ブランド物や豪華な家、高級な食べ物なんかいらないから、ただただ世界を楽しみたい。
私は現在フリーターだ。
手取り13万円で一人暮らしをしている。
月末はおろか、給料日から一週間しか経っていないのに、残高を気にしている。
少ない給料でも、心の安心材料として貯金をしている。
でも、、やっぱりこの金額では到底夢を叶えられそうにはない。
少なくとも5年はかかるだろう。
だからと言って、月々の貯金額を増やすと生活がままならなくなる。
貯金もしたいけど、人並みの生活もしたい。
わがままだろうか。
私は現在22歳。
同い年の子も、年下の子でさえもブランド物のバッグを持っている。
私は一つも持っていない。
服は半年に1回買うくらい。
コスメは年に1回買うか買わないか。
別に私は、ブランド物のバッグを持ち歩きたいわけでもないし、服を沢山買いたいわけでもない。
もちろん買える余裕があるのなら、欲しいと思うだろう。
でも私は、毎月毎月欲しいと思えるくらいの余裕もないのだ。
貯金すらも惜しいくらい、残高を気にしては私の心は沈んでいく。
でも、なぜそこまでして貯金をしてるのかと言うと、私にはどうしても叶えたい夢がある。
私はトルコのカッパドキアへ行きたい。
カッパドキアの気球が浮かぶ風景を見たい。
気球に乗りたい。
そう思ったのはいつだか忘れてしまった。
でも、なぜかそこへ行けたらもう私の人生は悔いがないと言えると思った。
私は、世界を楽しみたい。
世界へ行きたい。
今まで見たことのない景色をこの目で見て、肌で感じたい。
私の望みはそれだけ。
もちろん、今の仕事で成功したい、1番になりたいと言う思いはあるし、美味しいものを食べたい、欲しいと思ったものをなんの躊躇いもなくなんの心配もせず買えるだけのお金がほしい。
そう言う思いが全くないわけではない。
でも、せっかくこの世界に生まれて、しかも人生一度きりならば私はこんな世界にありふれているものよりも、世界に一つしかない景色を見に行きたい。
今まで見たことのない景色を見て、今まで経験したことのないことを経験して、日本から出てちがう言語や違う文化、価値観に触れる。
それこそが、私がまさに
"生きている"
そう実感できる時なのではないかと思う。
手取り13万円で一人暮らし。
給料をあげたい、どうしたらもっと稼げるんだろう、何かもう一つ掛け持ちしようかな。
そう考える日々。
時に押し潰されそうな感覚になる時もある。
"なんで、私だけ"
大学を家庭の事情で辞めざるを得なくなり後一年、というところで卒業できず、いきなりなんの準備もなく社会に放り出された。
そして、今現実にあるのは毎日"お金"に追われる日々。
でも、でも。
私はここで終わらせたくない。
だからこのnoteを始めた。
私はここで私の思いを綴るんだ。
言霊
これを信じている。
私は必ずカッパドキアへ行くんだ
私は必ず、世界の数々の、素晴らしい景色をこの目で見るんだ。
この情熱こそが生きる原動力であり私の毎日を輝かせてくれる。
夢を持つことは素晴らしいこと。
ただただ、世界を楽しみたい。
ただただ、それだけなんだ。
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