![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/102372861/rectangle_large_type_2_9588cbe94782feceb029383566d069aa.jpeg?width=1200)
「ビューティフル・ネーム」
りくろーおじさんのチーズケーキを貰うと嬉しい。
ステラおばさんのクッキーを貰うと嬉しい。
作り手の名前が様になっていてイメージが良いからだ。
もしこれが“田中のおばちゃんの~”とかだったら…。
どういう訳か、ありがたみに欠ける。
鉄棒で“トカチェフ”や“コバチ”の連続技なら難易度も高い。
「トカチェフ!コバチ!そして、伸身トカチェフっ!ムーンサルト!!」みたいに。
外国人の名前が様になっていてイメージが良いからだ。
もしこれが「トカチェフ!コバチ!そして、何を持ってくるか~っ!あ、山田。」とかだったら…。
どういう訳か、成功率に欠ける。(なんでやねん)
名前が与える印象って多大だ。
「どうも、ギタリストの中井です。」
まぁ普通である。
「どうも、ピアニストの長曾我部です。」
お、なんか少し期待が出来る。
「どうも、作曲家の雅阿衆院です。」
おぉ~っ、かなり説得力がある。
じゃあ、逆に肩書きの方を、名前に合うようにすれば良いんじゃないか?
「どうも、巨人で4番を打っている中井です。」
皆さん、名前負けしないように頑張りましょう。
#なごみの手帖 [ 2006年5月20日(土)HP更新 ]