見出し画像

大人になるということとは?

1年前に自分のFacebookに投稿した文章なんだけど、流れないようにnoteに保存しておこうかと。

過保護のカホコを観ていると、

『「大人になる」ということとは?』っていう疑問を毎回投げかけられる。

主人公のカホコは、麦野くんに出会って、自分が「過保護」なのだ、と自覚し始めると、親から自立しようと悪戦苦闘する。1人で起きる、1人でその日何を着るか決める、駅まで送り迎えしてもらわない、お弁当を自分で作る、バイトをする。どれも当たり前のこと。大人になる上で、1人で暮らすにはこれくらいのことできるようにならないとね。

カホコは大学4年生で、周りの人(例えば麦野くん)が当たり前にできるようなことを過保護に育てられたから、できないしやったことがなくて、でも、だんだんできるようになっていく。

たぶん、これも大人になるために必要なことなんだと思う。

今度は、現実世界に目を向けてみよう。
例えば、わたし。
1人で起きられるし、その日着る服も自分で決められる、親に駅まで送り迎えはしてもらわない、バイトもしてる。
スリランカで初めての1人暮らしも経験して、カホコよりもこういった面では大人になれてるはず。

でも、現実問題、わたしって同じ年齢の人が同じ場所にいたら、その人と比べて絶対に子ども扱いされる。

なんでかな〜って考えてみる。
もちろん、わたし自身のキャラもあると思うんだけど。

「自分が思ってること、考えてること、感じてることを、躊躇なく言葉にして相手に伝える」

これができると子どもっぽく見えるのかな、って最近思います。

わたしこそ、わりと脳みそと口が直結してるタイプの人間なのと(笑)わたしの周りの環境が、こんなわたしを受け入れてくれる体制(?)耐性(?)が整っているので、言いたい放題言えてます 笑

体制が整っていないところでも、それが素の自分なので、あんまり人間としては変わらないからやっぱり、みんな耐性がついていくのかな 笑

話は戻って、
小さい子って、笑ったり怒ったり泣いたり、誰にどう思われるとか関係ないから、自分の感情晒け出せるんだけど、小学校中学年くらいになると(早いのが悲しい)、自分の感情をコントロールすることを覚え始めるのかな〜って。嫌でも「察する」「空気を読む」ってことを覚え出してしまう。

でも、カホコは温室育ちで世間知らず。
そんなこと気にせずに生きてこられた。大学4年生まで!(ある意味幸せだけど、そうじゃないことも。。。)
納得できないことがあれば表情に表れるし、ポジティブなこともネガティブなことも、たまにちょっと人のデリケートな部分にも、カホコはカホコの感じたことを相手にそのまま伝えられてる。

麦野くんに出会って、変わろうとしてるけど、22年間ずっとそうやって生きてきたから、変わろうとしてるけど、そういう、みんながいつの間にか忘れちゃっている、人として大切な部分は残っているから、ちょっとズレたことを言ってもカホコのことを誰も嫌いになれないんだな〜って。

それでもなんか少し子どもっぽく映るのは、その大切なことをカホコが実行しているから、なのかな〜、やっぱり。

さあ、わたしはいつ大人になろう!笑

#過保護のカホコ #高畑充希 #コラム #ドラマ #感想文 #ドラマレビュー

いいなと思ったら応援しよう!