「似合うもの」「しっくりくるもの」を選べるように。
先日、ネットニュースで「ユニセックススカート」と言う言葉を見た。
制服などで女子の制服で「スカート」「スラックス」とあるのに対して、まだまだ男子の「スカート」は少ないらしい。そこで出るのが「ユニセックススカート」と言う言葉のようだ。(調べ足りていないかもしれない)
何で女子の制服は「スラックス」で男子用のは「ユニセックススカート」なの?
と長女に聞いてみた。
「多分、女子は普段からパンツ履いてるけど、男子はそんなことなくて、慣れない人がいるから、“ユニセックス”がつくとクッションになるんやと思う」
と言うのが現役女子高生の返事だった。なるほど。まだ慣れないからか。ロングスカートはまだしも、制服の丈のスカートを男性がウイッグなど女装としてではなく履いているのは見たことがないかも。
スラックスを選んだ女子高生
それは、制服採寸の時のワンシーン。制服はスラックスがあるところがいいと言った長女。彼女が中学生の時、ネットで探した。
受験可能な地域の公立校でスラックスを発見。さらに彼女の好きなミニチュア作りに良さそうな「インテリアデザイン」絵が描ける「美術」がある。
やりたいことができて、スラックスがある、と言うのが決め手で受験校を決めた。
採寸でシャツやジャケットの後、ボトムスへ。「スカートは?」と聞かれ「要らないです」と即座に答える長女。
担当してくれたおばちゃん(親しみを込めてそう呼ばせてください)はスラックスを1本選んで渡してくれる。
後ろで手が空いた採寸のおばちゃん2人がジロジロ見ながらコソコソ話している。
まだまだ理解が進んでないのかぁと感じていました。
スラックスの裾を標準にプラスして出す長さを、担当のおばちゃんが、コソコソ組に相談する。
長さが決まって両脚合わせてもらう。
すると、おばちゃん方から
「スタイル良いから、似合うわねぇ」
と絶賛される。
娘ながら
「かっこいいな」
と思って見ていた。
スカートを履くなら絶対やってほしいこと
普段からパンツを履く女子が多い環境にあっても「制服でスラックス」が理解されないとこうことが不思議でならない。これを踏まえると、男子のスカートの理解はなかなか進みそうにないなと感じた。
私はスカートを履いている人が男性でも女性でもどうしても言いたいことがある。
「すね毛は剃っておいて!」
ムダ毛の処理は人に押し付けるものではないし、SDGsの観点から言えばしなくて良いと言う人もいるかもしれない。
本当に個人的な意見なのだが、ムダ毛が金色や銀色ではない場合は、確実に処理してある方が足が綺麗に見える。これは男子も女子も関係ない。
最終的には「自分に似合うもの」「しっくりくるもの」を選べる選択肢があればいいと思う。
明後日、久しぶりの登校。長女も私も起きれるだろうか。