きっかけは、カレーでした
カレーに使える野菜ピューレが簡単に作れるものが欲しいと思っていた。
ミキサーを持っているのに使わない
我が家には「ミキサー」がある。
煮込んだばかりの熱い野菜とスープを入れれば、ピューレになる。ポタージュやビシソワーズだってそれで作れる。
でも、面倒くさいのだ。
熱いスープをこぼさないようにミキサーに入れるのも
刃がたくさんついているのを洗うのも、大きなガラス製のミキサーを乾かしておくのも。
だから、宝の持ち腐れである。
豆乳も作れるナショナルのミキサーは、購入して14年経つ。壊れることはない。
なにせ、使った回数はもしかしたら両手で足りるかもしれないぐらいなのだから。
無水カレーを作ろうとして、最初の「ピューレが簡単にできたら」という気持ちになる。
何度か作り、必死に木べらで野菜を崩すという暴挙に出てみたら、なんとも中途半端なものができた。
30分の使い方
「30分で生の野菜からトロトロのスープが作れるねん」
まじで!?
友人から「スープの力」の話を聞いた。
検索してみると、大きさは小さそうだと不安になる。
それなりに高価な家電だから、飛びつくわけにもいかない。
欲しいと思っていたという友人と共に、作り方を見せてくださる方にお願いして、地元へ来ていただく。
生のかたいカボチャや大豆をガンガン入れる。
スイッチオンで、あとはスペックの説明。
栄養素の話を聞き、ファイトケミカルスープという概念を知った。
知識はさておき、出来上がりを口に入れる。
野菜の形は何も残っていない。トロトロ。
感動ものだ。
簡単すぎないか。
これって野菜スープの野菜の組み合わせは無限。塊のまま食べるわけではないから、意外になんでも入れて良いらしい。
無水は温度が上がりすぎるからダメらしい。
とはいえ、ピューレに近いものは作れる。
食欲湧かない朝、離乳食、嚥下しにくくなっている人、
肉や魚にかける野菜ベースのソースなどなど使い道はいくらでも思いつく。
最後まで全自動だから他の料理を作っている間に出来上がるのがまた助かる。
今朝はお弁当を作りながら、
さつまいも、じゃがいも、キャベツ、エノキのスープを作った。
しまったおすすめされてた玉ねぎ入れ忘れた。
そんな感じで入れた量は適当。
コンソメ顆粒と塩胡椒で味付け。
保存はできないらしいので、出来上がりをすぐ盛り付け、残りを保存容器へ。
洗うのも簡単だ。
出し入れしていると使わなくなる可能性が高い、と踏んで「置きっぱなし」の場所を作った。
我が家の野菜消費量は多いほうだと自覚しているが、さらに増えそうだ。
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