私が農ある暮らしを目指しているワケ【アシタバ農家さんとの出会い】
島暮らしから1ヶ月
少しずつ慣れてきたのは覚えているけど、
食卓は毎日同じようなものばかりだった。
スーパーのお惣菜に頼れなくなってしまい、
ランチが出来るお店もほとんど無いし、
3食完全自炊になった。
そんな中、島の特産品でもあるアシタバは
唯一、自生していて、道を歩いていると普通にある。
お野菜があんまり無いな〜という時には裏庭のアシタバを収穫して天ぷらやマヨ和えにしていただく。
これがとても美味しくて家族で気に入っていたので、アシタバにはめちゃめちゃお世話になっていた。
アシタバは自生もしているけれど、
島にはアシタバ農家さんが二人だけいらっしゃった。
二人とも女性で、一人は島外から移住した女性とのことで、
農協でそのアシタバ農家さんの電話番号を確認して、電話をかけた。
「1ヶ月前にこちらに引っ越してきて、島の食材や農業について勉強したく、畑をお手伝いさせていただけるところを探していまして、、」と言うと、感じの良い話し方で
是非一度会ってお話ししましょう!
ということになった。
後日、島のメイン通りにある駄菓子屋さん兼カフェで待ち合わせてどきどきしながら向かった。
私がついてそわそわしていると
「こんにちは!」と元気の良さそうな柔らかい雰囲気の農家さんが来られた。
「はじめまして!」
話しやすく親しみやすい雰囲気の農家さんだったので、会った早々、以前のnoteに書いたような
島の印象やら思いやらを包み隠さず話してしまった。
農家さんも「うんうん、そうなのよ!」と共感してくれて話しは大盛り上がり。
「私も移住してきたから、島に来たとき同じこと感じたよ!」と、
確かに、元々島の住人だったら、
私の発言はディスってるのか?と思われかねない、、、
農家さんがそうやってあたたかく受け止めてくれたのがありがたかった。
そして島には素晴らしい食材があること、
アシタバを通して島の魅力を伝えていきたい
という農家さんの気持ちに感銘を受けた。
そして改めて
「アシタバ農園のお手伝いさせてください!」
とお願いしていた。