「QOL」爆上がり!を見守る世代な私
こんばんは。ゆうです。
最近、インスタとかnoteでもよく見かける「QOL」という言葉。
そして大抵の場合、その後ろには「爆上がり」とかそういう(持ち上げる)言葉がついてくる。
Quality クオリティ
Of オブ
Life ライフ
頭文字を並べて「QOL」
直訳すると「生活の質」で、いいのかな。
急に現実味を帯びますね。
そして訳してしまうと何だかちょっと嫌だなと思うのは私だけだろうか。
調べたら、ソクラテスの哲学まで遡ることがわかりそっとそのページは閉じました。
この「QOL」、WHO(世界保健機関(World Health Organization)がちゃんと定義を設けていて、それが1994年だというから驚きである。うちの子が生まれる前です。
知らなかった。
そして、いま「QOL」を盛んに叫んでんいるのは20代から30代くらいのうちの子たち世代が多い気がしています。
急に何故なのか?と思いましたが、出所はわかりませんでした。
気になることはちまちまと調べたい。
すると、概ね生活や仕事の質を上げる方法とか、そういうことを表すのに使われるみたいな?というざっくりとした答えに辿り着きました。
日常的なものであれば睡眠をしっかり取るとか、栄養を考えたご飯を食べるとか。
仕事だと、例えばExcelシートがあれば理想通りに動いてくれる関数を入れるとか。
インスタで見たいくつかの方法を取り入れてみようと考えたものの、ないのだ。
そう。目新しいものがない。
目についたことは、すでに何年も前に「やる」「やらない」の取捨選択をしたものがほとんどで、「今からこれをやってみよう!」とはならなかったのである。
そりゃそうだ。
いま「QOL」を爆上げしたい世代は、私より確実に20歳は下なのだ。
歳、とったな(実感)。
(悪知恵の数ならきっと負けない)
いらん自慢はともかくとして。
そんなことを考えていた折に、「QOL」について友人とこんな話をした。
今どきの若い世代は、情報が古い、ダサいという理由で、歳上からの情報は学ぶに値しないと考えている人が多いらしい。
ふむ!理解できる!そうだもの!
だからインフルエンサーは若いでしょ?と。
納得である。ぐうの音も出ない。
私が思うところだが、学生時代に尊敬できる先生との出会いがなかった。または社会人になって尊敬できる先輩や上司に出会えていない若い世代も多い気がする。
こんなに少子化が進んだ日本で、若い世代はとにかく貴重な戦力なのにも関わらず、大事に育てられている雰囲気は感じられない。
いつから企業は若手を大事にしなくなったのだろう。
それを言えば学校もか…?
金の卵世代より、今の若手の方がかなり貴重だと思う。企業の存続に関わるわけだから。
年上に習えない若い世代は、同世代から「これがいいよ!」という情報共有によって色々なことを学び、習い、身につけていっているのだ。
同じ世代が頑張っている。自分たちも頑張らねばと、己を奮い立たせて。
インフルエンサーの皆さん、そして、それに習い、日々頑張っている皆様、お疲れ様です。
自分に合った「QOL」を爆上げする方法をどんどん身につけていって欲しい。
きっとその方が、楽しく続けられるに違いない。
そこに、それを認め、褒める先輩と上司がいたら完璧なのに。
この中に!若い世代の「QOL」の大事さを理解して!褒めてくださる方はいらっしゃいませんか?!
いてくれください。
それにしても、書いていて大人として、社会人の先輩として情けなくなってきたな。
そうか、もう若者に教えることは何もないのか…。
少し前だが、私と同世代に「タイパ」が通じなかったことがある。
何のパーティ?って聞かれてねぇ。
バブルが弾けて何年経つと思っているのだ?
Time performance.
訳すと「時間対効果」らしい。
急に難しくなるね。
若い世代に尊敬されたいと強く思うわけではないけれど、困っているなら手持ちの悪知恵はいくらでも教えてあげたい。
前例がないなら作ればいい。
その背中を押してあげたい。
あなたのすぐそばにはいないけれども。
やりたいこと、たくさんあるよね。
それはいいこと。何より。
若いうちに「雑さ」を知り、「丁寧さ」に移行できたら素敵なことです。
しっかり質の向上になるし。
若い世代は、しっかり知恵を拾える。
そしてそれを昇華できる行動力がある。
それを見守る側になったのだなぁと実感しながら、今日も勝手に心の中で仕事帰りの若者たちに「お疲れ様!」と思うのでした。
しかし若者よ。無理はするな。
詰め込み過ぎは良くない。
消化不良になるかもしれない。
暴走モードに入る前に、まずお茶でも飲んで一服しようか。
急がず、のんびりするための「QOL」もあげてこー。
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