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手帳とストレングスファインダー

先日、自分のストレングスファインダーを人に知られたくない時期があった、という話を書いた。

記事を書く中で、脱線してしまった内容があったので、ごっそり別記事にしようと思う。

手帳の使い方講座を始めた理由

「手帳の使い方教えて」
「なんでそんな色々やる時間あるの?時間の使い方知りたい」

と友人からお金出すから!と請われたのが最初だった。

「みんなやっていると思う」
そう言いながら始めてみると
「そんなこと考えたこともなかった」
「ずっと時間がないと思ってたけど、講座受けてみたら、なんでもできる時間があると思った」

そんな感想をもらうようになっても、正直、疑問だった。気を遣っていってくれてるのかな?とすら思っていたから、あまり大々的にアピールもしないかった。

数年して、ストレングスファインダーを受けてようやく納得したのだ。私が手帳を使ってしていることってまさしく自分の資質を伸ばしている行動だった。
だから、他の人が考えたことがなかったと言うことがあってもなにも不思議なことではないのだ、と。

手帳を使ってしていること

手帳には、過去、現在、未来がある。
と私は思っている。

【未来パート】
・未来の予定
・思いついたこと
・必要なもの
を書く

【現在パート】

・当日あったことから考えてこと、感じたことを書く→思考の整理になる

【過去パート】
未来と現在と思って書いたことは、全て過去になる。使っているだけで過去の“自分史”が勝手に出来上がっていくイメージだ。
同じようなことがあった時、過去の自分はどんな体験をして、どうクリアしてきたかがわかるようになっている。
記録があることで振り返った時点の現在の自分、あるいはその後の自分が助かるアイデアが詰まっているのだ。

まとめると、手帳にスケジュール、アイデア、考え、思いを書き、振りかえる。これがわたしが手帳に期待し、行っていることの全てだ。
そして、わたしが手帳を使ってしているのは、頭の中を取り出して、展開し、整理をすること。思考の整理だ。

ごちゃつく頭の中

頭は、ごちゃつくもの。
脳は言わずもがな、ありとあらゆるセンサーを使って集めた“情報”に対応するため、“電気信号”で身体に対し、指示を出す。
この情報処理には言語や計算もあれば、印象や感情もあり、小さな子供ほど多くの情報を得て「パターン」を学ぼうとしている。
環境が変わると、そのパターンに変化が生まれる。そんなことをずっと学習して、人は大きくなっていく。
常に何かを感じ、考えている頭の中。ごちゃついていて当たり前なのだ。だから私は、書き出す。ごちゃついている頭の中にあるものを目視する。
自分でわかっていなかった気持ちが言語化できたり、優先度が高いと思っていたできごとが、実は優先度が低いことだと気づいたりするのだ。

人に合う合わないはあるだろうが、わたしは手帳を活用することで、頭が整理され、パフォーマンスが上がり、やりたいと思ったことができるようになった。

ストレングスファインダーを知って納得した理由

私のストレングスファインダーは、1位から着想、収集心、学習欲、内省、戦咯性。

・新しいアイデアが好きで、物事を見た時、その裏にあるものや、つながりを探している。
・データやアイデアをどんどん吸収して集める。
・学ぶことが好きで、情報を素早く吸収し、探求することが苦ではないので、ずっと学んでいられる。
・1人で思考することが自然に行え、どんなことも明確に説明することができる。
・先天的に計画性があり、問題や選択肢の中から目標に合わせ、選び取ることができる。
(前述のわたしの記事よりペースト)

・新しいアイデアが好きで、物事を見た時、その裏にあるものや、つながりを探している。
→ ドラマの相関図のような頭の中。
データとデータのつながりを書き出してつながりを推測。紐付けがこんがらがらなくなる。

・データやアイデアをどんどん吸収して集める。
集めるだけだと、使えない。
書き出して整理しておくことで必要な時に思い出せる。使える。


・学ぶことが好きで、情報を素早く吸収し、探求することが苦ではないので、ずっと学んでいられる。
新しく知ったことをアウトプットすることで、深く理解する。

・1人で思考することが自然に行え、どんなことも明確に説明することができる。
思考している時間が長かなりがち。手帳に書くことでひと段落し、頭が休まる。

・先天的に計画性があり、問題や選択肢の中から目標に合わせ、選び取ることができる。
選択肢や目標を書き出し、選び取るのが好き。

手帳の使い方講座を2016年〜2020年の間行っていて「そんな使い方考えたこともなかった」と言われた全てが、自分の資質の組み合わせにピッタリ合っていた。
だから、他の人が「考えたこともなかった」としても不思議でない、と納得した。

だから、わたしがやることに意味がある、と思ったのと同時に、これを全部行わなくても意味がある、とも理解した。
おかげで、手帳の使い方で伝えたことをしていなくても、その人の「やりたい」ことができる、「ありたい」姿を目指せるだけでいい、と思えるようになった。

ストレングスファインダーが、とにかく良いものだ、とは思わない。けれど、「自分」を知りたいと思った時、有効な一つの方法であることは間違いない。

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