に進めた結果…


キャプテンシーとボンドガールに激しくぶつかる状況になったわけです。
ルメール騎手の怠惰金はわかります。
しかし、マスクオールウィン騎乗の岩田騎手には落ち度はないはずですが、同じ金額の過怠金を科せられています。
そして一番納得いかないのは、これです。


土曜日の京都新聞杯での横山典弘騎手およびウエストナウ号への裁決レポです。
実際の写真等は割愛しますが、これが騎乗停止ありなのに、なぜ今日のルメールには騎乗停止が行かないのか。

正直将来性などを考えると、今日のNHKマイルでの出来事の方が重く裁決するべき事項だと思います。

この記事を読まれた方、今回の裁決レポについて感想ぜひお願いします。

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