オークス予想

こんばんは。
オークス予想です。

近5年で10番人気以下が馬券内に来ています。
つまり今年も来る可能性があるという事です。
現時点で10番人気以下は以下の馬たち。

10番人気:2枠3番エセルフリーダ
11番人気:7枠15番サフィラ
12番人気:5枠9番ラヴァンダ
13番人気:4枠8番ホーエリート
14番人気:8枠18番ランスオブクイーン
15番人気:3枠6番サンセットビュー
16番人気:6枠11番ヴィントシュティレ
17番人気:2枠4番パレハ
18番人気:8枠16番ショウナンマヌエラ

おそらく前後はしてもこの9頭は変わらないかと思います。
もし10番人気以下が必ず絡むと考えた場合
2頭軸から10番人気以下に全流しとかは面白いかもしれませんね。

今日のメイステークスを見ていると、持続ラップに近い印象。展開的には前半がやや遅いためスロー判定ですが、前有利な感じです。
どの騎手もそれはわかっていると思いますので、前有利とみて逃げる馬や前に行く馬が多くなる可能性があります。
逃げて成果が出ている馬はヴィントシュティレ・ショウナンマヌエラですからペースが上がり、かかる馬が多くなる可能性も…。

展開的には後ろが向く可能性はありますが、どうでしょうか。
私は展開的な予想するタイプではないのでここは割愛しましょう。

事前予想で継続的な流れがあるとお話していたかと思います。
詳しくはここから

まぁ今回は対象が大外枠18番になったわけです。※対象馬番がVMでなかったことから続き馬番で2番フィアスプライドが好走し、その影響で好走馬番が3番になる可能性があります。その場合は2枠3番エセルフリーダが対象となります。
実績的にはスターズオンアースがいますから枠的に絶対にないという事はないわけですが、その馬番に入った馬が14番人気ランスオブクイーン。
まさかの未勝利上がりの馬だという事です。
過去10年オークスでこれまで未勝利上がりの馬が出走したことはないです。おそらくずっとさかのぼってもさすがにないでしょう。

これが何を指すのか。
データで言えば即切り馬なんです。
データにないわけですから。
でもVMで痛いほど身に染みた方いますよね?
テンハッピーローズ。この馬は重賞勝ち馬ではない好走歴もない馬でした。そんな馬がまさかの圧勝です。津村騎手もG3までは優勝経験がありますが、G2以上では勝利経験がありませんでした。
異例だったわけです。

過去5年で10番人気以下が突っ込んできた馬たちもデータでは切れてしまう馬ばかりです。
2023年 ドゥーラ 重賞勝ち馬ではあるもののチューリップ賞・桜花賞と連続で二桁着順。
2022年 スタニングローズ フラワーカップからの直行。
2021年 ハギノピリナ 1勝クラスからの参戦。
2020年 ウインマイティ― 重賞初出走(もちろん好走歴なし)。
2019年 カレンブーケドール スイートピーSからの参戦。

どの馬もデータから見れば切る材料しかないです。
今回18頭立ての中、18頭しか登録がなかったことから未勝利馬も出走がかなってしまいました。
データ派の方はかなり馬券を狭く買えるようになったのではないでしょうか。
私はデータも重視しますが、流れや特性も重視するタイプなので、今回は広めに買いたいですね。

能書きはその辺にして

ではどう考えるか

です。

面白いのは未勝利馬から1頭選ぶことかなと思っています。実は未勝利上がりの馬って2頭しかいないんですよね。

そしてその内の1頭が先ほどお話した18番ランスオブクイーン。
クイーンとついた名前に負けないよう頑張ってほしいですね。

ではここからは本命サイドの馬たちを考えていきます。

1番人気:ステレンボッシュ
2番人気:チェルヴィニア
3番人気:ライトバック
4番人気:スウィープフィート
5番人気:クイーンズウォーク

ここまでが人気上位と言えるでしょう。
それぞれの個人的不安点とプラス要素を考えます。

ステレンボッシュ
不安点:戸崎騎手への乗り替わり※特にモレイラ騎手からの乗り替わり
プラス要素:テン乗りの戸崎騎手・桜花賞で示したポテンシャル・エピファネイア産駒

チェルヴィニア
不安点:本調子かどうか
プラス要素:ルメール騎手への乗り替わり

ライトバック
不安点:気性面 ※特に人気馬の中では最も外になってしまった点(観客に近いため)
プラス要素:脚質・継続騎乗・調子のよい坂井騎手

スウィープフィート
不安点:気性面・近年の武豊騎手のオークスでの成績・奇数馬番
プラス要素:継続騎乗

クイーンズウォーク
不安点:距離・内枠・馬体重
プラス要素:瞬間的加速力

私見になりますのでご注意を。

プラス要素が多いのはステレンボッシュとライトバックですね。
ステレンボッシュは戸崎騎手が不安要素であり、プラス要素でもあるとしています。
3歳牝馬の大舞台G1での乗り替わりは基本的にマイナスです。
ただ、戸崎騎手は乗り替わりで好走することが多いです。
どちらの要素が勝つのか…。
気になるのはオークスでの関東騎手成績ですね。関東開催なのに関東騎手の成績が良くないんです。
この要素も相まってスタートと気性面をクリアできれば人気馬の中ではライトバックが良いのかなと思ってしまいます。

