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不死鳥という生き方 | GO AHEAD -僕の描く夢- 第25回

こんにちは! Yuu(@yu_psychedelic)です。

一昨日、衝撃的なニュースが飛び込んできました。それは、伝説的なレーシングドライバー・ニキ=ラウダの急逝です。

もちろん、彼の現役時代をわたしが生で目撃したというわけではありません。以前にも触れましたが、わたしたちの世代で一番最初に目撃したモータースポーツ界のビッグ・ムーヴメントといえば、「ミハエル=シューマッハーとフェルナンド=アロンソによる世代交代」になると思います。

21世紀の始まりからずーっと続いてきたミハエルの時代に、彗星のごとく現れたニュー・スター。それがフェルナンドだったという話は以前触れた通りです。

では、わたしたちや現代のF1ファンにとって、ニキ=ラウダとはどんな存在だったのか?

それは映画「RUSH」で語られたジェームス=ハントとのタイトル争いや大火傷からの復活、そして死の直前まで勤務していたメルセデスでの最後の闘いに集約されていると思います。

ニキの生き方については、同時代のライバルでもあったジャッキー=スチュワートの「彼は三度死んだ」という言葉が最もわかりやすい表現でしょう。

そのニキ=ラウダの人生を語る上で欠かせないその象徴的な生き方「不死鳥」について今回は少し触れていきたいと考えています。

スポーツ界において、怪我からの復活、アクシデントからの復活というワードはものすごく大きなドラマになるものです。例えば、サッカーのイブラヒモヴィッチやフィギュアスケートの羽生結弦さんなど。

どんなことがあっても諦めない、何があってもまた大舞台に立ってやる。その強い意志が、観るものに感動を与え、新たなドラマを生み出すのはすでに多くの場所で語られている通りです。では、なぜ、アスリートは不屈の闘志を携え、復活を試みようとするのでしょうか?

ニキの死を耳にしてから、わたしはわたしなりにそれについて考えていました。そして、一応の答えというものをわたしは導き出しました。

それは、スポーツやその分野に対する「愛」「夢」があるからだと思います。

その分野のプロになるなら、この二つの要素はあって当たり前なのかもしれません。でも、もしその気持ちが中途半端だったとしたら、諦めようと一ミリでも思ってしまったとしたら、そのドラマは生まれなかったかもしれない。

そう考えると、どんなときでも「夢」と「愛」という要素は忘れてはならないものだと言えると考えます。

わたしは、何かに対してひたむきに頑張ろうとする人が大好きです。全力で応援したいし、力になることがあれば何でもしたい。自分でつくったり、人を引っ張ったりすることも好きですが、これからは誰かの背中を押すこともやっていきたいなあ……と思っています。

2019.05.23
Yuu

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Yuu
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