チェルヴィニアについて
相当人気していますが、異常ではないでしょうか。
VMでフィアスプライドが好走したからやっぱりルメールってなったんでしょうか。
東京でルメール騎手に乗り替わりになるとめちゃめちゃ成績がいいのでそこについては納得なんですが、それはいい馬にルメール騎手が乗っているだけなんです。ルメールがうまいからではなく馬が良いんだと思うわけです。
そして今回の乗り替わりは実際乗り替わりではないです。
元々桜花賞もルメール騎手が騎乗する予定でしたがドバイのこともあり物理的に乗れなかっただけなので、乗り替わりかと言われると私は違うと思います。距離適性としては、同じハービンジャー産駒のナミュールが好走していますし、母はオークス好走馬のチェッキーノですから血統背景としては申し分ないです。
兄のノッキングポイントがダービー5着と言うところを見る限り、距離については問題ないのかなと思う反面、チェッキーノの兄弟姉妹が2000mを超える距離での好走歴がないというのが気になります。そして好走している距離のほとんどが1600~2000mに集約されていますから、やはりマイラーよりなのではないかと思っています。度々新馬戦が伝説のということで取り上げられますが、
1着ボンドガールはNZT2着→NHKマイル惨敗、
3着コラソンビートは桜花賞惨敗→短距離路線へ
4着マスクオールウィンは桜花賞・NHKマイルと連続2桁着順
5着アンジュグルーヴは1勝クラスを抜け出せず
6着キャットファイトは桜花賞18着
と上位陣はすべてG1級とは言えない成績になっています。

アルテミスSが非常に評価されていますが
これについても
2着サフィラはクイーンカップ惨敗から休養後オークス参戦
3着スティールブルーは3歳になってから2戦とも馬券外
4着ライトバックは桜花賞3着
5着ショウナンマヌエラはチューリップ賞・桜花賞2戦連続二桁着順
6着ラヴズコールはフェアリーSで3着があるもののリステッドで馬券外

アルテミスSのライトバックについては終始掛かったままで騎手と喧嘩しながら走っての4着ですので、桜花賞3着は納得できます。
ライトバック以外を除けば凡走の嵐。サフィラはオークスでも11番人気ですからどうでしょうか。
トータルで考えれば、そこまで強くない印象しかないです。何なら次上げていく馬たちの中にチェルヴィニアより強いと思ってしまうような馬がいます。

では中間人気の馬たちを考えます。
※ピックアップしていきます。
3枠5番コガネノソラ
8枠17番タガノエルピーダ

この2頭です。
上位人気馬に割って入れる人気馬以外となるとこの2頭でしょうか。

まずコガネノソラ
前走スイートピーSはHペースのところを上がり最速で勝ち切っています。
着差はあまりありませんがかなりレースラップが素晴らしいです。
2Fが10秒台で典型的な前傾ラップ。1000m通過は57.5秒とこの距離にしてはかなり早いです。そこから1Fだけラップが落ちますが、残りの3Fすべてで加速ラップが計測されています。
持続力と瞬発力の両方が求められたレースですね。
その中で34.1の上がり最速ですから、もしかするとこの馬が勝ち切ってもおかしくない可能性があります。さらにこの馬目下3連勝中で勢いもあります。
牝馬は格より勢いといいますのでここでもプラスかと思います。毛色がゴルシ産駒らしい芦毛でいいですね。また血統的にもユーバーレーベンに近いところがあるので注目です。

タガノエルピーダ
忘れな草賞から参戦です。過去ミッキークイーンも忘れな草から参戦し勝利しました。ミッキークイーンも重賞は未勝利ではあったもののクイーンC2着と好走していました。
タガノエルピーダはまさかの朝日杯を3着に好走しており、ミッキークイーンよりも優秀ではないかと思われます。
今話題のキズナ産駒でもありますし、母父キンカメ、母母父トニービンとオークスを走りそうな血統をしています。ただ、キングマンボ系にキズナの母父ストームキャットの関係からスピード米国系血統が強いのでもしかすると2000mが限界の可能性があります。
外枠になってしまったこともあり距離ロスを考えるとタガノエルピーダには向かい風かもしれません。
ただ、ジャンタルマンタルに0.2差まで詰め寄れていることからポテンシャルの高さは認めないといけません。
ライバル馬たちに比べて牡馬相手さらにその舞台がG1だったことを考えるとここは注意が必要です。

スイートピーSを触れたのでついでにこの馬についても触れます。
2着ニシノティアモ。
この馬はレベルの高いスイートピーSで着差なしの2着でしたが、前々走はミモザ賞でエセルフリーダに0.2差で敗れています。
つまりニシノティアモに勝った馬がオークスに2頭出てくるわけです。
こういう続き関係でもしかすると来たりする可能性はありますよね。
エセルフリーダは前走ミモザ賞ではあるものの、血統的背景が非常によく、母父ハービンジャーに加え、曾祖母がランニングヒロインという事でJC勝ち馬スクリーンヒーローの母になります。つまり東京2400への適正はあるという事です。キタサンブラック産駒はイクイノックスがJC1着ダービー2着してますし問題ないですね。
余談でした。


ではトータルで考えて印をつけていきます。
◎コガネノソラ
〇ライトバック
▲ステレンボッシュ
△タガノエルピーダ
△チェルヴィニア
☆エセルフリーダ
★ランスオブクイーン

買い方的には
◎-☆★-印 3連複 9点
☆★-印 馬連10点

合計18点で行こうかと思います。

本当はもっと点数広げたいんですがね。
次点候補…ミアネーロ、サンセットビュー、ホーエリート、ラヴァンダ、スウィープフィート

まぁここはこんな感じで。

※追記
騎手買いするとしたら
デムルメ+αが割と面白いかもしれません。
タガノエルピーダ
チェルヴィニア

コガネノソラ
エセルフリーダ
の2点を追加して合計21点で行きます。


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